初投稿です。拙い育成論ですがよろしくお願いします。
ダメージ計算などは時間がかかるため少々お待ちください。
コンセプトと役割
現在レギュレーションFが始まり、新ポケモンに
へびにらみで地面タイプでも麻痺にし、ちょうはつやみがわりでもリーフストームの起点になりかねず対処の難しいジャローダジャローダ
トップポケモンに対して強力なタイプを持ちアンコールで起点作成ポケモンを機能停止にさせてくるアシレーヌアシレーヌなどが活躍しています。
また初手に出てくるちょうはつやみがわりを持ったハバタクカミも多くいます。
初手に起点作成のポケモンを出すとこれらのポケモンに逆に起点にされかねず、まず初手に様子見で出せるポケモンを探した結果、辿り着いたのがストリンダーでした。
ストリンダーはでんき・どくのタイプによって麻痺が無効、草技やフェアリー技を半減に抑えつつ
ジャローダに採用されがちないわ、ほのおテラバースト、アシレーヌの水技、ハバタクカミのシャドーボールなどを等倍で受けることができます。
またパンクロックという特性によって「音技で受けるダメージが半減」
これによってアシレーヌに採用されがちなうたかたのアリアを半減、サイコノイズも等倍に抑えることで余裕を持って受けることが可能です。
また追加効果であるためちょうはつで拒否できないほっぺすりすり、みがわりや積みの起点にしてこようとする相手をこだわらせるアンコールといった非常に優秀な技を習得します。
更に現在環境に多いハッサムハッサムに対してもタイプ上強く出られます。
しかし今はガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)やディンルーディンルーといった強力な地面タイプが多い環境。
でんき技は常に無効化してくる相手がいる以上使いづらい技と言えます。
そこに対してストリンダーは不一致でありながら威力140、パンクロックによって威力182にもなるばくおんぱが十分な打点として機能します。
またテラスタルで地面弱点を消すと同時に更に1.5倍の火力を押し付けることができます。
サポートから超火力の押し付け、アンコールを絡めた受け崩し。状況次第ではディンルーやガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)すら返り討ちにできる。
受けポケモンのアーマーガアアーマーガア、ドヒドイデドヒドイデに対しても攻撃相性上強く、どくびし回収も可能
こういった需要に対して答えてくれるポケモンです。
ハイの姿の理由は性能的には変わりませんがギアチェンジ型をチラつかせることができるためハイとしています。
持ち物
オボンの実
とつげきチョッキだと補助技を使えないのでオボンの実を採用。後述の耐久調整の都合上必要です。
特性
パンクロック
音技の威力1.3倍+音技半減というぶっ壊れ特性
これによってアシレーヌ相手に非常に強くなり、ノーマルテラスばくおんぱで赫月ガチグマのブラッドムーンを超える火力を連打可能です
性格・努力値と調整
H244B12D52
特殊耐久ラインはサーフゴーのC特化シャドーボールをオボン込みで2耐え
物理はウーラオス(れんげき)ウーラオス(れんげき)のいじっぱり水テラスすいりゅうれんだをオボン込みで確定耐えのラインです。
S76
麻痺込みテツノツツミテツノツツミ抜き(104)ついでの無振りサーフゴーサーフゴー抜きの実数値105
ひかえめC124
残りを火力にブッパです。
技構成
全て確定枠です。削れる技がありません。
オーバードライブ
パンクロック込みで威力104、タイプ一致込みで威力156
地面タイプ環境で不遇なでんきタイプですが、地面以外に対しての通りはかなり良いと思います。
ばくおんぱ
パンクロック込みで威力182。不一致なのに命中安定タイプ一致威力120を超える威力を叩き出す頭のおかしい技
テラスタルすればこれが1.5倍になります。
この技がメインウェポンとなるためじめんタイプ相手でも問題なく打点の確保が可能です
アンコール
最強サポート技
受けポケモンや積みアタッカーの対してほっぺすりすりと合わせて相手を機能停止に追い込んだり、こだわらせることによって裏の起点にすることができます。
ほっぺすりすり
ちょうはつで無効化できない命中安定の麻痺技。タスキを潰したり確定数を少しだけずらすことができる優れもの
みがわりでは無効化されますがみがわりに対してはアンコールで起点回避可能
相手のこだわる技次第ではそのまま突破が可能です
テラスタル
ノーマル
ばくおんぱの火力を上げると同時にハバタクカミハバタクカミのムーンフォース、サーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュが半減であることから撃たれやすいシャドーボールを無効にする動きも取れます。
