- HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さをそれぞれH・A・B・C・D・Sと略します。
- ダメージ計算の相手側の個体値は全て31(理想個体)とし、記述がない場合は性格による補正をかけてないものとする。
- 非公式の用語を使用することがあります。分からなかった場合はコメントをもらえれば説明します。
さいしょに
ポケモン徹底攻略では初投稿となります。
読みにくい部分や言葉足らずな部分等ありましたら、コメントで教えてもらえるとありがたいです。
霊獣ランドロスというポケモンについて
霊獣ランドロスといえば、特性威嚇と優秀な耐性による繰り出し性能+蜻蛉返りを生かしたサイクル戦を仕掛けるポケモンというイメージが非常に強いです。
中には先発で出してステルスロックをまくための型もいますが、一般的なランドロスの全てに共通する点が1つあります。
それは「火力が種族値任せになりがち」なところです。
つまり、地震2発で倒せないポケモン(カバルドン、スイクン、レヒレなど)や岩弱点ではない浮いてるポケモン(テッカグヤ、ランドロスなど)で必ず止まってしまったり、地震1発で落とせず高火力技で返り討ちにしてくるポケモン(アシレーヌ、テテフなど)と対峙してしまうと不利になってしまいます。
そこで、その辺りのポケモンに対して大きく不利にならず、自ら殴り合えるランドロスを考えてみました。
努力値、およびジメンZである理由
努力値配分は耐久に厚く振っていて、Dを削ってSに回したチョッキ霊獣ランドロスのような配分になります。
Aにあまり努力値を振ってないですが、これでも陽気A252振りのガブリアスよりA実数値は高いです。A種族値145の賜物です。
霊獣ランドロスは
・素早さが中途半端であること
・威嚇のおかげで物理耐久はある程度保証されてること
この2つのことから、努力値を特殊耐久に厚く振ることで弱点をつかれない限り、1撃で落とされることはまずなくなります。
当然、耐久に多く割いたため攻撃や素早さに努力値をあまり割けません。
素早さはともかく、攻撃を削ってしまうとアタッカーしての能力が大きく下がってしまいます。最大火力が威力100の地震であるランドロスでも、大した火力は期待できないでしょう。
そこで、サンムーンで初登場したZを持たせます。
メイン技である威力100の地震も、Z技になれば威力180の高火力技に化けるので半端な耐久のポケモン(アシレーヌやテテフ)などはHB振りじゃない限り1発で落とせます。
また、岩石封じ→地震Zの流れでガブリアスを倒すことができるため、より多くの相手にタイマンで殴り勝つことができます。
剣の舞を採用した理由
ですが、これだと高耐久ポケモン(カバルドンやスイクン)を繰り出されるだけで簡単に対処されてしまいます。
そこで剣の舞を採用しました。
コケコやバシャーモといったランドロスに弱いポケモンが逃げそうな場面で剣の舞をすることで、受けにきたポケモンをA2段階上昇の地震Zで突破することが可能です。
ちなみに、C無振りスイクンのこごえる風+熱湯はいい乱数で耐えられるので、物理受けのスイクンを対面から強行突破することも不可能ではないです。(かなり無茶はしますが。Cに多く振っているスイクンには普通に殴り負けます。)
重力を採用した理由
当然、これだけでは岩弱点ではない浮いてるポケモン(テッカグヤやエアームドなど)で詰んでしまうことに変わりはないです。
そこで、地面の一貫性を作ることのできる重力を採用します。
重力状態では全てのポケモンに地震が当たるようになります。
飛行+地面抜群のタイプのポケモンは、重力などで地面技が当たるようになると効果抜群で受けるため、テッカグヤやエアームドでランドロスを止めることができなくなります。
また、剣舞とジメンZの圧力のおかげで相手の安易な時間稼ぎを許さないので、重力ターンを残したまま倒されることができます。
つまり、こちらの控えに重力の恩恵を受けるポケモン(催眠メガゲンガー)などがいれば、残った重力を使って相手に大きな圧力をかけることも可能です。
素早さにある程度努力値を振っているのは重力のためでもあり、ここまで振ることで岩石封じを入れた後のメガボーマンダを抜くことが可能です。
メガボーマンダに倒される散り際に重力を展開し、後続で暴れることも可能です。
使い方
タイマン性能の高さから、先発でホイッと投げて相手に負荷をかけるのが主な使い方です。
耐久に振ってるおかげで受け出しも不可能ではないので、場合によっては裏に控えて受け出したりもできます。
ただし、ゴツメ持ちやチョッキ持ちに比べて耐久が低くスカーフ持ちのように上から殴れるわけではないので、他の型のランドロスに比べると受け出し性能はかなり低いです。できるだけタイマンで殴り合うようにさせましょう。
欠点
もちろん、欠点もいくつかあります。
- 上でも記したように、受け出しの性能はランドロスのわりに低い。
- ゲッコウガ、ギャラドス、パルシェン、マンムーなどには結局何もできない。
- 下手に重力を展開すると、相手に催眠メガゲンガーがいた場合相手を強化してしまう。
これらは主な欠点であり、他にもいくつか欠点はありますが省略します。
ダメージ計算
- 与ダメ
【地震Z】
B4振りガブリアス
166〜196 (90.7%〜107.1%)
※岩石封じ+地震Zで確定
H4振りメガガルーラ
160〜189 (88.3%〜104.4%)
※25%の乱数1発
H156B100振りアシレーヌ(C252振りして残りをHBに振り分け)
178〜211 (101.7%〜120.5%)
H252B140振りアシレーヌ(補正ありA252メガボーマンダの捨て身耐え調整)
171〜202 (91.4%〜108%)
※50%の乱数1発
補正ありH252B252振りテッカグヤ(重力下)
228〜270 (111.7%〜132.3%)
【A2段階上昇の地震Z】
補正ありH252B252カバルドン
205〜243 (95.3%〜113%)
※75%の乱数1発
補正ありH252B252スイクン
210〜247 (101.4%〜119.3%)
補正ありH252B252ナットレイ
190〜225 (104.9%〜124.3%)
- 被ダメ
※威嚇を含むダメージの場合、威嚇込みと記載します。
【物理方面】
補正ありA252振りガブリアスの逆鱗(威嚇込み)
82〜97 (43.3%〜51.3%)
※6.3%の乱数2発
【特殊方面】
補正ありC252振りテテフのサイコキネシス(フィールド込み)
130〜154 (68.7%〜81.4%)
C無振りスイクンの凍える風
80〜96 (42.3%〜50.7%)
同条件の熱湯
86〜104 (45.5%〜55%)
※凍える風+熱湯を30%くらいの乱数で耐えられる
C252振りメガリザードンYのめざめるパワー氷
164〜196 (86.7%〜103.7%)
※18.8%の乱数1発
同条件の大文字(晴れ込み)
169〜199 (89.4%〜105.2%)
※37.5%の乱数1発。オーバーヒートは耐えません。
C252振り眼鏡コケコのマジカルシャイン
85〜102 (44.9%〜53.9%)
※37.5%の乱数2発
さいごに
ここまで見ていただきありがとうございました。
慣れてないので読みにくい部分もあったかと思います。そういう点がありましたらコメントで指摘してもらえると嬉しいです。