どうも、インディグです。
9月1日より、ミュウツーさいきょうミュウツーが実装されましたね。
圧倒的な強さなゆえに、それに対抗してミュウミュウが一時的にステータスアップしますね。このことからミュウを使うことが安定とされています。
にも関わらず、なぜベトベトン(アローラ)アローラベトベトンなのか。それはミュウにはない魅力があるからです。
この育成論はテラレイドバトル用の育成論です。対戦用ではないので、もしそれを求めている場合は恐れ入りますが、他の育成論を見た方がよろしいと思います。
注意書き
繰り返しになりますが本育成論はテラレイド用です。対戦用ではありません。そのためレベルは50ではなく100として考えてください。
また、個体値についても31(評価がさいこう または きたえた!)を前提としています。
もし、個体値がそれでない場合はフリッジタウンに行き、すごいとっくんで鍛えましょう。
テラスタルシールドという言葉を使っていますが、バリアのことを指しています。バリアの方が馴染みある場合はバリアに置き換えてください。
ミュウツーさいきょうミュウツーについて
さいきょうミュウツーの技構成は以下の通りです。
- サイコブレイク
- はどうだん
- れいとうビーム
- めいそう
開始と同時にめいそうを1回使い、その後にテラスタルシールドを展開してきます。テラスタルシールドの破壊には最大HPの50%が必要です。そのため破壊するには時間がかかります。
攻撃面を十分強化したいのですが、ミュウツーの技の中にめいそうがあります。めいそうは特攻と特防の能力ランクを1段階上げます。攻撃面の強化はつるぎのまいなどの物理が良さそうですね。
レイドポケモンがめいそうなどの積み技を覚えている時、自分が動いた次のターンに行動したらこのような経験がないでしょうか。
- 思ったよりもダメージを与えられない
- 思ったよりもダメージを食らう
これは味方が行動するとレイドポケモンも行動するためです。味方は自分も含めて4体いるので他の味方が行動すると、レイドポケモンも行動します。
それが積み技だった場合、能力ランクが変化します。その行動は自分の画面からは見えません。
そのため次のターンに行動した際、他の味方の行動分だけ積み技を使用している可能性があり、結果として変化後の能力ランクでダメージが計算されます。
ソロでクリアするのが困難なのはミュウツー自身のステータスもそうですが、これが主な理由です。
十分に攻撃面を強化してからひたすらダメージを与えていき、テラスタルシールドを破壊するとミュウツーはねむるを使ってHPを全回復します。テラスタルシールドを破壊するだけでも精一杯だったのに、ここから全回復されてまた減らすのは苦労します。更にカゴのみを持っているため、ねむり状態から回復します。さいきょうミュウツーの特徴と言ってよいでしょう。
これに加えて極めて高い特攻から放たれるサイコブレイクは、元々のタイプとテラスタイプが一致しているのもあってダメージが半端ないです。凌ぐためには特攻を下げておきたいですが、めいそうがあるので1人だけでなく全員で協力して下げる必要があります。
ここまではさいきょうミュウツーにおける、全体を通した展開です。次にテラレイドバトルにおける、レイドポケモンがやってくる強化解除と弱体解除に注目してみます。
この部分について、ねむるによるHP全回復はないものとして考えてください。
強化解除はミュウツーの特攻を十分に下げ、攻撃面を最大まで強化した後の反撃を3回ほど与えるとしてきます。これは1回目の強化解除です。
2回目の強化解除はテラスタルシールドを破壊後、更に15%ダメージを与えるとしてきます。2回目の強化解除がかなり厄介です。
ミュウツーは長期戦のため攻撃を最大まで強化する必要があります。あと少しで倒せそうなところで強化解除をされると、強化し直す必要があり攻撃するまでに時間がかかります。
テラスタルシールドを破壊後、ミュウツーは2回行動する場合があります。そのため強化し直す段階で、追加行動が発生すると強化するのに時間がかかってしまい、場合によってはHPが足りずに倒れてしまう事もあります。
