はじめに
本論で3回目の投稿となります、ゴロリーです。今回はバトンバシャーモの育成論を考察していきます。この育成論においていくつかの注意点があります。
- この育成論ではHABCDSの略語を使用します。
- 特性による上方修正に加え、努力値を極振りにした状態を本論では特化とします。
- 個体値は指定がない限りお互いに31であるとします。
- 不備な点がございましたら、コメント欄での指摘をお願いします。なお、育成論と関係ないことや暴言などのコメントはお断りさせていただきます。
このポケモンの役割
まず剣舞を積み、相手からの攻撃を受けて襷で耐えます。(このとき相手が交代してきて、まだ襷が残ってる場合もう一度剣舞を積む。)その後守るを選択して攻撃と素早さを二段階ずつ上げた形にします。そして、格闘タイプの技が通る相手にはきしかいせいで倒します。バシャーモバシャーモでは対応できない場合はバトンタッチで後続を無双させます。
採用理由
攻撃と素早さを最低でも二段階ずつ上昇させることができ、HP1の時のきしかいせいは威力200ととびひざげりより火力が出ます。また、バシャーモで対応できない相手はバトンタッチで後続の物理アタッカーに繋げることができます。
テッカニンテッカニンとの差別化
- バシャーモのほうが強い点
・自身でテッカニンより圧倒的に火力が出せる。
例として無振りガブリアスガブリアスへの↑2特化テッカニンのシザークロスと↑2特化バシャーモのきしかいせいを比べてみましょう。
テッカニン 67.2%〜79.2%確定2発
バシャーモ 202.1%〜238.2%確定1発
このように圧倒的な火力の違いがあります。
因みに例としてガブリアスを上げましたが、実際に残りHP1のガブリアスにきしかいせいを撃つと鮫肌で死ぬので注意してください。
- バシャーモのほうが弱い点
・バシャーモだともとの素早さが低いため素早さ二段階上昇でも最速スカーフラティオスラティオスなどのスカーフ持ちや雨下最速メガラグラージメガラグラージなど、素早さで負けてしまう場合がある。
以上がバシャーモとテッカニンの比較になります。
仮想敵
ヒードランヒードランやポリゴン2ポリゴン2など格闘タイプを弱点に持つポケモンはもちろん、メガリザードンXメガリザードンXなど等倍のポケモンでも一撃で倒せます。
個体値
個体値は攻撃を受け襷で耐える前提でいるため、きしかいせいの威力を上げるためにもHBDの個体値は0が望ましいです。
努力値・性格
- きしかいせいの火力を上げるため、残りHPを1にするためにも性格は寂しがりです。S補正の性格もありですが、その場合バシャーモ自身の火力が落ちてしまいます。本論ではバトンタッチだけでなく、バシャーモ自身もアタッカーとして活躍できることを重視するため、寂しがりとしています。
- 努力値は素早さと攻撃を最大限にするためにASぶっぱです。
技構成
・確定技
- バトンタッチ この育成論を考察するにおいて欠かせません。
- まもる かそくで素早さを確実にあげるために必要です。
- 剣の舞 攻撃を上昇させるため。
- きしかいせい 攻撃技。襷との相性が良い。
苦手な相手
- ガブリアスの鮫肌やナットレイナットレイのてつのトゲ、ゴツメ持ちなど
HP1の際、死んでしまいます。バトンタッチで後続に任せましょう。
- ドヒドイデドヒドイデなどによる毒
少しずつHPが削られるため、きしかいせいの火力も出せず、襷も潰される。
- カバルドンカバルドンやバンギラスバンギラスのすなおこしやキュウコンキュウコン(アローラ)等のゆきふらし。
襷が潰される。
- ステルスロック
先発に出しましょう。
- ねこだましやその他の先制技
襷が潰されたり、HP1の時にやられたり。
- ほえるやふきとばし
あくびはバトンタッチで繋げば大丈夫
相性のよい味方
- カイリューカイリュー マルチスケイルでバトン繋ぎしたときに大体の攻撃を一回耐える。飛行Zで飛ばせ!
- パルシェンパルシェン からを破らなくていいんだ!
- ミミッキュミミッキュ バケの皮の身代わりがある。霊・妖の技をどっちも半減以下で受けられるポケモンは全ポケモンでシシコとカエンジシの2体しかいない。誰もミミッキュを止められない!
ダメ計(襷で耐える前提のため、与ダメのみ)
・きしかいせい(全てA↑2最大火力時)
- ずぶといHB252輝石ポリゴン2→190.6%〜225%
- ずぶといHB252ヒードラン→248.4%〜293.9%
- HB252メガリザードンX→141.6%〜167%
- H252メガメタグロス→133.6%〜157.7%
- 無振りメガボーマンダ→82.9%〜98.2%
- 無振りカプ・テテフ→77.2%〜91%