初めに
皆さん初めまして。ざっきぃと申します。今回が初の育成論投稿につき拙い文章かと思いますが最後までお付き合いして頂ければ幸いです。
ブロスターというマイナーといって差し支えないであろうポケモンをなぜ採用するに至ったのか。ブロスターの基本情報と今作の強化点からご説明させていただきます。
注意
この育成論ではHABCDS等の略称や3値、火力指数といった用語を使用しています。
また、確率の計算が割と頻繁に出てきます。
今作でのブロスターの強化点
ブロスターは第6世代で登場したポケモンで(今作では)専用特性のメガランチャーという波動系の技の威力が1.5倍になる特性を有しており、C種族値120という高水準な攻撃性能と特性も加味すればみず、あく、かくとう、ドラゴンタイプの幅広い高威力の技範囲を持っています。今回の育成論のように特殊技をメガランチャー補正が乗る技のみ覚えさせていた場合、種族値換算でC205、実数値換算ならばC283 というイカれた火力を放つことが出来ます。
ですが第6世代では悪名高いメガガルーラ等を筆頭とした火力に押しつぶされ、更にはメガカメックスというほぼ上位互換が存在したせいで環境では見かけず、第7世代ではインフレが加速したのにZ技がメガランチャーと最悪の相性で更に使われなくなり第8世代でも同じようにダイマックスとの相性の悪さによりまともに使われることはありませんでした。
ですが今作のテラスタルとの相性は抜群です。環境に蔓延るゴーストを根こそぎ成仏させるあくテラスタルあくのはどうの火力指数は34020でありこれは臆病C252メガネサザンドラのあくのはどうよりも威力が高いです。持ち物に依存せず、これだけの火力をだせるのですからこれはブロスターが誕生して以来初めての世代ごとの仕様と噛み合った環境だと言っても差し支えないでしょう。
採用理由
6世代で猛威を振るったサザンガルドのように今作ではサーフゴーとサザンドラという並びが圧倒的な数値とお互いの弱点を補強しあう完璧なタイプ相性で猛威を振るっています。
サザンドラが鋼テラスタルする事を考えればテラスタルしてもしなくても一貫する格闘技を、サーフゴーが風船を持っていたりゴースト・鋼・ひこう・ノーマルテラスタルする事を考えれば悪もしくは炎技を高火力で撃てるポケモンで対策したいところです。
格闘技と悪or炎技を高火力で撃つ際に上記2体のサイクルを考えると拘りアイテムで技を縛ってしまうのは悪手でしょう。サーフゴーサザンドラのサイクルを崩すための条件としては高火力の格闘技と悪もしくは炎技を打ち分けできるポケモンが好ましく、欲を言えばインファイトやとびひざげりなどのデメリットを有する技やきあいだまという命中不安の技でなく、サイクル戦で使いやすい技を覚えれば理想です。そもそもとして格闘技なんてものは高火力になればほぼ全てデメリットが存在するため、デメリット無しで高火力なんて理想は無理だと思いきやブロスターというポケモンはその理想に当てはまります。
特殊アタッカーで考えた場合きあいだまという命中率0の技を除けばはどうだんが特殊格闘タイプで最大威力であり、なんとブロスターは持ち物、テラスタルを考慮しなかった場合シーズン1で使える全ポケモン中最もはどうだんの威力が高いポケモンです。先述したあくのはどうとはどうだんというメリット効果のみの使いやすい癖のない技に加えて水の波動という打点をもつ独特な技範囲を特性により威力を上げ打ち分けできる点は今の環境に刺さるのではないかと考えました。
サーフゴーサザンドラの他にも環境に蔓延るラウドボーンキョジオーンキラフロルヘイラッシャドドゲザンカバルドン等にも強く出れますし上を取れればアーマーガアにも勝てます。なんなら対面でテラスタルできればメガネではないロトム系統ジバコイル等にもボルトチェンジを撃たれなければ打ち勝てます。
持ち物
とつげきチョッキ