追い詰めたと思ったら、ここで踏ん張ってくるため、回復するのに精一杯な状況でジリ貧になる事があります。強化解除は2回までなので、2回目の強化解除前に耐えられる状況にしておきたいです。
弱体解除は1回目の強化解除と同じタイミングでしてくることが多いです。場合によっては強化解除より早くしてくることも、遅くしてくることもあります。これは1回目の弱体解除です。
2回目の弱体解除はテラスタルシールドの破壊か、破壊寸前でしてきます。つまりシールドの破壊が目安です。弱体解除も強化解除と同じく2回してきます。
以上のことから、さいきょうミュウツーについて下記3点が攻略の鍵となっています。
- 技の中にめいそうがあるため、知らない間に強化される特攻と特防
- テラスタルシールド破壊後、ねむるからのHP全回復
- 終盤での強化解除と2回行動によって、最後までただでは倒れない粘り強さ
この3点をどうするのかがポイントとなります。
その他として、[(Y) 様子を見る]でミュウツーの能力ランクを確認するのも大事です。
コンセプトと役割
前置きが長くなりましたがコンセプトと役割です。
コンセプトは以下の通りです。
- バークアウトで特攻を下げ、ミュウツーからのダメージを軽減するほか、めいそうによる特攻上昇を打ち消す。
- どろかけで更に命中を下げ、少しでもダメージを食らう回数を減らす。
- テラスタルシールドを破壊後、いやなおとによる防御ダウンで終盤の展開を一気に楽にする。
自分と味方へのダメージを軽減と、シールド破壊後の与えるダメージを一気に増やすためのサポーターです。
テラレイドバトルにおける大事なことは自分が倒れないことです。今回、ミュウ以外のポケモンの育成論であり、ミュウと違って一時的なステータスアップがありません。
他のポケモンは耐えるだけでも精一杯です。その中でもアローラベトベトンは耐性面も含めて耐久があるため、まだ耐えられる方となっています。
持ち物
- フォーカスレンズ
- バークアウト、いやなおとの技外しを気にせずに済みます。注意点としてシールド破壊直後のみ、いやなおとが外れる可能性があります。
他の候補
- おんみつマント
- れいとうビームによる追加効果を防ぎます。ただし、技を外す可能性があるため個人的にはフォーカスレンズを推奨としています。
特性
- くいしんぼう
一択です。それ以外の特性はベトベトン含めて他の味方にも影響があるためこちらを推奨です。
性格・努力値と調整
- おだやか or しんちょう
性格はこのどちらかです。努力値はH252、D252です。
ステータスに直すとHP414-攻撃X-防御186-特攻X-特防328-素早Xになります。
もし性格と努力値を同じようにしても上記ステータスにならない場合は、フリッジタウンに行き、すごいとっくんで鍛えてください。
技構成
- バークアウト
- 必須技その1です。ミュウツーは全員で協力して特攻を下げる必要があります。
- 長期戦の関係上、ポイントアップでPPを上げておくことをオススメします。
- いやなおと
- 必須技その2です。コンセプトも含めてアローラベトベトンを使う最大の理由です。
- どろかけ
- どちらかといえば推奨技です。命中を下げることで少しでもダメージを食らう回数を減らします。
- こちらもポイントアップでPPを上げておくことをオススメします。
残り1つの技は選択です。下記の中から何をしたいのか決めましょう。
- どくどくのキバ
- 50%の確率で相手をもうどく状態にする技です。
- 本育成論で採用している技です。ターンが経過すればするほどミュウツーのHPが減っていきます。
- どくどくや状態変化ののろいなど、定数ダメージはテラスタルシールドが展開されていても変わりません。
- こちらについて、別の投稿者の育成論(育成論SV/1758)ではありますが、戦法の1つとしてあげております。
- かみくだく
