みなみと申します。育成論は初投稿ですので至らぬ点もあるかもしれませんがどうかよろしくお願いいたします。
シーズン1時点での育成論となります。準伝説、パラドックス等は考慮していない部分はご了承ください。
ダメージ計算は(https://sv.pokesol.com/calc)を使わせていただきました。
フラージェスについて
D種族値154を誇るポケモンとなります。タイプや種族値バランスからニンフィアと比較されることが多いですが火力で劣り、シングルバトルでは特性が死んでいます。合計種族値552を持ちながられっきとしたマイナーポケモンのひとつです。
採用理由と役割
・シングルバトルではまず採用されないポケモンの一体であるため、その分役割遂行能力や奇襲性能は高いと言えます。
・呼ぶ鋼や炎に手も足も出ないと現環境では後続の負担が厳しいと考え、テラスタル採用となりました。
・ニンフィアとの差別点として、トリックと回復技の有無が挙げられます。その点を活かすため今回のコンセプトとなりました。
・特殊アタッカーと受けポケを返り討ちにするのが役割となります。
持ち物
- こだわりメガネ
コンセプトのため確定。後述の通り抜群相手に確1が取れるようになるため、恩恵が大きいと言えます。
特性
- フラワーベール
死に特性です。テラスタル草は技範囲、耐性共に致命的です。
シングルで強い特性くださいお願いします。
性格・努力値と調整
少しでも火力を伸ばせるように控えめC252は確定。そしてH252です。
残りの4ですが、Bに振るとA特化ハチマキテラスタルノーマルカイリューのしんそくを確定で1発耐えるようになるためB4としました。
テラスタル
- じめん
個人的には最有力です。呼ぶサーフゴーやラウドボーン、特殊で殴りたいキョジオーンに対してなどテラスタル炎よりも範囲が広いと感じました。ボルトチェンジをすかせたりなど、相方のアーマーガアが呼ぶヒートロトムを無理やり止めたりなど刺さる場面も出てきました。
- ほのお
こちらも採用候補に入ります。呼ぶハッサムに刺さり、ウルガモスに強く出れます。また、居座ったテラ鋼サザンドラに対する打点となり、炎、鋼技を受けられるようになりますが、特殊受け、特殊アタッカーとして選出枠を割くのであればラウドボーンやキョジオーンに役割を持てた方が強いと感じたため、テラスタル地面での投稿とさせていただきました。
どちらも奇襲として非常に強力で、後続への負担も大きくかけられるため、パーティーに応じて変えることが望ましいでしょう。
技構成
・ムーンフォース
最大打点です。切る理由がありません。
・テラバースト
コンセプト上確定。
・トリック
コンセプト上確定。
・こうごうせい
基本はトリック後に使っていきます。特殊相手への継戦能力が高くなります。特殊方面の耐久が高いため、トリック前でも回復して裏に引けば再度仕事が出来るようになったりと、こだわりらしからぬ立ち回りも可能です。
トリックをする場面はやや少ないですが、フルアタ構成よりはよっぽど役割対象が広がります。
他の技にひやみずやギガドレイン、サイコキネシスがありますが、格段に範囲が広がる訳ではないので上記4つで確定とします。
立ち回り例
特殊アタッカーや耐久ポケに後出ししてから必要に応じテラスタルで交代先に負荷をかけたり、トリックで機能停止させます。トリック後は光合成を挟みながら削っていきます。
物理相手は即引きしますが、HPが十分残っていれば積んでいない等倍物理を1発なら耐えてくれるので勝ち筋が見えれば突っ張って強引に突破することも可能です。
与ダメージ計算
有→メガネ有 無→メガネ無 とします。
- ムーンフォース
ウォッシュロトム(H252)
有 114 ~ 135 (72.7 ~ 86.0%) 確定2発
無 76 ~ 91 (48.5 ~ 58.0%) 乱数2発 : 96.87%
ミミッキュ
有 117 ~ 138 (90.0 ~ 106.2%) 乱数1発 : 37.5%
無 78 ~ 93 (60.0 ~ 71.6%) 確定2発
ヘイラッシャ{H252}
有 169 ~ 201 (65.8 ~ 78.3%) 確定2発
無 114 ~ 135 (44.4 ~ 52.6%) 乱数2発 : 17.57%
- テラバースト
サーフゴー(H252)
有 218 ~ 260 (112.4 ~ 134.1%) 確定1発
無 150 ~ 176 (77.4 ~ 90.8%) 確定2発
ラウドボーン(H252)
有 258 ~ 306 (122.3 ~ 145.1%) 確定1発
無 170 ~ 204 (80.6 ~ 96.7%) 確定2発
キョジオーン(H252)
有 222 ~ 264 (107.3 ~ 127.6%) 確定1発
無 150 ~ 176 (72.5 ~ 85.1%) 確定2発
ウルガモス
有 99 ~ 117 (61.9 ~ 73.2%) 確定2発
無 66 ~ 78 (41.3 ~ 48.8%) 確定3発
被ダメージ計算
前→テラスタル前(フェアリー) 後→テラスタル後(地面) とします。
サーフゴー(C特化)
・シャドーボール
54 ~ 64 (29.2 ~ 34.5%) 乱数3発 : 6%
・ゴールドラッシュ
前 158 ~ 188 (85.5 ~ 101.7%) 乱数1発 : 12.5%
後 79 ~ 94 (42.8 ~ 50.9%) 乱数2発 : 3.12%
ラウドボーン
・フレアソング
34 ~ 42 (18.4 ~ 22.7%) 乱数5発 : 87.1%
ウルガモス(臆病C252↑1)
・ほのおのまい
73 ~ 87 (39.5 ~ 47.1%) 確定3発
・ギガドレイン
後 92 ~ 110 (49.8 ~ 59.5%) 乱数2発 : 99.6%
サザンドラ(C特化メガネ)
・ラスターカノン
前 102 ~ 120 (55.2 ~ 64.9%) 確定2発
後 51 ~ 60 (27.5 ~ 32.5%) 確定4発
HD特化ではないためめちゃくちゃ硬いわけではありませんが、後出しからテラスタルで返り討ちにする役割が遂行出来る分の耐久と火力を持ち合わせています。
苦手なポケモン
・物理アタッカー
種族値から厳しいです。ただ、積まれていない状態での等倍なら1発は耐えられるので、返り討ちには出来ますがどちらにしても役割から外れます。
・鋼毒テラスサザンドラ
特性ふゆうにより役割が持てなくなります。注意!
相性の良い味方・構築例
アーマーガアなどの物理の受け先がいると非常に安定します。有利不利がハッキリしているため、選出の時点でしっかり交代先を用意しておくことが重要です。受け寄りのサイクル構築に非常に相性がいいです。
以上となります。準伝説やパラドックスがいない物理偏重の環境においてはHD特化の完全特殊受けとして使うよりは、サーフゴーやラウドボーン、キョジオーンやヘイラッシャといった環境ポケモンに役割を持てるようにした方が強いと感じました。
評価やコメント等ぜひよろしくお願いします!