わにと申します。よろしくお願いします。
以下の注意事項に必ず目を通してください。
注意事項
- 指定のない限りすべてのポケモンは理想個体を想定します
- HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをH、A、B、C、D、Sの略称で表記します
- その他わかる範囲で非公式の略称を用います
- ダメージ計算はトレーナー天国様のツールをもとに計算しています
- ご質問、ご指摘はコメントにて受け付けます
- 育成論に関係のないコメント、無益だと判断したコメントは予告なく削除します
ドデカバシ概要
伝統の序盤鳥ポケモンその七代目。
どうしてこうなった進化選手権ベスト4にはランクインしそうな強烈な見た目ですが、モデルになったオオハシという鳥はキツツキ目ということで一応筋は通っています。真珠貝から突然深海魚に分岐進化する誰かさんとは大違い
A120という高めの数値を持ちますが耐久は並み以下、素早さは60族と遅いため、種族値だけ見るとかなり動かしづらい印象です。マイナーポケモンにありがちな鈍足低耐久ですね。
反面、スキルリンクという強力な特性とそれを生かす種マシンガンやロックブラスト、何かと便利な蜻蛉返りを習得し、さらに専用技(嘴キャノン)も完備しているなど、かなり個性の強いポケモンです。USMでは熱風、叩き落とす、ダストシュートなどを習得し、地味に強化されましたね。
今回はそんなドデカバシの個性を最大限引き出すべく、専用技の嘴キャノンと後攻蜻蛉返りを生かしたチョッキドデカバシを考察したいと思います。
ドデカバシの強み
- 専用技:嘴キャノン
発動ターン中に接触攻撃をしてきた相手を火傷状態にする優先度−3、威力命中100の飛行タイプの技ですが、ちょっと仕様が複雑なのでこの場でおさらいしておきます。
- 火傷判定は技の優先度に関係なく技選択の直後から有効
- 猫騙しなどで怯んでも相手を火傷状態にできる
- 相手が身代わり状態でも接触すれば火傷状態にできる
- 発動ターンに倒されても接触すれば火傷状態にできる
- 自身が眠り、麻痺、混乱、氷状態でも火傷判定は必ず発生する
- 優先度が嘴キャノンより遅い接触技(カウンターなど)には火傷判定がない
- 嘴キャノン自体は非接触
面白いのは先制技に対しても有効であり、状態異常や怯みによる行動の可否に関わらず火傷判定がある点ですね。
相手を選びますが接触技主体のポケモンに対する安定行動となる点は非常に優秀。
環境筆頭のミミッキュをはじめ、ガルーラ、ミミロップ、ギャラドス、ハッサム、ルカリオ、ボーマンダ、クチート、メタグロスなどはメインウエポンに接触技を採用しているため発動機会は多いです。雪崩ガルは滅びるべし
相手が積み技を使って接触を回避すればこちらが一方的に削りを入れることができ、最悪こちらが瀕死になっても火傷を残すことができることは大きなポイント。
火傷が入らない炎タイプ(バシャーモやウルガモス)に対しても単純に攻撃技として刺さるのも面白いですね。
- 特性:スキルリンク
メガへラクロスやパルシェンに代表される強力特性です。連続攻撃技が必ず最大回数命中するため単純に技威力が高く、相手の身代わり展開に有効です。鈍足ポケモンは毒+身代わりや宿り木+身代わりなどの嵌め戦術に弱いためそこに対抗できることはドデカバシの大きなメリットと言えるでしょう。
この特性を持つポケモンはメガへラクロス、パルシェン系統、エテボース系統、チラチーノ系統そしてドデカバシ系統のみです。この中でドデカバシはメガへラクロスに次ぐA種族値を持ちます。
- 鈍足+蜻蛉返り
先述した通り鈍足で扱いにくいのですが、そこを逆手にとって後攻蜻蛉返りによる味方の無償降臨を狙うことができます。さらにS下降補正、S個体値19以下であればS無補正無振りカバルドンのSを下回ることができるため、厄介な欠伸ループを断ち切ることが可能です。地震無効ということもあり、環境に常に存在するカバルドンに対して有利に立ち回ることができます。
- 対ミミッキュ、ギルガルド性能
霊耐性のおかげでミミッキュやギルガルドの前で行動回数を確保しやすく、ミミッキュに対して嘴キャノンで火傷を狙えることはもちろん、技の優先度のおかげでSに関係なくギルガルドの下から攻撃できる(非接触なのでキングシールドの影響もない)ので、対面から対処しやすいという特徴を持ちます。(毒みがガルドは無理)
ミミッキュのZ技が接触技のぽかぼかフレンドタイムに移行しているのもドデカバシにとっては追い風ですね。
- ここまでのまとめ
種族値上はパッとしないドデカバシですが、(相手を選ぶものの)一線級のポケモンたちに対して一矢報いる性能があることがお分かりいただけたかと思います。
