どうも。前回までの型の紹介時に自己紹介が長いという指摘を受けたので割愛します。
前置き
- 種族値、努力値、個体値の表記はそれぞれ以下のように略した形式で表記します。
HP→H 攻撃→A 防御→B 特攻→C 特防→D 素早さ→S
- 仮想敵の個体値は全て31であるものとしてダメージ計算をします。
- Sに性格補正をかけ、努力値を252振ったものを最速、補正をかけずに努力値を252振ったものを準速と表記します。
- 持ち物の名称を省略することがあります。
- ダメージ計算はトレーナー天国さんのツールを使用しました。
ザングース<いつもお世話になっております
ザングースとは
ハブネークの宿敵。第三世代出身でタイプはノーマル単体。種族値はA115という決して低くはない種族値を持ちながらも素早さインフレに置いていかれたかわいそうな猫干支のデジャヴです。特性が根性と似たような性能だが圧倒的に根性の劣化であるため注目されていません。
ザングース<俺は猫じゃない。ネコイタチだ。
強み
特性である毒暴走によって毒状態の時物理技の威力が1.5倍、からげんきを使用する場合はその威力70(元の威力)×2(毒補正)×1.5(タイプ一致)×1.5(特性)=315という恐ろしい数値を叩き出せます。さらに他の技にも特性の補正がかかるため他の技も強化されています。
運用
ダブルバトル前提です。
簡潔にまとめると
- 相方に毒を撃ってもらう
- 実質ノーターン竜舞(毒暴走A↑+スカーフS↑)
- 無双
という流れになっています。ダブルバトルなので相方がザングースにどくどくを撃つことも容易です。
拘りスカーフとのシナジーとしては、ダブルバトルなので拘っていても起点にされることは少なく、拘り解除のためにひっこめると毒のダメージ量が減るということが挙げられます。
性格、努力値、特性、持ちもの、技
性格、努力値
性格は意地っ張りor陽気です。どっちにするのかによって抜き範囲は変わってきます。
本論ではザングースの性格が「いじっぱり」であることを前提に執筆しているのでダメージ計算等もいじっぱりで行っています。
陽気最速の実数値...234
意地準速の実数値...213
努力値に関してはAS252を確定とします。抜き範囲を広げるためです。残りはどこに振ろうがあまり乱数が変動することはないのでとりあえずHに振っておきましょう。またポリゴン2などのDL対策としてDに振るのも手でしょう。
特性、持ち物
コンセプト上特性はどくぼうそう、持ち物はこだわりスカーフで確定です。
技
上から優先度の高い順番です。
からげんき
こいつのノーマル最高打点。実質威力315のばけもの。コンセプト上確定。
インファイト
格闘タイプ最強の使い勝手であると筆者が思っている技。ノーマル半減勢に有効。確定枠。
シャドークロー
ノーマル、格闘無効勢(=ゴーストタイプ)への打点。選択枠。
いわなだれ
スカーフやダブルバトルに相性のいい技。あると便利。選択枠。
冷凍パンチ
4倍ピンポ。マンダやランドロスをからげんきでは落とせないので。ちなみに4倍なら確一とれます。
ザングース<とんぼがえりが欲しい
長所と短所
- 長所
ダブルバトルなので拘りアイテムを持たせていても相手のどちらかには攻撃が通ることが多い
拘りの解除のために手持ちに下げると毒のダメージが減る。
- 短所
短命
差別化
- リングマ
確かにリングマのほうが耐久力決定力共に上回ってはいますが、素早さではザングースが上回っている以上明確に差別化ができています。下手すりゃ(ry
- その他のこんじょうアタッカー
Sが90以上ある他のこんじょう持ちはラッタとオオスバメしかいませんが、ラッタはめちゃくちゃ種族値が低い。さらに技範囲が死ぬほど狭い。 オオスバメは特殊アタッカー寄り。
相性のいい味方
- エルフーンエルフーン
毒を先制で撃てるし追い風もできる。ザングースの弱点の格闘、ノーマル半減の岩に対する圧力。
- ウルガモスウルガモス
いかりのこながつおい。格闘半減で格闘技の対象を自分に向けられる。また特性で物理型の相手ポケを機能停止できる。ウッヒョォ!
- テテフカプ・テテフ
耐久がめちゃくちゃ低いので毒ダメ+先制で縛られがち。サイコフィールドは先制技無効。これで安心だね!
エルフーンいるなら...
なぜ追い風×毒毒玉にしないのか?
→簡単です。ターン制限がスカーフ型にはないからです。
ダメージ計算
与ダメージ
からげんき(毒)
無振りギャラドス威嚇込 85.2%〜101.1%
H4カプコケコ 141.7%〜167.1%
H4カプテテフ 156.1%〜183.5%
↑補正HB252カプブルル 66.6%〜79.6%
↑補正HB252カプレヒレ 66.6%〜79.6%
H252ガオガエン威嚇込 65.3%〜77.2%
無振りメガリザY 143.7%〜170.5%
無振りメガリザX 108.4%〜128.1%
↑補正HB252クレセリア 50.6%〜59.9%
↑補正HB252メガフシギバナ 60.9%〜72.1%
↑補正HB252ドヒドイデ 61.7%〜73.2%
↑補正H244B252輝石ポリゴン2 48.6%〜58.1%
↑補正HB252スイクン 57%〜68.1%
↑補正HB252カバルドン 54.4%〜64.1%
H252B4ウォッシュロトム 107.6%〜128%
インファイト
B4メガルカリオ 155.8%〜184.8%
↑補正HB252カビゴン 72.6%〜86.1%
H252ヒードラン 100%〜118.1%
H4ドリュウズ 166.6%〜196.7%
H252B4ハードロックドサイドン 55.4%〜65.3%
シャドークロー
H252ギルガルド 51.4%〜61%
無振りメガゲンガー 108.1%〜127.4%
無振りミミッキュ(皮剥き後) 112.3%〜132.3%
ほのおのパンチ
↑補正HB252ナットレイ 86.1%〜101.6%
H252B4メガハッサム 99.4%〜117.5%
↑補正HB252テッカグヤ 45%〜53.9%
H4メガメタグロス 58.9%〜70.5%
被ダメージ
紙耐久なので普通の技は大体確一とられているので先制技のダメージのみとなっています。
↑補正A252マンムーのこおりのつぶて 38.9%〜46.3%
↑補正A252パルシェンのこおりのつぶて 61%〜72.4%
A252メガルカリオのバレットパンチ 99.3%〜118.1%
↑補正A252メガクチートのふいうち 138.2%〜163%
A252メガミミロップのねこだまし 71.1%〜84.5%
以上で今回の論を終了とさせていただきます。なにか不足しているもの、不明瞭な点がありましたらぜひコメントでご指摘お願いします。