ブロスターの低い耐久を補います。役割対象のサーフゴーとサザンドラは専ら特殊アタッカーのため確定です。メガネを持たせたくなる気持ちは分かりますがこの2体に対しては火力過剰すぎますしせっかくの高火力で広い技範囲なのに取り回しが悪くなります。更に言えばチョッキがないとメガネサザンドラのりゅうせいぐんを耐えられません。この育成論でのブロスターの役割はあくまで「サーフゴーとサザンドラに対しても強い悪特殊アタッカー」でありロマン火力ではありません。
特性
メガランチャー
性格
ひかえめ
火力を上げるため確定です
努力値
H164=実数値167で8n-1
C252
S76=実数値89で4振りアーマーガア抜き
残りをBDに振り分けで
B4
D12
アーマーガアが増えてきたらDを8削ってSに回して4振りアーマーガア抜き抜きにしても良いかもしれません
個体値
アクアジェットを採用のため基本的に6V推奨です。
あくテラスタル前提の為イカサマのダメージは誤差の範囲です。
技構成
みずのはどう
特性により威力90の30%で混乱付与の強技になります。
微妙に火力が足りないこともあるのでハイドロポンプと選択になりますが筆者は命中100以外の技を基本的に信用していないのでみずのはどうを推奨しています。
ハイドロポンプにすることで確定数が変わるのはキョジオーンカバルドンがあげられます。詳しいダメージ計算は下記にてご確認ください。
以下水の波動
あくのはどう
メインウエポンです。
特性により威力120に20%でひるみまでつきます。
以下悪の波動
アクアジェット
基本的にゲンガーキラフロル等のタスキを持っている相手への対策ですが他にもサーフゴーなどにテラスタルをせずにあくのはどうを撃つと微妙に足りない時があり、その残りを削り取ったりにも使えます。
以下アクジェ
はどうだん
サザンドラ等を筆頭とした環境に多い鋼テラスタルや霊対策のノーマルテラスタルに対する打点です。他にもセグレイブマスカーニャドドゲザンジバコイル等にも有効です。
以下波動弾
りゅうのはどうを採用しない理由
無理にりゅうのはどうを採用せずともドラパルトには悪の波動で事足りますしサザンドラセグレイブに対しては波動弾が打点になります。ボーマンダカイリューガブリアス等の龍タイプには欲しくなる時もありますが大概テラスタルで弱点をずらされ、そのテラスタイプの多くは波動弾で打点が持てる鋼かノーマルですし、更に言えば今回の育成論では物理龍タイプは役割対象の範囲外です。ブロスターというポケモンはあまり高火力高速物理アタッカーと殴り合えるようなポケモンではありません。それでも入れたい方はアクジェと選択になるかと思いますがアクジェを抜くとタスキやサーフゴーサザンドラへの安定感が下がります。少なくとも筆者は(りゅうのはどう欲しかったな)と思う時よりは(アクジェあって良かった)と思う時の方が多いです。
マリルリに上記の技を全て半減されてしまいますが環境にいるその他のポケモンには等倍以上で技が通ります。マリルリは天敵なので大人しく他のポケモンに任せましょう。
テラスタル
悪
他候補としては水か格闘になると思いますがサーフゴーサザンドラの2体を意識するならば悪にすることで耐久に振っていることの多いサーフゴーでも吹き飛ばせるので今回の育成論では悪で確定させていただきます。
ちなみに格闘にするとHやDに多めに降っているサザンドラを吹き飛ばせますし、水にするとキョジオーンカバルドンに対する打点強化になります。
立ち回り例
初手で出てきやすいサーフゴードラパルトキョジオーンキラフロルカバルドンゲンガーを狩るために初手出しが安定しますが同じく先発で出てきやすいキノガッサマリルリにかち合うと一方的に蹂躙されるのでモロバレル等の引き先がいると安心です。
基本的に相手のサイクルを崩すのは得意ですが物理耐久は紙同然です。後ろにオーロンゲ等の素早さ操作が得意なポケモンでサポートする対面構築を意識しましょう。
サザンドラより優れている点
悪タイプ特殊アタッカーとして考えた場合サザンドラがライバルになることは言うまでもありません。ブロスターの方が優れている点は多くありますが大きく分類すると次の6点です。
・アイテム補正無しで眼鏡サザンドラと同等の火力があること
・きあいだまと波動弾という命中率の大きな違い
・サザンドラに強い悪タイプ特殊アタッカーであるということ
