初投稿です。
はじめに
汎用性0のネタポケではないですが、パワーがないため択が多くになったり、相手の不意を突くようなプレイングが要求されます。非初心者向けです。S2投稿のためエースバーンなどのほのおタイプに関する考察、不快に感じる方もいるためTODに関する考察は記載していません。あらかじめご了承ください。
採用理由
ドラゴン環境なのに戦えるフェアリータイプが少ないと思い、育成してみました。
役割
主な役割は、デバフ・ヒーラー・起点づくりです。役割対象は基本このポケモンより遅いポケモンです。
持ち物
- だっしゅつボタン
上からあくびやねがいごとできることを活かせます。またあくびループに対して、下からボルトチェンジで交代をしようとするのも防げます。まもる採用との比較であくび/まもるの択がなくなり、技スペースを1つ空けられます。とにかく相手の起点にはならないようにするため、ダッシュツボタンを採用しています。
特性
- こんがりボディ
このポケモンは数値で受けるのではなく、タイプを使ってやりくりしたいのでほのお技を無効にできるこんがりボディを採用しました。環境にいるほのおタイプは少ないですが、ドラゴンタイプのサブウェポンやおにびなど極端にほのお技を使うポケモンがいないわけではないです。
補助技が多いのでアロマベールもいいですが、この型の場合は汎用性が狭まり選出しにくくなります。アーマーガアのちょうはつには強いですが、現在アーマーガアは、受パ以外で採用されることが少ない気がします。そしてこのポケモンを受パに選出することはないです。
性格・努力値
- 臆病 実数値:164-x-136-70-100-161
役割対象をなるべく広げるために最速です。
耐久確保・回復量の増加ができるH252です。
- わんぱくHBアロマベールとの比較
構成は、ねがいごと/ほえるorあくび/まもる/自由技/@たべのこし/とします。
HB型のデメリットとして
- イカサマやスリップダメージを稼げて相手に負担をかける技を覚えません。だから相手の起点になりやりやすく、状態異常になると逆に突破されます。
- 積み技をケアしたほえるで特殊ポケモンが来ると大きな負担がかかります。
- あくびループに関して、まもる/ボルチェン択に負けると耐久おばけではないので痛いです。また単純にすばやさが速いので、あくびは相性が微妙です。
HS型は、2.3に関しては完全に克服しています。1に関しても起点にはなりづらく、状態異常になってもねむり以外ならそこまで問題になりません。HB型と比較したデメリットとして自身よりはやいポケモンへの耐久が劣ること。ほえるとの相性がよくないため相手のみがわりに耐性がないこと。ドオーやブラッキーのように相手を詰ませることがHB型より難しいことです。耐久と起点という役割が違いますが、HB型も優秀なため記載しておきます。
テラスタル
こだわりガブリアスなどに強いひこうです。無効タイプを作れるテラスタルが理想です。他候補にはノーマルテラスタルでラウドボーンを完封できます。しかし起点づくりポケモンなのでテラスタルを切ることは少ないと考えています。
技構成
バークアウト
サーフゴーに型次第で一矢報いることができます。相手のみがわりが場に残って突破される恐れがあります。
あまえる
上から使えば、かなりの物理耐久を確保できます。
あくび
対策がされていると択が生まれますが、裏のポケモンが見える情報アドバンテージは大きいです。また前述のとおり蜻ボルチェンをはめられます。デバフだっしゅつボタンで作れるのは、相手が交代に使う1ターンだけですが、状態異常は一体機能停止にすることができます。
ねがいごと
だっしゅつボタンで交代した先のポケモンが積み技を使う、強引に1体突破しつつ回復する、じゃくてんほけんを発動させる、などの用途で使います。
- 候補技
つぶらなひとみ
先制技なので見れる範囲は広がります。しかし物理積みポケモンはラムのみを持っていることも多いため、あくびとのシナジーを考えると、甘えるの方が優秀です。