この中で私が特に注目したのは、嘴キャノンの火傷による負担軽減と後攻蜻蛉返りによる展開補助(対カバルドン展開)です。
この2つの特徴からドデカバシは物理アタッカー+カバルドンに対する切り替えし役(クッション役)として高い能力を持っていると言えます。
コンセプト
さて、先の項目で対カバルドン展開を強みとして挙げましたが、カバルドン入りの構築は、カバルカイリュー、カバマンダガルド、カバギャラツルギ、カバアーゴギャラ、カバリザ(グロス)ミミッキュ、カバハッサム、カバゲンガーなど様々な並びが存在します。
これらの並びを見ると、カバルドンと組まれているポケモンは接触技主体の物理アタッカーが多いことが分かります。これらに対しては嘴キャノンで火傷を残すことができるので、クッション役として活躍の機会は十分見込めそうですね。
しかし、メガリサードンY、アーゴヨン、メガゲンガーなどの特殊アタッカーが採用されている場合も多く、これらとドデカバシが対面してしまった場合こちらは為す術がありません。かといって不用意に引くと後続に大きな負担を掛けてしまいます。逆に攻撃を耐えることさえできれば、嘴キャノンやロックブラストで削る、蜻蛉返りで味方の無償降臨を狙うなど、クッション役として仕事の幅が広がるため、何とか行動保障を確保したいところ。
まとめると、『カバルドン入りの構築に対する汎用性をいかに確保するか』が本論の最大のコンセプトになります。
そして、このコンセプトを実現するために白羽の矢が立ったのが今回の持ち物である突撃チョッキというわけです。お前またチョッキかよ!という突っ込みはなしで!
採用理由・差別化
- 主な採用理由
- 対カバルドン展開(欠伸ループカット)
- 霊、地の一貫切り
- 火傷による物理ATの誤魔化し
- 後攻蜻蛉返りによるクッション
- 火傷するほどの熱い愛
仮想敵は、カバルドン、ミミッキュ、ギルガルド、ナットレイ、ウルガモス、バシャーモ、リザードン(主にY)、ガルーラ、ボーマンダ、ギャラドス、ルカリオ(主に物理)、ハッサム、メタグロスなど。
これら全てに打ち勝てるわけではありませんが、最悪でも削りと火傷を残すことができ、「相手からの負担を軽減しつつ味方に繋ぐ」というクッションとしての仕事を遂行できます。
- 差別化
カバルドンに対して後攻蜻蛉返りができ、霊耐性、クッション性能があるポケモンとしてタイプ:ヌルがいます。さすがに耐久値は及びませんが、火傷を撒ける、バシャーモを単機で突破できるなど、技範囲と攻撃性能で差別化は容易です。
持ち物
- 突撃チョッキ
この持ち物のおかげでC特化メガリザードンYのオーバーヒート耐えまで実現でき、返しのロックブラストで返り討ちにできます。
1発耐えるだけなら気合いの襷でも良いのですが、襷が潰れやすいカバルドン入りに対して選出することを考えると突撃チョッキに軍配が上がります。
相手がカバルドン、リザードンのどちらから展開してきても対応ができるようになるのは大きいですね。メガリザードンYに限らず多くの特殊アタッカーの前で行動保証を得ることができるため汎用性が大きく向上します。
今回は対応範囲を広げるというコンセプトのため、この持ち物を前提としていますが、物理方面に特化してゴツゴツメット等を持たせるのも面白いと思います。
特性
- スキルリンク
サブウエポンの火力が安定すること、身代わり展開に強くなることから、この特性で確定。
鋭い眼は回避系戦術ピンポイント、力ずくはまともな適応技が熱風とダストシュートくらいしかないので候補外です。
性格
勇敢
必要耐久は性格補正無しでも実現できるため、補正をかけた際の効率が一番良いAに上昇補正をかけます。さらにS無補正無振りカバルドンに対して後攻蜻蛉返りを決めるためにSに下降補正をかける必要があるので性格は勇敢で確定です。
調整
- 努力値
H252/B124/D132
- 実数値
H187/A154/B111/C95/D112(168)/S66〜58
()内はチョッキ補正込みの数値
- 調整意図
HB:A200メガリザードンXの逆鱗を最高乱数以外耐え(93.7%)
HD:C232メガリザードンYの晴れ下オーバーヒートを確定耐え(D>B)
リザードン対面でXYどちらでも行動回数を得られるよう耐久に振り分けました。
Sは無補正無振りカバルドン(67)に抜かれるために個体値19以下を推奨。最遅ギルガルドまで意識するなら個体値0を粘りましょう。
ここまで耐久に振るとA特化メガバシャーモの飛び膝蹴りやC無振りメガゲンガーのヘドロ爆弾2発+毒ダメ2回も耐えるため、対面から打ち勝つことができます。火力は無振りですが、H155B100メガバシャーモを嘴キャノンで余裕の確定1発、H167B100メガゲンガーを確定2発など最低限の火力は有しています。
