はじめまして。ピカチュウ好きのシロと申します。
今回はレギュG意識のドンファンを考察しました。よろしくお願いします。
- 非公式の略称を使用します。ご了承ください
- 略称についての説明を省いているという点を除いて、初心者の方にも分かりやすいよう配慮しているつもりではありますが、至らぬ点がありましたらコメントにて教えていただけるとありがたいです。
ドンファンの概要
ドンファン | H | 90 | |
A | 120 | ||
| B | 120 | |
C | 60 | ||
D | 60 | ||
S | 50 | ||
特性 | がんじょう |
『ドンファン』とは優秀な技範囲と高い攻撃力を併せ持つ、単タイプの重火力ポケモンです。
優秀な攻撃技の一例としてはアイススピナー、じしん、じゃれつく、こうそくスピン、はたきおとす、こおりのつぶて、がんせきふうじなど、器用さと技範囲を兼ね備えたものになっています。
変化技を挙げると、ステルスロック、アンコールなど、起点作成と起点回避を両立できる性能になっています。
特性も行動保証をもつ『がんじょう』となっており、優秀な技範囲や低めの素早さとかみ合ったものになっています。
さて、伝説環境におけるこのポケモンの特徴は以下のようになっています。
現在のレギュF環境に比べると、伝説有のレギュG環境はドンファンのより輝ける環境であると言えるでしょう。
性格・努力値と調整
H165(0): 特性ががんじょうなので振る必要がない
A172(252): 高い火力によって対面性能を確保する
B140(0): 無振りでも『コライドン』のスケイルショットを超高乱数で耐える
D81(4): 特性ががんじょうなので振る必要がない。火力のないガチグマ(アカツキ)のだいちのちから+しんくうはを耐えやすくするための4振り。
S112(252+): 遅い初手ブリジュラスを抜くための最速
このポケモンは特性によって行動保証をもっており、それほど耐久を重視する必要はありません。ゆえに、努力値調整において重要な点は以下の3つに絞られます。
- 初手の連続技(スケイルショット『コライドン』等)
→無振りでも超高乱数で耐えるので問題ない
- 初手のステルスロック(『ブリジュラス』等)
→最速によって上をとれることに加えて、アンコールも覚えるため、重くならない
- 初手のアンコール持ち(『バドレックス(こくば)』等)
→技範囲が広いため、打ち勝ててしまう。
要するに耐久面には特に努力値を振る必要がないと考えられます。
問題は性格です。『いじっぱり』の場合は対面性能が高くなり、『ようき』の場合は対ブリジュラス性能が上がります。レギュGを強く意識してこそいますが、現在はレギュF環境であり、ブリジュラスの多くいる今は『ようき』が良いと考えられますので、確定欄は『ようき』にしています。
もちもの
技構成
確定技
- 『ステルスロック』
- 初手に打つ技として最も強い技です。裏の味方の伝説枠を動かしやすくする効果があります。
非確定技
- 『はたきおとす』
- 相手の持ち物を消失させる便利な技です。基本的には安定行動であり、『バドレックス(こくば)』に対しての遂行技です。
- 『こおりのつぶて』
- 先制技ですが、イバンのみとの相性が悪く使いづらいでしょう。
- 『カウンター』
- 特性との相性は良いですが、使う場面がありません。
- 『アンコール』
- 優秀な補助技です。起点回避と起点作成を両立することができますが、基本的には後攻で打つことになるため、汎用性は薄いといえそうです。
他には天候操作技もあり、『ハバタクカミ』をエースに添えての晴れ展開なども考えられます。
テラスタル
- テラスタル
- 相手にカイリューがいて、なおかつ初手にスケイルショットを選択されて、どうしても相手のしんそくを透かさなければいけないという場面に備えてのタイプになっています。『ゴチルゼル』に嵌められての負けをケアすることもできます。
※どのタイプでも構わないと考えられる
立ち回り
基本的には先発します。初手でステルスロックか攻撃技を選択し、イバンのみを消費するタイミングで任意の攻撃技かがむしゃらを選択します。ただし、アンコールを持っている可能性の少しでもあるポケモンとの対面では必ず攻撃技から入ります。
また、相手の構築が『バドレックス(こくば)』だった場合に限っては後発を選択することも強いでしょう。
与ダメージ計算
じしん
H252ムゲンダイナ → 168 ~ 200 (68.1 ~ 81.0%) 確定2発
無振ザシアン → 146 ~ 174 (87.5 ~ 104.2%) 乱数1発 : 25%
無振ハバタクカミ → 129 ~ 153 (99.3 ~ 117.7%) 乱数1発 : 93.75%
無振コライドン → 73 ~ 87 (41.8 ~ 49.8%) 確定3発
無振ミライドン → 164 ~ 194 (93.8 ~ 110.9%) 乱数1発 : 62.5%
はたきおとす
無振バドレックス(こくば) → 252 ~ 300 (144.0 ~ 171.5%) 確定1発
がんせきふうじ
H252ホウオウ → 144 ~ 172 (68.0 ~ 81.2%) 確定2発
被ダメージ計算
特化コライドンのいかさまダイススケイルショット → 112 ~ 170 (67.9 ~ 103.1%) 乱数1発 : 0.23%
相性の良いポケモン
カイリュー | レギュFにおいてはこのポケモン以上の相方はいません。削った相手をスケイルショットの起点にしたり、しんそくで縛ったりという動きをとることができます。 |
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ザシアン(王) | HP1の相手を剣舞くさわけの起点にする動きが強いです。基本的に剣舞くさわけを通した対戦で負けることはありません。 |
コライドン | 『カイリュー』と同様の理由です。ただしカイオーガがとても重たくなってしまいます。 |
以上です。指摘や気になる点がございましたらお気軽にお願いします。
HB特化『ホウオウ』はストーンエッジを確定で耐える化け物です。