はじめに
今回初めて育成論を書かせていただきますfafnirと申します。
初育成論ということで、かわいいヒスイヌメルゴンを考えてみました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
今回のコンセプト
私が以前参加した仲間大会にて、かなりヌメルゴン(ヒスイ)が重く、苦戦を強いられたので少し型を変えて考察してみました。
コンセプトは物理受けということでレギュDでの流行が予想されるウーラオス(れんげき)連撃ウーラオスに対してゴツメで負荷を与えたいと思い、苦しめられたヌメルゴンの型と合わせて考察してみました。
ただし、パンチグローブウーラオス(れんげき)に関しては、ゴツメダメが入らないだけでそこまで致命的なデメリットはないと考えました。
持ち物
- ゴツゴツメット
直接攻撃を受けた時、相手の最大HPの1/6のダメージを与える。
接触技をメイン技に置くウーラオス(れんげき)連撃ウーラオスを号泣させます
なぜか特殊技の「ドレインキッス」や「くさむすび」もダメージを受けます(なんで)
今回のヌメルゴンはこちらを採用します。
- たべのこし
毎ターンHPが最大HPの1/16ずつ回復する。
ぼったくりバーも驚愕の2万円の残飯
役割を特殊にも向けたい場合はこちらをお勧めします
- カゴのみ
戦闘中に『ねむり』状態になった時に自分で治す。
「ねむる」を採用しているのでこちらもあり。
実質1度だけ1ターンでHPが全回復できるようになります
特性
「シェルアーマー」一択
ウーラオス(れんげき)連撃ウーラオスに飛ばされないように採用。運ゲーも防ぎます
「そうしょく」に関しては、
チオンジェンなどの「やどりぎのタネ」、キノガッサ、モロバレル、アラブルタケなどの「キノコのほうし」を防げるメリットこそありますが、「あんこくきょうだ」などの「ゴツゴツメット」で多大な負荷を与えられない確定急所技を連打された際には目も当てられないので不採用としました。
「ぬめぬめ」はメリットが薄すぎるのと前述の急所問題からこちらも不採用。
性格・努力値と調整
- 性格
完璧で究極の物理受けを目指すため防御↑特攻↓の「わんぱく」か防御↑攻撃↓「ずぶとい」を選択。
- 努力値
「ボディプレス」の火力上げ、相手の物理技を耐えながら積むことから
HとBに252
残りは
少しでも耐久に回したいのであればD
無振り60族を抜きたいのであればS
「ボディプレス」の効かないゴーストタイプミミッキュハバタクカミコノヨザルサーフゴーなどに少しでもダメージを稼ぐためのAかCに4振りましょう
今回はDに4としましたがここは自由です
技構成
確定枠
- とける
更なる硬さを目指してB2段階上昇技の「とける」
専用技の「たてこもる」と同じ効果ですが、今回のヌメルゴンは物理受けであり、サーフゴーやハバタクカミなどの特殊アタッカーには裏のポケモンと交換するため「とける」を打つ機会は増えると考え、ppの多い「とける」を選択。
ただしテツノツツミやカイリューのアンコールを早く切らすために「たてこもる」の採用も問題ありませんめちゃくちゃどうでもいいですね
- ボディプレス
自身の防御力で計算を行う格闘技
「とける」で上げた防御で格闘タイプを半減したり「ボディプレス」が通らないゴーストタイプ以外なら問題なく破壊していけます。
自由枠
- ねむる
2ターン「ねむり」状態になる代わりにHPが全回復します
HPを確保する手段が少ないのでこの技も選択肢に入ります
- いのちのしずく
自身のHPの1/4を回復します
「ねむる」によるラグを避けつつ回復したい方はこちらを選びましょう ただし高火力を押し付けられると回復が間に合わない場合も多いので注意は必要です
じこさいせいかなまけるをくれ
- アイアンヘッド
「ボディプレス」が通らない相手(特にミミッキュやハバタクカミ)に打つタイプ一致技です。
「ヘビーボンバー」もありですね
- ラスターカノン
特殊技を使いたい時に一致技として選択
10%で相手の特防を下げるので連打してたらいつか突破できると期待できます要するに運ゲーができます
- その他の特殊技
「ふぶき」「かみなり」「だいもんじ」などの高火力運ゲ技
一致技の「りゅうせいぐん」「りゅうのはどう」また、「ハイドロポンプ」「テラバースト」連打で押し切れる「アシッドボム」(この場合サーフゴーに打点がなくなります)
など広範囲な技を使えるため技範囲に関しては困りません あなたの構築にあった技を選びましょう!