技構成
- 確定技
嘴キャノン
メインウエポンでありドデカバシ最大の個性。仕様は先述した通り。
接触技主体の物理ATの火力を削ぎつつ殴れると書くと強そうに思える技。
メガバシャ―モやウルガモスへの打点にもなるため確定。特性防弾で防がれる点は注意。
H155B100メガバシャ―モ:112.2%〜 確1
H155B170メガメタグロス:16.1〜19.3 乱6
H181B120メガガルーラ:40.3〜48% 確3
H151B125ミミッキュ:46.3〜55.6% 乱2(70.7%)
H151B145ジャラランガ(非防弾)79.4〜95.3% 確2
蜻蛉返り
今回のコンセプトに直結する技。対面操作、味方の無償降臨、欠伸ループカット、化けの皮剥がしなど役立つ場面がとても多いです。
H167B100メガゲンガー5.9〜7.1% 乱14
H215B187カバルドン:10.2〜12.5% 乱8
H201B178ブラッキー:22.8〜27.8% 乱4
H167B110サザンドラ:45.5〜53.8% 乱2(35.5%)
H145B95カプ・テテフ:29.6〜35.1% 乱3(13%)
- 準確定技
ロックブラスト
サブウエポン筆頭。ボーマンダやテッカグヤの身代わりを壊すためにも必要な技であり、リザードンをはじめとした火傷しない炎タイプへの刺さりも良いためほぼ確定。
ダメージ計算は1発あたりのダメージ量です。
H201B150メガボーマンダ(威嚇込み):6.9〜8.9%
H185B143メガリザードンY:23.7〜28.1%
H153B131メガリザードンX:14.3〜18.3%
H173B124テッカグヤ:6.9〜8.6%
H177B145グライオン:6.2〜7.3%
- 選択技
種マシンガン
身代り持ちのメガギャラドスやスイクンなどに刺さる技。水地岩に役割を広げたい場合は採用価値あり。襷アシレーヌくらいなら一撃で粉砕する火力があります。仮想敵を考えると優先度は高くありませんが、命中安定なのは嬉しい。ダメージ計算は1発あたりのダメージ量です。
H175B130メガラグラージ:27.4〜34.2%
H171B129メガギャラドス(威嚇込み):9.3〜11.6%
H155B94アシレーヌ:21.9〜25.8%
H207B183スイクン:8.6〜10.6%
H185B100マンムー:16.2〜19.4%
叩き落とす
相手の持ち物確認、弱体化を狙うと同時に、被役割対象である鋼岩電に一貫する技。イカサマと不意打ちも下さい
ダメージ計算は全て持ち物補正あり(威力97)で算出。
H167B70ギルガルド(剣):95.8〜113.7% 乱1(75%)
H129B73ズガドーン:120.9%〜 確1
H191B156輝石ポリゴン2:13〜15.7% 乱7
H157B224ドヒドイデ:16.5〜19.7% 乱6
H197B126ヒードラン:22.8〜27.4% 乱4
熱風(orオーバーヒート)
鋼タイプに対する打点となる技。ギルガルド(剣)を確定で倒したいならオーバーヒート推奨。それ以外は確定数にほぼ差がないため、火傷の追加効果と3発目以降の威力差を考えて熱風がオススメ。ダメージ計算は熱風のもの。オーバーヒートは約1.4倍相当の火力になります。
H157D115メガクチート:38.2〜45.8% 確3
H177D167メガハッサム:47.4〜56.4% 乱2(71.5%)
H155D68カミツルギ:131.6%〜 確1
H181D136ナットレイ:57.4〜68.5% 確2
H172D90エアームド:45.3〜53.4% 乱2(34%)
この他、ブレイブバード、ダストシュート、爆音波などの高火力技を習得しますが、今回の型においては、明確な仮想敵が思い付かなかったので論内での言及は控えさせていただきます。色々試してお好みの構成を見つけてみてください。
被ダメージ計算
論が煩雑になるのを防ぐためダメ計の追加は基本的にしません。
記載のないものは各自計算してください。
(特殊)
C232メガリザードンYの晴れ下オーバーヒート
81.8〜96.2% 確2
C191メガゲンガーのヘドロ爆弾
31〜37.4% 乱3(84.4%)
C179アーゴヨンのZ流星群
63.1〜74.3% 確2
C167ジャラランガのブレイジングソウルビート
55〜65.7% 確2
C200眼鏡カプ・テテフのPFサイコキネシス
72.7〜86.6% 確2
C155命の珠ゲッコウガ(変幻自在)の冷凍ビーム
66.8〜79.1% 確2