・テラスタル前でも4倍弱点が無いこと
・貴重な水特殊アタッカーとしても運用できる
・先制技の有無
順にご説明します。
アイテム補正無しで眼鏡サザンドラと同等の火力があること
臆病C252眼鏡サザンドラの悪の波動よりもC特化ブロスターの悪テラスタル悪の波動の方が火力指数が高いと先述しましたが、正確には「ひかえめC252眼鏡サザンドラとほぼ変わらない火力」と言った方が正しいです。それぞれの火力指数は
サザンドラ臆病C252眼鏡 悪の波動 火力指数31860
ブロスターひかえめC252 悪テラスタル悪の波動 火力指数34020
サザンドラひかえめC252眼鏡 悪の波動 火力指数 34920
となっておりひかえめ眼鏡サザンドラには及ばないもののその差は900とほぼ変わらない火力を有しています。「ひかえめ眼鏡サザンドラの方が火力高いなら差別化できてないじゃん」と言いたい気持ちは分かりますが「拘りアイテムを持っていること」は大きな足枷になります。例えばチョッキドドゲザンやバンギラス等が悪技を受けに来た時や敵の不意のテラスタイプ等、現環境では技の打ち分けができることの重要性が非常に高いです。相手の3体目やテラスタイプが見えずにこちらがラス1のサザンドラで技を拘ってしまったから負けたという経験をされた方も多いのでは無いでしょうか。拘りアイテムというリスクと技選択のストレスから解放されます。
きあいだまと波動弾という命中率の大きな違い
サザンドラに格闘技を搭載しようとした場合命中不安のきあいだまほぼ一択になるかと思いますが特性により威力が上昇したブロスターの波動弾は必中威力120という壊れ技と化します。上記の技の打ち分け性能ととても相性がよく悪の波動を受けに来た悪タイプを安定して木端微塵にできます。悪タイプで止まらない悪特殊アタッカーという稀有な存在であり霊対策で環境に多いノーマルや悪テラスタイプに対しての有効打としても非常に有効です。
サザンドラに強い悪タイプ特殊アタッカーであるということ
先ほど述べた悪タイプに強いという点はサザンドラに対しても有効です。現環境のサザンドラミラーは運ゲーと言って差し支えないでしょう。相手のサザンドラの持ち物、テラスタイプを完璧に予想するのは非常に難しいです。サザンドラミラーになった時に流星群で突っ込みタスキで耐えられたりスカーフで上を取られたり鋼テラスタイプで受けられたり、逆に鋼テラスタイプ読みで大文字を撃ったのにテラスタイプせずに突っ込まれたり…様々な状況が考えられます。しかしブロスターは鋼テラスタルしようがしまいが波動弾で一貫を取り、タスキでもアクジェで刈り取り、眼鏡流星群でも耐えます。テラスタイプの話をするときりがありませんがマリルリ対策の毒テラスタルに対しても非常に有利な確率で勝てます。詳しいダメージ計算は下記をご覧ください。サザンドラVSサザンドラよりも遥かに楽にブロスターVSサザンドラという対面なら突破できます。眼鏡サザンドラと同等の火力を持つ悪特殊アタッカーでありながら様々なサザンドラに対して強いという点を非常に高く評価しています。
テラスタル前でも4倍弱点が無いこと
現在トップメタであるサザンドラ対策にフェアリーテラスタルが流行ってきています。ウォッシュロトムヒートロトム等を筆頭とした様々なポケモンがフェアリーテラスタルしてサザンドラを木端微塵にする事が増えてきており皆様の中にも木端微塵にしたorされた経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。ウォッシュロトムヒートロトムを前にしてサザンドラ側は本来有利対面でありテラスタルを切りにくく、非常に面倒な読み合いが発生します。テラスタルがある現環境では4倍弱点があるということは過去の世代よりも大きなデメリットであり、本来の有利対面を簡単にひっくり返されてしまいます。ですがブロスターは4倍弱点が無く、更に言えば本来水タイプなので悪対策のフェアリーテラスタル等を切られにくく、びっくりテラスタルでの事故死がサザンドラに比べて少ないです。
貴重な水特殊アタッカーとしても運用できる
