考察
はじめに
・初めての育成論なため少々お粗末な部分があるかも知れません。
・この育成論内では、HABCDSなどの略称を使用します。
・ダメージ計算は「ダメージ計算ツールSV byポケソル」様を使用しています。
考察理由
まず、今回ピカチュウの育成論を投稿する経緯について軽く触れておきます。
私、投稿主はとてもドラピオンドラピオンのことが好きです。しかし、残念ながらドラピオンはSVに内定していないのです。ドラピオンとどうしても一緒に戦いたい!そんな一心で思いついたのが、頭文字を「ド・ラ・ピ・オン」のパーティーを使うということです。
そして、「ピ」から始まるポケモンを探していたのですが、当てはまるSV内定ポケモンがピカチュウピカチュウ、ピチューピチュー、ピンプクピンプク、の3匹のみでした。ピチューはピカチュウに勝る点が見つからなかったため不採用、ピンプクに関しても「ラ」の枠でラッキーラッキーを使う予定だったので、不採用。結果ピカチュウを使うことになったわけです。
このような経緯でピカチュウの型を考察することになりました。
持ち物
ふうせん
ピカチュウが地面タイプに抗うための手段です。カイリューカイリューのA特化ハチマキ地震はどこまで振ってもたえず、ディンルーディンルーの地震も耐えません…このふうせん型はある意味、じめんタイプに対する行動補償のようなものです。
性格・努力値と調整
性格:ようき(S↑C↓)
努力値調整:H252-A4-B132-D108-S12
実数値:H142-A76-B77-x-D84-S123
Sについてですが、準速キノガッサキノガッサ抜きまで調整しました。正直な所、Sについては悩んでいるため、キノガッサの数が落ち着いている現在、もう少しSラインを下げ、特殊受けを安定させた方がいい気もします。
種族値的にHが1番低いため、H全振りにしました。
BはカイリューカイリューのA特化ハチマキしんそく耐えまで振りました。ふうせんでじしんを初弾でうけないため、このラインとしています。(半減実込みでも地震は耐えませんでした…)
残りはDと余りをA振りです。
技構成と入れ替え候補
ほっぺすりすり
電気ネズミ達が覚えるつよつよ技です。相手のSを下げ、麻痺バグも狙えるので確定。
ボルテッカー
高威力反動技のボルテッカーですが、今回は自主退場わざとしての運用を想定しています。電気玉をもっていないため、火力は乏しいです。今回の調整で使うならば、ほとんどがミリ耐えなのでかべの為にも自主退場としてほぼ確定。
ひかりのかべ
特殊への起点づくり、対サーフゴーサーフゴーの為に採用しています。かいでんぱも覚えますが、サーフゴーに対して使えないためひかりのかべを採用しています。
リフレクター
物理への起点づくり。しかし、ほとんどの場合はほっぺすりすりで仕事が終了してしまうので、ディンルーディンルーなどのじめんタイプに主に打ちます。
他の候補:
・「かいでんぱ」…サーフゴーサーフゴーに弱くなりますが、かべのターンを気にせず戦えるため、すこし単純で扱い安くなります。
・「あまえる」…リフレクターの代替技です。かいでんぱと同様扱いやすくなりますが、負けん気ドドゲザンドドゲザン、負けん気コノヨザルコノヨザルなどに役割を持てなくなるのでどっちを重点視するかで選んでください。
・「ねこだまし」…強力な先制技です。しかし現状強力なゴーストタイプのポケモンサーフゴー、ミミッキュ、ドラパルト、コノヨザルなども多いため少し微妙だと感じてます。
・「こらえる」…せいでんきで麻痺狙いです。正直現状ならあまり使いませんが、今後連撃ウーラオスウーラオス(れんげき)などが出てくると選択肢になってくると思います。
・「ボルトチェンジ」…ボルテッカーとの選択です。正直やってて、ボルトチェンジ欲しいなぁって思うこともあります。しかし、ほっぺすりすりで相手を抜いてしまった場合に、ボルトチェンジでは裏に負担がかかってしまうので、ボルテッカーもいいとこあります。あと、ピンポイントなんですが、スカーフハバタクカミを採用してるパーティを使ってて、相手もハバタクカミを使ってる場合にちょっと使えます。H4振りハバタクカミハバタクカミに対して、ボルトチェンジ採用型だと、裏から出てくるハバタクカミは、シャドーボールでこだわらなければハバタクカミを倒すことができません。一方、ボルテッカーだとハバタクカミをムーンフォースでこだわり倒すことができます。無効タイプもなく、悪タイプの4災パオジアンイーユイディンルーチオンジェンの多い現環境、ムーンフォースでこだわれると少し動きやすいです。
このボルトチェンジ、ボルテッカー問題はほんとに個人の好みと、ボルトチェンジをどの程度使い慣れてるかで選択してください!
