はじめに
今回も育成論を投稿するFafnirと申します。
今回は変則的なエースバーンを紹介したいと思います。
実践でバンバン活躍することよりもロマンを重視した型であることをお許しください。
コンセプト
レギュEより解禁されたキュウコン(アローラ)のガンメタを行い、初手から積みエースとなる。ついでに油断した襷パオジアンを刈ります。
持ち物
- メンタルハーブ
キュウコン(アローラ)を相手取るため、「アンコール」の存在を無視できないのでこちらを採用します。
他には「いのちのたま」等エースさに磨きをかけるアイテムや、「オボンのみ」等で場持ちを良くするアイテムが良いと思われます。
特性
- もうか
「リベロ」だと炎タイプを失うので「もうか」を選択。
テラスタイプ
- かくとう
サブウエポン「にどげり」の火力増強用です。最強エースバーン個体の流用ができてお得。
- ほのお
メインウエポン「かえんボール」の爆発力を上昇させます。
- くさ
環境に多い地面、水タイプの技を半減するため。
突破力に磨きがかかります。
技構成
- かえんボール
エースバーン専用技。高火力で相手を薙倒します。
命中不安こそありますが、実質の行動保証(後述)を作るので致命的な欠点にはなりません。
- にどげり
対パオジアン特化技。
汎用性が全くない型なのでせめてメタる対象を増やします。
パオジアンと命中不安を恐れない場合「とびひざげり」を選択しましょう。多分後者の方が強いです
その他攻撃技で安定するのは「アイアンヘッド」ぐらいです。
- つるぎのまい
エースバーンのA種族値は116と心許ないので火力強化は必須です。
- コートチェンジ
キュウコン(アローラ)対策を担うエースバーン専用技です。
お互いの場の状態を交換するという技で、キュウコン(アローラ)の「オーロラベール」や様々なポケモンの「ステルスロック」を相手に返却できます。
立ち回り
1ターン目にエースバーンとキュウコン(アローラ)が対面した際、
こちらは「つるぎのまい」を選択します。
このときキュウコン(アローラ)が「オーロラベール」を展開しなかった場合、次ターンに「かえんボール」で突破し、
「オーロラベール」を展開してきた場合、次ターンは「コートチェンジ」を打ちます。これにより、場の状況は
A+2 オーロラベールエースバーンvsただのキュウコン(アローラ)となり、此処から全抜きを目指します。
こちらが理想の動きです。2ターン目にキュウコン(アローラ)が「アンコール」を使用しても「メンタルハーブ」で無効化します。
努力値
AS252 B4 陽気
単純に最速AS振りです。
「オーロラベール」を「コートチェンジ」で盗めば、ある程度の耐久性を確保できるので耐久に努力値を割く必要は無いと考えています。
与ダメージ
- A+2かえんボール
HB特化雪下キュウコン(アローラ) 218 ~ 260 (121.2 ~ 144.5%) 確定1発
無振りオーガポン(かまど) 219 ~ 258 (141.3 ~ 166.5%) 確定1発
HB特化等倍テラスサーフゴー 142 ~ 168 (73.2 ~ 86.6%) 確定2発
H振りガチグマ(アカツキ) 162 ~ 192 (73.7 ~ 87.3%) 確定2発
- A+2テラスにどげり
無振りパオジアン 464 ~ 552 (299.4 ~ 356.2%) 確定1発
=ただのにどげりでも確定1発
H振りガチグマ(アカツキ) 168 ~ 196 (76.4 ~ 89.1%) 確定2発
無振りテツノツツミ 172 ~ 208 (131.3 ~ 158.8%) 確定1発
無振りセグレイブ 204 ~ 244 (107.4 ~ 128.5%) 確定1発
被ダメージ
A振りパオジアン「かみくだく」109 ~ 129 (70.4 ~ 83.3%) 確定2発
A振りウーラオス(れんげき) 「すいりゅうれんだ」252 ~ 294 (162.6 ~ 189.7%) 確定1発
=テラスを切れば耐えますが、水テラされると飛びます。
最後に
使用率が高めのキュウコン(アローラ)のガンメタからの積みエース、襷パオジアンへの対応、その他ステロ勢へのステロ返却をコンセプトとしたエースバーンを紹介しました。繰り返しになりますが、汎用性を捨てたロマン型なので使いたい方はカジュアルで楽しむか自分のレートと相談して使うことをおすすめします。