現環境で見る水特殊アタッカーはウォッシュロトム程度でありペリッパーシャリタツがギリギリいるかどうかといった所だと思います。ブロスターの水の波動の火力指数は25515でC252ウォッシュロトムのハイドロポンプの火力指数は25905です。ほぼ変わらない火力を命中安定+3割混乱付与で撃つことができます。サザンドラ側に打点の無いカバルドンウルガモスバンバドロじめんテラスタルしたセグレイブ炎テラスタルしたラウドボーン等への強力な打点になります。余談ですが筆者は命中80のハイドロポンプを撃ちたくなさ過ぎてブロスターというポケモンを使用していると言っても過言ではありません。
先制技の有無
そのままです。タスキ対策として有効です。
サザンドラよりも劣っている点
もちろん全てが全てサザンドラよりもブロスターが優れているとは言えません。もしブロスターの方が優れているのだったら今頃ランクバトルではブロスターが跳ね回っています。筆者は別にサザンドラアンチではありませんので皆様のご検討の一助となるため、ブロスターが劣っている点についてもご説明させて頂きます。劣っている点としては
・テラスタイプや持ち物の多様性
・合計種族値の差
・特性ふゆうと耐性
・炎・鋼技の有無
・役割対象の違い
等があげられます。こちらも順にご説明します。
テラスタイプや持ち物の多様性
サザンドラがこれだけ現環境で暴れている理由は型の多様性によるものが非常に大きいかと思います。テラスタイプならメジャーな鋼からマリルリ対策の毒、火力増強の龍悪、鋼対策の炎、電気テラスタルや妖テラスタルのサザンドラをランクバトルで見かけた事もあります。持ち物もスカーフ、眼鏡、命の玉、タスキ、食べ残し等様々な持ち物に適正があります。ブロスターは技スぺ的にもテラスタルは水悪格闘龍のほぼ四択でそれ以外のテラスタイプにしてもブロスターの火力はメガランチャー前提のためテラバーストでは火力が乏しいです。更にブロスターがスカーフを持ったところで最速でも115族と同速程度でその辺りの層のポケモンはスカーフを持つことや積み技でSが上がることも多くスカーフ適正が高いとも言えません。(使えないことはありませんが)サザンドラのような型の多様性はブロスターには無く、それはつまり型の読みにくさという点でサザンドラの方が優秀だと言わざるを得ません。
合計種族値の差
言わずもがな合計種族値に大きな差があります。今回の育成論の努力値を振ったブロスターとひかえめCSサザンドラ(D4振り)の実数値を見比べてみると以下の通りです。
サザンドラ 167-112-110-194-111-150
ブロスター 167-83-109-189-111-89
なんとびっくり1つたりとも勝てません。Cは特性の補正が乗るため189×1.5で283.5と考えても良いと思うので完全な劣化にはなりませし耐久面はほぼ同じですがこれは耐久に180もの努力値を回してやっとD4振りサザンドラと同程度の耐久になれるということであり、やはり種族値の差という暴力が数値にすると目に見えて現れます。今回の育成論のブロスターはチョッキを着るのでサザンドラがチョッキを着た耐久と眼鏡をかけたような火力を両立できますが、それでもやはりSの差は大きいです。火力+ある程度の特殊耐久を両立できるのがブロスター、火力+ある程度の素早さを両立できるのがサザンドラといったところでしょうか。
特性ふゆうと耐性
ふゆうという特性は火力こそ上がらないもののサザンドラのサイクル性能の高さに大きく貢献しています。地面というテラスタルされがちなタイプを流せるこの特性は龍悪というタイプと合わせるとサザンドラに8つもの耐性を獲得させ、更に言えばサザンドラの鋼テラスタルと合わせれば弱点2つ半減以下12個という化物耐性を生み出します。ブロスターの水やテラスタル後の悪タイプは弱点はそこまで多くありませんが同時に耐性もそこまで多くありません。上記でD4振りサザンドラとこの育成論のブロスターがほぼ同じ耐久であると言及しましたがこの耐性の差はどうしようもありません。ブロスターは特性が攻撃性能に特化しているためサイクル性能はSの差も含めてサザンドラに軍配が上がります。