特性
せいでんき
カイリューカイリューのしんそくは接触技なため、ワンチャン狙えます。対面ならほっぺすりすりで解決するため必要ありませんが、クッションとして活用する際に発動する可能性があるため静電気がおすすめです。あと、現状余り強い電気タイプがあまりいないため、ひらいしんにするメリットが少ないことも理由としてあります。
テラスタル
テラスタルに関しては切ることを想定していません。そのため、でんきと一応書いていますが、育成されたピカチュウのテラスタルのままでいいかと思います。
立ち回り例
・ほっぺすりすりして退場
相手:カイリューしんそく
↓
自分:ピカチュウほっぺすりすり
↓
相手:カイリューしんそく
↓
自分:ピカチュウ瀕死→裏のポケモンを着地させる
・壁貼りからの自主退場
相手:サーフゴーゴールドラッシュ
↓
自分:ピカチュウひかりのかべ
↓
相手:サーフゴーゴールドラッシュ
↓
自分:ピカチュウほっぺすりすり
↓
自分:交代読みでほっぺすりすり or ボルテッカーで自主退場
上記が主な戦い方です。じめんタイプや低火力に対しては、壁が貼れたら素引きしてクッション役にしてもいいです。
被ダメージ計算
物理耐久
・A特化ハチマキカイリューのしんそく
→ダメージ割合83.9〜99.3%で確定耐え
・A特化いのちのたまミミッキュのじゃれつく
→ダメージ割合94.4〜112.7%で乱数耐え(31.25%で耐えます)
・わんぱくA252ヘイラッシャのウェーブタックル。リフレクター or あまえる込み
→ダメージ割合47.2〜55.7%で乱数2発(22.27%で2発目を耐えます)
特殊耐久
・おくびょうC252ハバタクカミのムーンフォース
→ダメージ割合84.6〜100.0%で乱数耐え(93.75%で耐えます)
・C特化サーフゴーのシャドーボール
→ダメージ割合76.8〜91.6%で確定耐え
・C特化サーフゴーのゴールドラッシュ。1ターン目に壁を貼り(素で受ける)
2ターン目を壁込みで計算
→ダメージ割合76.1〜90.2%で確定耐え(確定3発)
・C特化メガネサーフゴーのゴールドラッシュ
→ダメージ割合86.7%〜101.5%で乱数耐え(87.5%で耐えます)
・おくびょうC252テツノツツミのフリーズドライ
→ダメージ割合59.2〜69.8%で確定耐え
・おくびょうC252テツノツツミのハイドロポンプ
→ダメージ割合91.6〜108.5%で乱数耐え(50.0%で耐えます)
・おくびょうC252ウォッシュロトムのハイドロポンプ
→ダメージ割合82.4〜97.2%で確定耐え
苦手なポケモン
パオジアンイーユイ
→単純に陽気でもおくびょうでも確定一発なので仕事ができません。
カバルドン
→お互いに有効打がない+欠伸とステロの仕事をきっちりこなされます。
終わりに
初投稿なため、足りない部分も多くあると思いますが、少しでも参考になると嬉しいです。考察してみるとピカチュウ自体は電気玉のアタッカーなども考えられる、意外と器用なポケモンな印象でした。
はじめて育成論を書いてみましたがとても楽しかったです。これから、たくさんの指摘がくるかもしれませんが、心が折れなかったら他の「ド・ラ・ピ・オン」パーティーのポケモンも挙げてみようと思います。
それではまた!ドラピオン