こんにちは。いぱです。
僕は基本的にマイナーポケモンやマイナーな型、オワコン化したポケモンの救済などを育成論として投稿しています。
前回育成したポケモン→ 育成論SV/3175
- HABCDSなどの略称用語を使用します。
今回のポケモンは僕が好きでやまないゴルーグゴルーグになります。僕が小学生の頃、誕生日ケーキにゴルーグゴルーグの絵を描いてもらったくらい好きです。(別に聞いてない)
- ゴルーグの概要です。
HP | 89 |
攻撃 | 124 |
防御 | 80 |
特攻 | 55 |
特防 | 80 |
素早さ | 55 |
合計 | 483 |
ゴルーグ |
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この見た目で非常に微妙な種族値です。しかも400族。 鈍足中耐久中火力。しかし、特性はそこそこ優秀なものばかりです。 |
今回ゴルーグで行う戦術は古くからある不器用トリックにしていこうと思います。
正直言うならば下手なアタッカーやらせるよりもこっちの方が強いと思います。
まず本編に入る前に不器用トリックが何かわからない方もいると思うので軽く解説しておきます。
- 〜ゴルーグ不器用トリックとは〜
特性にぶきようというものがあり、これは自身がもっている持ち物の効果を受けないというもので、持ち物を持っているにも関わらずその効果を受けないため、実質持ち物がなしの状態になる。というものです。
そして、この特性のぶきようとトリックを合わせてもつ戦術が不器用トリックになります。
この戦術を使えるポケモンは今作だとゴルーグのみになります。
役割
変化技を軸に動くカバルドン、ディンルー、ドヒドイデ、キョジオーン、ポリゴン2などの無力化。
ステロ+呪いによる起点作成。
持ち物
とつげきチョッキ
今回の戦術において一番相性の良い持ち物がとつげきチョッキだと思っております。
特性
ぶきよう
これも今回の戦術を行う上において必須の特性になります。
性格・努力値と調整
H244
A4
B196
D20
S44
性格:わんぱく
・S無振りポリゴン2抜き。
・C特化ハバタクカミのシャドーボール確定耐え。
・A特化パオジアンのつらら落とし確定耐え。
技構成
- 確定枠
- ・トリック
- 今回の戦術を行う上で必須です。なので確定。
- ・のろい
- 仕事を終えた後に自主退場として相手に負荷をかけながら退場できて、非常に相性が酔いため採用。
- ・ステルスロック
- 相手の妨害と起点作成を同時に行えるならとても強力です。火力に割いてない分補助に回せるので採用です。
- 他の技
- ・ポルターガイスト
- 特性がノーガードではないので命中不安になるのですが、悪タイプ以外に強力な一致打点になり、HBサーフゴーにも7割近くのダメージが入ります。ブーエナハバタクカミのような持ち物をもたないポケモンには使えませんが、トリックをして持ち物を押し付けてからの攻撃なら強力だと思います。
- ・じしん
- こちらの技も一致打点になっていて命中100の威力100という地面界最強の技です。ひこうタイプや特性が浮遊のポケモン以外には打点として使えるのでありかもです。
テラスタル
基本的には切りません。切ると負け筋になる可能性が高いので、しかも呪いによる自主退場ができなくなったりします。
鋼の採用理由はまず抜群タイプが減ること、それからヘビーボンバーの威力が多少ながら上がることHBハバタクカミも確定1発がとれます。
・他の候補
おそらくこれがタイプ相性を変える上で一番相性のいいテラスタルだと思います。ウーラオス(いちげき)の悪水どちらにも強くでれたり、弱点が純粋に少ないので強力。ただ、こちらもテラスタルを切った後にできることが以上に限られてしまうのが注意点。
立ち回り例
- 基本立ち回り
初手投げなどで自分より遅い変化技持ちカバルドン、ディンルー、ドヒドイデ、キョジオーン、ヘイラッシャ、ポリゴン2などに対面合わせて