炎・鋼技の有無
サザンドラは様々なサブウエポンを持ち大文字・ラスターカノン等のブロスターが覚えない技を持ちますしテラスタルで火力を上げることもできます。テラスタルの多様性に乏しいブロスターは炎・鋼技を扱いにくく虫、草、フェアリー等への打点の差があります。
役割対象の違い
それぞれの役割対象が少し異なります。サザンドラのテラスタイプ次第では役割を持てなくともブロスターなら役割を持てるポケモンもいるので必ずしも劣っている点とは言えません。ブロスターが役割を持てるポケモンは下記を参照してください。サザンドラはテラスタル次第で無限の役割があるので各自大量にあるサザンドラの育成論をご覧ください。サザンドラの全てのテラスタルをこの場で紹介とか正気じゃない
優れている点劣っている点どちらもご覧いただいて分かった通りブロスターとサザンドラは悪特殊アタッカーとして考えた場合でも上下互換ではなく技範囲や持ち物の差で生じる火力や耐久の差で明確に差別化ができています。そもそもとしてタイトルにある通りこのブロスターの役割はサーフゴーとサザンドラ対策でありこの2体どちらとも対策できるという点ではブロスターの方が優れており、サーフゴーとサザンドラがパーティーで重いのならば一考の余地はあるかと思います。
有利なポケモン
後出しからでも勝てる
サーフゴー
対面からならほぼ勝てるし技によっては後出しもできる
サザンドラドラパルトカバルドンヘイラッシャドドゲザンバンギラスゲンガーアーマーガア
持ち物やテラスタルによっては負ける可能性もあるが概ね有利
キョジオーンラウドボーンキラフロルジバコイルウォッシュロトムヒートロトムソウブレイズグレンアルマバンバドロ△ウルガモス
一見有利に見えるウルガモスですがテラスタルで弱点をずらして蝶の舞を積み、ギガドレインや虫のさざめきで突破しようとしてきます。テラスタルを切られなければ勝てますが基本的にテラスタル要員としてウルガモスは採用されやすいためめちゃくちゃテラスタルしてきます。あまり突っ張るのはおすすめしません。
苦手なポケモン
受けだしされても基本的に勝てない
マリルリキノガッサドオー(貯水)
天敵とかいうレベルではなく何もできません。下記で紹介する相性の良いポケモンで誤魔化しましょう。幸いにも3体とも対策のしやすいポケモンです。最近は3体とも対策が進み環境で見る頻度が減ってきておりブロスターにとっては追い風です。
対面からは基本的に勝てない
・Sが高くブロスター側が一撃で落とすことのできない高火力物理アタッカー(ガブリアスコノヨザルセグレイブカイリューボーマンダ等)
龍タイプは鋼やノーマルテラスタルしてくれれば波動弾で確定1発とまではいかなくとも乱数で倒せますがどうしても相手依存の不利な読み合いが発生します。そもそもとして上記のポケモンは役割対象では無いので筆者は下記で紹介するオーロンゲにどうにかしてもらっています。ただし相手が受けに来た場合は悪テラスタル悪の波動を2回打てば大概吹き飛ばせるので受けだしは許しません。カイリューですら無振りならマルチスケイル込みで92.2%の乱数2発です。
・Dが高く弱点をつけないポケモン(ニンフィアリククラゲその他不意のチョッキ持ち)
ニンフィアは水の波動で31.6%〜37.6%程度で被ダメージはC特化ハイパーボイスが39.5%〜46.7%です。お互いまともに打ち合うとSが早い方が勝ちますがニンフィアの食べ残しや眼鏡、チョッキ、寝むカゴ等を考えるとほぼ撃ち負けます。
リククラゲはH252程度なら悪テラスタル悪の波動で食べ残し込みで67.18%の乱数2発ですが一撃で落とせない以上耐えて眠らされて宿り木等の起点にされます。
リククラゲはそこまで環境に多くはいませんがニンフィアはわりかし見かけるので他のポケモンで対策はしておきましょう。
相性の良い味方
HB特化オーロンゲ@こうこうのしっぽ
挑発・ソウルクラッシュ・捨て台詞・トリック
育成論SV/74
みね様ご提案のこちらのオーロンゲと一緒に使用しています。