立ち回り例
うまくだっしゅつ出来たら、後続としてドラゴンタイプに2タイプ無効の圧をかけます。こだわっているサーフゴーサザンドラなどがはがね技で無償突破してきたら、後ろのポケモンでほのお、みず、はがねテラスタル等を切って積み技をします。 ラウドボーンのおにび等を読んで交代します。
差別化
同じようなことができるポケモンとしてウインディとサンダースがあげられます。
まずウインディとの違いについて、ウインディは起点づくりというより、受けつつ相手を削ることが仕事です。ウインディにだっしゅつボタンを持たせた場合でもほのおとフェアリーでは、こだわっているドラゴンに対してかける圧が違います。
サンダースもねがいごととあくびを覚えますが、耐久力やタイプだけでも十分に差があると思います。エーフィでは、ハチマキとんぼ返りが痛いです。
バトンタッチについて
1ターンしか作れないデバフボタンより、バトンタッチの方が強いという考えもあると思います。そこに対しての意見ですが、
- バトン要因ならもっと優秀な奴がいる。
- バトンだとばれると後続としての圧が物足りなくなる。(残りの技を隠せない)
- まともな積み技を覚えない。
といったことがあげられます。正しいかは知りません。
注意点
攻撃技がバークアウトなので、相手の身代わりに対してみ無力です。連続技持ちや特性すりぬけのポケモンなどで対応する必要があります。
例外として身代わり持ちがほのお技ワンウェポンのラウドボーンウルガモスならどっか行ってくれます。 みがわりであくびに対処しそうなパーティには選出できません。
いきなり先制技が来ると狂います。先制技の威力がインフレしてるのが悪いです。
スカーフサーフゴーがラスターカノンの場合は、2対3で戦うことになります。
バークアウトしてもサーフゴーのゴールドラッシュは耐えません。
いのちのたまサザンドラもきついです。
型読みやプレイングが大事です。適当に選出して活躍できるようなポケモンではないです。
被ダメージ計算
A182ハチマキガブリアス / じしん
114 ~ 135 (69.6 ~ 82.4%) 確定2発
C177メガネサザンドラ / あくのはどう
60 ~ 71 (36.6 ~ 43.3%) 確定3発
A142いのちのたまミミッキュ/じゃれつく
70 ~ 83 (42.6 ~ 50.6%) 乱数2発 (3.5%)
c130ラウドボーン/ シャドーボール
58 ~ 70 (35.4 ~ 42.7%) 確定3発
A205ドドゲザン/アイアンヘッド
138 ~ 164 (84.1 ~ 100%) 乱数1発 (6.3%)
c200アナライズジバコイル/ボルトチェンジ
103 ~ 123 (62.8 ~ 75%) 確定2発
c177メガネサザンドラ/ラスターカノン
160 ~ 190 (97.5 ~ 115.8%) 乱数1発 (87.5%)
苦手なポケモン
素早さが勝っていれば基本有利ですが、ダメそうなのはジバコイル、数的有利でないときのキョジオーンです。いきなり先制技×ハチマキで攻撃されるとギミックが失敗します。
相性の良い味方・構築例
ガブリアスより遅いドラゴンタイプを活躍させることができます。基本積み技があるポケモンなら活躍できます。ねがいごとと相性がいいのは高耐久のじゃくてんほけん枠として耐久に努力値を振っているオリーヴァやバンギラスです。カバルドンやドオーは、基本まもるを採用しないので、とんぼがえり読みの交換でねむけ状態のポケモンを眠らせることができます。
天然に強い積みポケモンとして、特性かたやぶりの積みポケモンや
陽気ASゴツメギャラドス
ちょうはつ/りゅうのまい/たきのぼり/フェアリーテラバースト
などがおすすめです。
最後に
なんか犬っぽいなあ?特性も淫夢臭くて野獣を感じます。名前はゲーフリらしくないし、タマゴグループには何故か鉱物がある。よくわからんポケモンです。