ノーマル唯一の弱点である格闘に対して元々耐性を持っている点も優秀です。
立ち回り例
ジャローダ
麻痺無効、リーフストーム半減によって安定して動くことができます。
リーフストーム+素テラバーストを確定耐え
ステラテラバースト2回を確定耐え
返しのばくおんぱでH振りジャローダを確定2発
ただリーフストーム+テラステラバーストだと乱数50%で落ちてしまいます
初手にアンコールから入ると相手に引かれるリスクと対面突破を諦めることになりますがみがわりをケアしつつリーフストームでこだわらせ
ほっぺすりすり→ばくおんぱと繋ぎ確実に裏の負担を削ぐことができます。
アシレーヌ
攻撃相性的に非常に有利。耐性面でもムーンフォース、エナジーボール半減、パンクロックによりうたかたのアリアを半減、サイコノイズを等倍に抑えるなど現在使用率に表示されている特殊技全てに耐性があります。
めいそうに対してもアンコールで対処可能
ハバタクカミ
ちょうはつにはほっぺすりすり、みがわりめいそうにはアンコールで対処可能。
メガネならば確実にほっぺすりすりが通ります。
またノーマルテラスでシャドーボールを無効化、アンコールを絡めて無償突破やブーストエナジー持ちを流すことが可能です。
サーフゴー
じめん、くさ、ドラゴンテラスの採用は少ない関係上オーバードライブが一貫しやすいです。
ゴールドラッシュ半減にシャドーボールはオボン込みで2耐え。シャドーボールでこだわっている場合はノーマルテラスでの無償突破、交代強要が可能です。
ハッサム
はたき以外に採用されるバレットパンチ、とんぼがえり、ダブルウィング、インファイト
これら全てを半減にでき、こちらの電気技を半減にできるじめん、くさ、ドラゴンテラスの採用が少なく強く出れます。
A特化ハッサムの1.5倍はたきおとす+はたきおとす+バレットパンチを90%以上の確率で耐えます。
つるぎのまいを使ってきた場合はアンコールではたきおとすを阻止可能
ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)
等倍ばくおんぱで十分な削りが可能です。
H振りならばノーマルテラスばくおんぱで89.5%〜106%のダメージが入ります。少しでも削れば上から縛ることが可能。
テラスなしでもD252振り程度ならばばくおんぱで確定2発、+チョッキでもテラスタルすれば2発で落とすことが可能です。
C特化ブラッドムーンで乱数50%で落とされてしまいますが、ハイパーボイスもパンクロックによって半減するため、ノーマルテラスシルクのスカーフガチグマ相手でも、ブラッドムーンを撃った次のターンに出してテラスを切れば確実に2回行動することが可能です。
また前の技がハイパーボイスだった場合もアンコールしてあげればブラッドムーンとしんくうはを防ぎつつハイパーボイスを2回耐えるので、アンコール→ばくおんぱ→ばくおんぱと撃つことができます。
しんくうはをアンコールすれば余裕を持って攻撃に転じることができます。
アーマーガアやドヒドイデ
単純に攻撃相性、耐性共に有利です
どくびし回収要員としても優秀。
与ダメージ計算
被ダメージ計算
欠点や苦手なポケモン
欠点は能力値自体は鈍足低耐久と言って差し支えない点と、テラスタルを切ると元の優秀な耐性を失ってしまう点です。
地面タイプ相手にテラスタルを切れば動けるとはいえテラスタルを切らされること自体がディスアドになりやすい。
どくびし回収ができなくなって負けた試合もありました。
耐久振りとオボンで最低限のサイクル性能を確保しているとはいえ、役割対象が複数いても1匹がせいぜいになりやすいです。
また不意の地面技や鉢巻持ちやイーユイのような速めの超火力アタッカー相手にはなすすべなく倒されてしまいます。
あくまで様子見に出して対面突破やサポートをしつつ、ストリンダーを通す展開が強そうだったら通しにいくのがいいでしょう。
相性の良い味方・構築例
サケブシッポ
元々がサーフゴーやハッサムといった強力な鋼タイプ、ちょうはつ持ち、下からアンコールを撃ってくるポケモン、起点にされかねないジャローダに対してサケブシッポを初手に投げられない場合に投げるポケモンとして探し出したポケモンです。
サケブシッポは弱点こそつかれやすいですが異常な耐久とオーガポンを抜ける素早さにより受け出しからの起点作成が十分に可能です。
サケブシッポとストリンダーの2匹の麻痺撒きとアンコールにより相手の行動を大きく制限して裏のエースを通したり、でんじはを撒くことでストリンダーが上から縛る動きがしやすくなります。