え?私は? そりゃ命中下げ運ゲの「だくりゅう」です
テラスタル
- フェアリー
主にウーラオス(れんげき)の格闘技(インファイト、ドレインパンチ等)を半減し、その隙に「とける」を積んで要塞と化します
また、防御の能力変化を無視する「せいなるつるぎ」を半減してダメージを抑えられます
弱点となる鋼や毒タイプの技は元のタイプのお陰で打たれづらいのでシナジーはあります
- くさ
弱点の地面タイプ(ランドロス(霊獣)ディンルーなど)の技を半減でき、前述した「そうしょく」のメリットを受けられるのでこちらもあり。
また、回復技に乏しいヌメルゴン(ヒスイ)ですが、「すいとる」を覚えるので草テラスすいとるで相手を削りつつ回復できるメリットもあります。テラスタルした時は一部の技を除き威力60以下の技が威力60に統一されるのでここにもシナジーがあります
ありなのか…!?
- むし
弱点の格闘と地面タイプの技を半減できる神がかった相性のテラスタルです。 ただし増加が予想される飛行テラバには注意が必要です(ランドロス(霊獣)、カイリューなど)
触角生えたヌメルゴンが可愛いのが最大のメリットです
立ち回り例
ウーラオス(れんげき)連撃ウーラオスの「すいりゅうれんだ」に対して受け出しした後「とける」を積んで「ボディプレス」で破壊する準備をします
特防には振りませんがD150の耐久力(無振りでも特化100族を超えます)は伊達ではないので「ねむる」等の回復技を駆使して「ボディプレス」で押していけます
ただし甘えるいたみわけを搭載したハバタクカミや悪巧みサーフゴーなどは苦しいので引先を用意する必要があります
与ダメージ計算
- ボディプレス
無振りパオジアン 確定一発(131.8~154.9%)
無振りテツノツツミ 確定二発(57.6~68.2%)
無振りイーユイ 確定二発(78.5~92.4%)
H振りガチグマ 確定三発(34.5~41.4%)
H振りヒードラン 確定三発(40.5~48.5%)
HB特化ヒードラン乱数三発(29.3~35.4%)
無振りウーラオス(れんげき)(連撃) 乱数四発(24.0~28.5%)
HB特化チオンジェン 乱数四発(24.0~28.5%)
H振りディンルー 確定四発(26.8~32.0%)
HB特化ディンルー 確定五発(20.7~24.5%)
- アイアンヘッド
H4ハバタクカミ 確定一発(111.5~132.9%)
H4ミミッキュ 皮ダメ込み乱数一発(12.5%+84.0~100.8%)
被ダメージ計算
4振りディンルーじしん 乱数二発(48.2 ~ 57.8%)
A特化ディンルーじしん 確定二発(64.2 ~ 77.1%)
A特化カイリューじしん 乱数二発(49.2 ~ 58.9%)
A252ガブリアスじしん 確定二発(65.3 ~ 78.1%)
A特化ガチグマじしん 確定二発(64.2 ~ 77.1%)
A特化ガチグマぶちかまし 乱数一発(91.0 ~ 109.1%)
A252ランドロス(霊獣)じしん 確定二発(71.7 ~ 84.5%)
A特化ウーラオス(れんげき)インファイト 乱数一発(87.8 ~ 103.8%)
A特化ウーラオス(れんげき)すいりゅうれんだ 乱数6発(14.5 ~ 17.7%)
C252ハバタクカミムーンフォース 乱数三発(31.0 ~ 37.5%)
C特化サーフゴーシャドーボール 乱数3発(29.5 ~ 35.3%)
C特化サーフゴーきあいだま 確定二発(58.9 ~ 69.6%)
C252テツノツツミフリーズドライ 乱数四発(22.5 ~ 26.3%)
C252イーユイあくのはどう 確定三発(35.9 ~ 42.3%)
A無振りヘイラッシャじわれ∞
A特化パオジアンぜったいれいど∞
A特化ドドゲザンハサミギロチン∞
苦手なポケモン
あくびで無限の勝ち筋を作ったり、特性「てんねん」によって防御上昇を無視して殴ったり「ボディプレス」のダメージを抑えてきます 同様の理由でラウドボーンドオーも少し厳しいです
- 自由枠の攻撃技が通らないゴーストタイプ
ハバタクカミサーフゴーコノヨザルラウドボーンミミッキュ これらのポケモンは自由枠で対応すること、引くことを強いられるのでこれらに強い構築は必要です
相性の良い味方・構築例
押される可能性のある特殊アタッカーに強く、毒とヌメルゴン(ヒスイ)の相性は良いと考えられます
また、「ボディプレス」が通らないゴーストタイプに強い構築は相性がいいと考えられます
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました。
まだ実践できていないところもあり、机上論になるところも少しありましたが、ヌメルゴンの可愛さに免じて許していただければと思います。
遠慮なく意見等あればお願いします。