どうも!ドリーマーと申します。
初めて育成論を投稿させていただきます。
自分はルカリオルカリオが好きで、ランクマッチ(シリーズ2:パラドックス解禁環境)で使ってて最強だった個体を紹介していきます。
※以下、HABCDSの略称を使わせていただきます。
コンセプトと役割
「H70-A110-B70-C115-D70-S90:合計525」
という種族値からもわかる通り、ルカリオは攻撃と特攻が高いです。
しかし、対戦環境や実数値効率の都合上、攻撃と特攻の高さを同時に生かすいわゆる両刀型で使われることはほとんどありません。
今回はその種族値を最大限生かしつつ、どんな相手にも選出できる両刀型のルカリオを紹介します。
役割としては、パーティ内に1匹は欲しいきあいのタスキ枠です。
きあいのタスキを持たせることで、基本的にはどんな攻撃も一発は耐えれるようになります。
それに加え、ルカリオの広い技範囲と優秀な先制技で無理やり対面性能(1対1で相手のポケモンを倒せる能力)を上げて、</u>先発に出しての様子見もしくは後発から出して詰めの動きをする</u>のがこのポケモンの役割になります。
持ち物
対面性能を上げれる「きあいのタスキ」一択です。
特性
相手の特性いかくでルカリオの攻撃力を下げられないための「せいしんりょく」です。
環境次第では「せいぎのこころ」での採用もおもしろいと思います。
性格・努力値振りと調整意図
性格:うっかりや(C↑D↓)
努力値:A244-C236-S28
実数値:145-161-90-181-81-114(理想個体)
・素早さ→準速50族抜き抜き
ドドゲザンドドゲザンや、そこら辺意識で素早さ調整をしてるポケモンを抜くための調整(耐久振りカイリューカイリューや、水や炎ロトムなども抜けるようになります)
・残りを採用してる技のダメージ効率がいいように攻撃と特攻に振り分け(ほぼぶっぱ)
いろいろ計算した結果、C236振りでもC252振りと同じダメージ出せることが多いのでC236振りで止めてます。
テラスタル
後述する、採用してる2つの技の威力を上げるための「鋼」です。
技構成
・採用技
バレットパンチ
タイプ一致の先制技。
テラスタル鋼で使うことで実質威力80(40×2)の強力な先制技になります。
主に環境に多いハバタクカミハバタクカミを一撃で倒すときや、他に倒し損ねたポケモンを無理やり先制で倒すために使います。
ラスターカノン
癖もなく使いやすいメインウエポン。
技威力は80と低めですが、テラスタル鋼で使うことでまあまあ高火力な技へと化けます。
20%で相手の特防を下げる追加効果も強いです。
きあいだま
命中70と低めの代わりに、威力120もある高火力ウエポン。
主に後述するヘイラッシャヘイラッシャ意識で、「インファイト」ではなく「きあいだま」を採用しています。
カウンター
持ち物「きあいのタスキ」と相性のいい最強技。
環境に存在するほとんどの物理アタッカーを返り討ちにできます。
この技を採用してると選出率も一気に上がります。
立ち回り例
鋼+格闘+カウンターの広い技範囲を用いて戦います。
1.テラスタル鋼の「ラスターカノン+バレットパンチ」の高火力で戦う
2.「カウンター」で相手の物理アタッカーを無理やり倒す
3.上記の動きをしたあとに2手目に出てきた相手のポケモンを「バレットパンチ」で削る
相手のポケモンを1.5匹分倒してくれたら仕事量としては十分です!