- 20%の確率で相手の防御を1段階下げる技です。
- アタッカーが物理の関係上、下がればそれだけテラスタルシールドを削りきるのも早くなります。
- ねむる
- 眠り状態にはなりますがHPが全回復します。
- 回復手段がいやしのエールのみとなるため、緊急の回復手段として。
- エレキフィールド、ミストフィールド下では無効になることには注意です。
- この2つのフィールドはミュウツーのねむるを防ぐ手段でもあります。
- ちょうはつ
- 3ターンの間、変化技を使えなくします。
- こちらはシールド破壊後の追加行動によるめいそうを防ぎます。
4つの技について攻撃寄りか防御寄りかで分類するとこのようになります。
攻撃寄り | 防御寄り |
---|---|
どくどくのキバ | ねむる |
かみくだく | ちょうはつ |
テラスタル
- どく or あく
基本的にテラスタルはしませんので、そのままで問題ありません。
立ち回り例
開幕は他のミュウのむしのていこうを見てからバークアウトを使います。待つ理由としては耐久があるとはいえ、少しでも食らうダメージを減らす工夫です。
暫くの間はバークアウトを連打し、ミュウツーの特攻ランクを下げます。特攻が4段階下がっているのを確認したらどろかけに移行します。
命中が2段階下がっているのを確認したら、どくどくのキバを使いもうどく状態にします。
どくどくのキバを使う際に注意点として、ミストフィールド展開中は状態異常にかかりません。
もうどく状態にしたらバークアウトやどろかけで、ミュウツーの能力ランクを下げます。
倒れそうな味方がいたり、自分が倒れそうになったらいやしのエールを使って回復しましょう。
テラスタルシールド展開中の能力ダウンや状態異常の優先順位は下記になります。
- 特攻ダウン(目安として4段階下がっていることです)
- 命中ダウン(目安として2段階下がっていることです)
- 状態異常
ミュウツーは特防ランクが6段階まで上がるとめいそうを使わなくなります。そのため序盤で全員が協力して特攻ランクを下げるのはこれが理由です。
1回目の弱体解除をしてきても上に書いてある優先順位で能力ダウンをしましょう。
テラスタルシールド破壊後はいやなおとを3回使い、ミュウツーの防御を6段階まで下げます。今までで耐えに耐え抜いた鬱憤をここで晴らしましょう。
前回投稿したウインディよりも立ち回りは難しいかもしれませんが、シールド破壊後に防御を6段階まで下げれば、十分全うしています。
与ダメージ計算
コンセプトと役割の関係上、火力は期待できないため省略します。
被ダメージ計算
- れいとうビーム
特攻ランク 0 75〜89(18.1〜21.4%)
特攻ランク+1 112〜132(27.0〜31.8%)
特攻ランク+2 149〜176(35.9〜42.5%)
- はどうだん
特攻ランク 0 67〜79(16.1〜19.0%)
特攻ランク+1 100〜118(24.1〜28.5%)
特攻ランク+2 132〜156(31.8〜37.6%)
相性の良い味方・構築例
ミュウと相性が良いです。その他のサポーターとしてテブリムと組んでも問題ありません。テブリムと組んだ場合はどくどくのキバは外し、別の技に変更しておきましょう。
終わりに
長文ではありますが、読んでいただきありがとうございました。
ポケモンセンターのイベントに訪れ、テラレイドバトルで使っていましたが、終盤の展開を楽にできるのは強いです。ミュウの一時的なステータスアップを含めても、このアローラベトベトンには魅力があります。
と、ここまで述べましたがアローラベトベトンを使う上で最大の欠点をお伝えする必要があります。
それは入手方法です。最新作であるSVで使うには、アローラ地方など過去作からポケモンHOMEを経由する必要があります。いくら魅力があるとはいえ、入手できなければ元も子もありません。
もし、さいきょうミュウツーでアローラベトベトンを見かけた際には、クリアするためのチャンスだと考えましょう。