不器用トリックを行い無力化させること。
先程も解説したように特性ぶきようのおかげで本来変化技を使えないとつげきチョッキを持った状態で変化技が使えるので、トリックで持ち物をおしつけ、相手の厄介な持ち物を奪いつつ変化技を繰り出せなくし、その後から自分はステルスロックやのろいで起点作成に転じるというのが基本的な立ち回りです。
不器用トリックは言うならばはたきおとす+永続版のちょうはつみたいなものですかね。
これは無理です。ハバタクカミ、パオジアンはテラス切りから対面で勝てるかもしれませんが、それら以外オーガポンやウーラオス(いちげき)、イーユイともなるとかなりキツイです。
なのでこれに関しては味方依存になってしまうのですが、引くか切るかにしましょう。
※この戦術において一つだけ欠点があります。
それは仕様なのかこのゲームの穴を突いてしまったのか、とつげきチョッキをトリックしたターンは相手に変化技が打たれてしまうということです。よって、トリックを行う1ターンだけ自由を与えてしまうわけですね。
与ダメージ計算
- テラスヘビーボンバー
HBハバタクカミ
168 ~ 200 (103.8 ~ 123.5%) 確定1発
耐久無振りパオジアン
102 ~ 120 (65.9 ~ 77.5%) 確定2発
被ダメージ計算
C特化ハバタクカミのシャドーボール
164 ~ 194 (84.2 ~ 99.5%) 確定2発
C極特化ガチグマ(アカツキ)のブラッドムーン
157 ~ 186 (80.6 ~ 95.4%) 確定2発
A特化パオジアンのつらら落とし
162 ~ 192 (83.1 ~ 98.5%) 確定2発
A極特化オーガポンのウッドホーン
140 ~ 168 (71.8 ~ 86.2%) 確定2発
A特化ウーラオス(いちげき)の水流連打
180 ~ 216 (92.4 ~ 110.8%) 乱数1発 : 45.26%
C特化テツノツツミのフリーズドライ
134 ~ 162 (68.8 ~ 83.1%) 確定2発
A無振りディンルーの地震
54 ~ 64 (27.7 ~ 32.9%) 確定4発
A特化カイリューの竜舞スケイルショット(5)
150 ~ 180 (77.0 ~ 92.4%) 確定2発
A特化トドロクツキの叩き落とす(1.5倍込み)
152 ~ 182 (78.0 ~ 93.4%) 確定2発
A特化ウガツホムラのフレアドライブ
84 ~ 99 (43.1 ~ 50.8%) 乱数2発 : 2.73%
C極特化タケルライコの流星群
147 ~ 174 (75.4 ~ 89.3%) 確定2発
ポリゴン2のイカサマ
78 ~ 92 (40.0 ~ 47.2%) 確定3発
C無振りポリゴン2のれいとうビーム
84 ~ 100 (43.1 ~ 51.3%) 乱数2発 : 5.07%
苦手なポケモン
ゴルーグよりも速いアタッカーポケモンは基本的に厳しいと思ってください。タイプ的にも今の環境だと全員を対策するのは難しいですね。
変化技が効かないのずるい。こいつをメタりたいのならポルターガイストやじしんの採用もあり。
こいつのこだわりトリックもこっちには無効ですしね。
相性の良い味方・構築例
ドヒドイデです!ゴルーグが苦手なタイプ相性を全て半減や等倍にできる上にBDの耐久に大きな偏りがないので引き先としてこれ以上に安定しているポケモンはいないと思います。
あとはせっかくの起点作成なので積みアタッカーは欲しいです。
カイリューを使うなら厚底ブーツ推奨。
最後に
正直に言うとゴルーグを使うのはめちゃくちゃ難しいです。HBベースなのですが、どうしても元の種族値的に足りない、、、。ドヒドイデという安定した引き先のポケモンがいたお陰で初手の振り対面などで即切りするなんてことは起きなくなったです。
でも、刺さった時は相当強力でしたね。ゴルーグ頑張ったな。
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