与ダメージ計算
鋼テラスタルバレットパンチ
・H4振りハバタクカミハバタクカミに対して、ダメージ割合100.8 ~ 119.1%(確定一発)
・H4振りミミッキュミミッキュに対して、ダメージ割合76.4 ~ 91.7%
・H4振りセグレイブセグレイブに対して、ダメージ割合46.1 ~ 56.6%
・H4振りカイリューカイリューに対して、ダメージ割合26.4 ~ 31.2%
・無振りドラパルトドラパルトに対して、ダメージ割合32.0 ~ 38.1%
鋼テラスタルラスターカノン
・H4振りセグレイブセグレイブに対して、ダメージ割合109.5 ~ 130.6%
・H4振りとつげきチョッキ型セグレイブセグレイブに対して、ダメージ割合73.3 ~ 88.0%
・H4振りハバタクカミハバタクカミに対して、ダメージ割合110.0 ~ 131.3%
・無振りドラパルトドラパルトに対して、ダメージ割合71.2 ~ 84.7%
(上記のバレットパンチと合わせてほとんど倒せる=ドラパルトくらいの耐久値のポケモンに対しては対面で勝ちやすい)
・H4振りカイリューカイリューに対して、ダメージ割合55.1 ~ 65.9%
・H252D4振りカバルドンカバルドンに対して、ダメージ割合54.9 ~ 65.2%
・H252D4振りキョジオーンキョジオーンに対して、ダメージ割合96.7 ~ 114.1%
・H252D4振りヘイラッシャヘイラッシャに対して、ダメージ割合25.0 ~ 29.5%
きあいだま
・H252D4振りアーマガァアーマーガアに対して、ダメージ割合57.1 ~ 67.4%
(確定2発で倒せるため奇襲できる)
・H4振りテツノツツミテツノツツミに対して、ダメージ割合233.6 ~ 276.4%
・H4振りイダイナキバイダイナキバに対して、ダメージ割合88.0 ~ 103.7%
・H252D4振りキョジオーンキョジオーンに対して、ダメージ割合107.3 ~ 127.6%
・H236振りハッサムハッサムに対して、ダメージ割合70.3 ~ 82.9%
・H252D4振りヘイラッシャヘイラッシャに対して、ダメージ割合56.1 ~ 65.8%
(ステルスロックなどのダメージが絡めば、上記のラスターカノン+きあいだまで倒せる)
被ダメージ計算
・意地っ張りA252振り拘り鉢巻カイリューカイリューのしんそく→ダメージ割合35.2 ~ 41.4%
・意地っ張りA252振りセグレイブセグレイブのつららばり→ダメージ割合11.7 ~ 14.5%
(つららばり7回程度は耐える)
・意地っ張りA252振り拘り鉢巻ハッサムハッサムのテクニシャン補正有りバレットパンチ→ダメージ割合39.4 ~ 46.3%
・無振りヘイラッシャヘイラッシャのウェーブタックル→ダメージ割合62.8 ~ 74.5%
・臆病C252振りテツノツツミテツノツツミのハイドロポンプ→ダメージ割合93.2 ~ 110.4%
苦手なポケモン
「きあいのタスキ」前提のポケモンなので、「ステルスロック」から展開してくる相手には弱いです。
他には技範囲的にサーフゴーサーフゴーや、テツノドクガテツノドクガに対しては何もできないので注意してください。
相性の良い味方・構築例
相手の「ステルスロック」を弾き飛ばせる、「こうそくスピン採用のとつげきチョッキ型イダイナキバイダイナキバと組み合わせて使ってました。
ルカリオルカリオと合わせて対面性能が高い並びで、相手を押し切れるので使い勝手もよかったです!
相手の物理受け(主にヘイラッシャやアーマーガア)を「きあいだま」で奇襲できるので、それらのポケモンを呼びやすい物理アタッカーと組ませるのがおススメです。
他には上記のダメージ計算を見てもらったらわかる通り、微妙に火力が足りない相手がいるので、相手を少し削ることができる「ステルスロック」持ちのポケモンとは相性がいいです。
他の候補技
・インファイト
ヘイラッシャヘイラッシャを意識しないなら連打しやすいのでおススメ
ラッキーラッキーなどの特殊受けがめんどいならインファイトもおススメです!
・しんそく
優先度+2で威力80もある壊れ技。
今回はテラスタル鋼のバレットパンチで威力80の先制技を打てるので、技スペースの圧迫のため採用見送り。
・はどうだん
命中安定だが威力が低いので採用見送り。
・てっていこうせん
威力は高い。反動ダメージが「きあいのタスキ」との相性が悪いので採用見送り。
・れいとうパンチ
環境に多いカイリューカイリューに対して強そうだけど、カイリューにテラスタルでタイプ変更されると厳しいので採用見送り。
・あくのはどう
サーフゴーサーフゴーやラウドボーンラウドボーンやドラパルトドラパルトに対して強そうだが、一撃で倒せない上にテラスタルでタイプ変更されたら厳しいので採用見送り。
上記で書いた技は環境の変化に合わせて採用してみるのもおもしろいと思います!
オワオワリに
ルカリオルカリオの種族値を最大限生かした、素晴らしい育成論を考えれたと思ってます!
最強なのでぜひ使ってみてください!
読んでくださったみなさまの参考になれましたら、幸いです。
気になる点などありましたら、遠慮なくぜひコメントお願いします!