C172ポリゴン2の10万ボルト
37.4〜44.9% 確3
C222ギルガルドのラスターカノン
32〜38.5% 乱3(96.3%)
(物理)
A200メガリザードンXの逆鱗
(≒A216メガボーマンダの捨て身タックル)
85〜100% 乱1(6.3%)
A194メガガルーラの猫騙し
21.3〜25.6%+4.8〜6.4%
同捨て身タックル
63.1〜75.4%+14.9〜18.1%
A207メガギャラドス(A+1)の氷の牙
72.7〜86.6% 確2
A233メガバシャ―モの飛び膝蹴り
82.3〜97.8% 確2
A197メガメタグロスの冷凍パンチ
70.5〜83.4% 確2
A156ミミッキュのZじゃれつく
80.7〜95.1% 確2
A182マンムーの氷柱針
26.7〜32%(1発あたり)
A132カバルドンの氷の牙
32〜38.5% 乱3(94.9%)
※砂ダメージ3回込み確3
このように物理特殊ともに不一致弱点程度は余裕で耐えるほどの耐久があることがわかります。
運用
カバルドン展開の構築や対面から仕事ができるポケモンが多いとき(ガルミミッキュ軸、リザグロス軸など)に選出します。
BDともにタイプ一致弱点以外なら1発は耐えるレベルの耐久を有しており、蜻蛉返りによる対面操作が可能なので上記構築に対する先発要員としてとても優秀です。ただ、高火力に対して受け出しから遂行するほどの力はないので、後発の場合はなるべく無効技読みや釣り交換などを駆使して上手く仮想敵と対面させる必要があります。
接触技主体の相手に対しては、受け出し時に1発耐えることさえできれば、次のターンに倒されても最悪火傷状態にできるので、そこから打開の糸口を見出しましょう。HPが1でも残っていれば火傷にするチャンスがあるのは非常に心強いですね。
しかし、剣の舞など1ターンでAを2段階上昇する術のある相手や積み技+回復技を持つ相手にはアドバンテージを得づらいので、無理にドデカバシ単体で処理しようとせず、ドデカバシで削ったあと味方でしっかり処理できるように選出や立ち回りを考える必要があります。
相性の良い味方
- メガメタグロス
メタグロスの弱点である霊地をドデカバシが無効にでき、ドデカバシの仮想敵であるカバルドンやギルガルド、その他炎ATをメタグロスが呼び込むため相性が良いです。ドデカバシが苦手とする岩技に対して受け出しやすい点もポイント。ドデカグロス流行れ
- カプ・テテフ
ミミッキュやギルガルドと対面した際にドデカバシが優秀な引き先になります。
テテフバック→ドデカバシ→蜻蛉返り→テテフ降臨の流れでスカーフや眼鏡のこだわりロックを解除しつつ再展開することも可能です。
- カプ・コケコ
相性補完も良く、蜻蛉ルチェンでお互いの負担を軽減しつつサイクルを形成することができます。受けに来たカバルドンやミミッキュにドデカバシを合わせることで有利な展開に持ち込めます。カプ・コケコのエレキメイカーとドデカバシの後攻蜻蛉のおかげで欠伸の起点になることはほぼありません。眼鏡型がオススメ。
- ジバコイル
ドデカバシが受けられない電岩氷の受け先として優秀。ドデカバシが対応しづらい恩返し毒毒身代わり羽休め龍の舞or毒毒のような構成のメガボーマンダやテッカグヤ等に強く穴埋めとしてとても相性が良いポケモンです。オススメは磁力デンキZ型。
- 天然ポケモン(ヌオー、ピクシー、ナマコブシ)
ドデカバシを舐め腐ってひたすら積んでくる相手に対する強力な切り替えし手段になるポケモンたち。ドデカバシは接触さえしてくれれば最悪倒されても火傷を入れることが可能なため、天然ポケモンでランク補正を無視してしまえば、難なく受け切ることが可能です。
個人的にはドデカヌオーの並びがオススメ。メガギャラドスはどうぞお帰りください
この他、耐久に不安のある高速アタッカー(フェローチェやメガゲンガーなど)や超火力を押し付けることができるポケモン(メガチャーレムなど)と相性が良いです。
あとがたり
ここまでご覧いただき誠にありがとうございました!
実はこの型はUSM発売前(2017年10月頃)にはすでに考えていた型で、当時育成論を書こうとしたのですが、上手くドデカバシの強みを表現することができず、途中で断念していました。ですが今回なんとか最後まで書き上げることができました。やっぱりマイナーポケモンの考察は難しいですね。
そんなチョッキドデカバシですが、いかがだったでしょうか。序盤鳥ポケモンの中でもかなり癖の強いポケモンですが、その分とても面白いポケモンだと思います。
この育成論を通してドデカバシに少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。