積みアタッカーの機能停止や素早さ操作、捨て台詞のサイクル性能が非常に強力でブロスターと相性が良いです。
HB特化モロバレル@くろいヘドロ
キノコのほうし・ヘドロばくだん・イカサマ・光合成
ブロスターのテラスタル前の弱点の草電気、テラスタル後の弱点の格闘フェアリーを半減で受けるかなりかみ合った相性補完をしています。
キノガッサマリルリにも非常に強いです。ニンフィアは実質炎タイプみたいなものなので受けられません。
HD特化ドオー@くろいヘドロ(ちょすい)
じしん・ステロ・あくび・自己再生
上記のモロバレルと持ち物が被るので選択になります。
主にロトム族ジバコイルのボルチェン抑制とマリルリニンフィア対策です。あとステルスロックというこの世で一番強い技を使えます。ステロをまくことでブロスターのほんの少し足りない火力を疑似的に補うことができます。キノガッサには眠らされてボコボコにされるので注意してください。
与ダメージ計算と立ち回り補足
サザンドラサザンドラ
D4 波動弾 93.4%〜110.1% (56.2%乱数1発)
D4 アクジェ 5.3%〜6.5%
D4鋼テラスタル アクジェ 10.7%〜13.1%
D4突撃チョッキ 波動弾 62.2%〜74.2%
D4毒テラスタル 波動弾 23.3%〜27.5%
D4毒テラスタル 悪テラスタル悪の波動 70.0%〜82.6%
テラスタルすればC特化眼鏡悪の波動でも3発は耐えるのでD4振りの一般的な型であれば返しの波動弾+アクジェで87.9%(無振りなら94.1%)の確率で持っていけます。ちなみに鋼テラスタルを切られていたりステロを踏んでいれば確定で持っていけます。裏にオーロンゲ等のフェアリータイプがいれば流星群も撃ちづらくなりますので是非セットで採用しましょう。眼鏡流星群は耐えますが眼鏡龍テラスタル流星群は耐えれません。
毒テラスタルされた場合はサザンドラの毒テラバーストの被ダメージがC252程度なら8%の乱数3発でC252メガネだったら10.1%の乱数2発になります。メガネの場合は10.1%の乱数を乗り越えなくてはなりませんが逆に言えば約90%で勝てると言えます。悪テラスタル波動弾+悪の波動+アクジェで確定で落とせます。
サーフゴーサーフゴー
D4 悪テラスタル悪の波動 141.9%〜167.9%
D4 悪の波動 95.0%〜112.3%(68.7%乱数1発)
D4 アクジェ 14.8%〜17.2%
H252D4 悪テラスタル悪の波動 118.5%〜140.2%
D4鋼テラスタル 悪テラスタル悪の波動 70.9%〜83.9%
HD特化 悪テラスタル悪の波動 84.5%〜100%(6.2%乱数1発)
サーフゴーでHD特化なんて見たことないですが一応載せておきます。あくテラスタルせずに悪の波動撃った場合は耐えられる可能性がありますが、無振りの場合はそこからアクジェで先制で落とせます。
ラウドボーンラウドボーン
H252D4 悪テラスタル悪の波動 127.9%〜151.6%
H252D4 悪の波動 85.3%〜101.4%(6.2%乱数1発)
H252D4 水の波動 96.6%〜113.7%(75%乱数1発)
H252D4炎テラスタル 悪テラスタル悪の波動 63.9%〜75.8%
HD特化 悪テラスタル悪の波動 88.1%〜103.3%(18.7%乱数1発)
HD特化炎テラスタル 悪テラスタル悪の波動 44%〜51.6%(10.5%乱数2発)
HD特化妖テラスタル 悪テラスタル悪の波動 21.8%〜25.5%
HD特化妖テラスタル 水の波動 32.7%〜38.8%
ラウドボーンが対面から炎テラスして突っ張って来たりすることはほぼなく、引くかなめて居座るかのどちらかなので悪テラス悪の波動で突っ込みましょう。
※追記 最近サザンドラ対策でフェアリーテラスタルが流行ってきているので悪の波動が安定択では無くなりました。つらい
ドラパルトドラパルト
D4 悪テラスタル悪の波動 165.6%〜196.3%
D4 悪の波動 110.4%〜131.2%
D4 アクジェ 7.9%〜9.8%
D4鋼テラスタル 悪テラスタル悪の波動 82.8%〜98.1%
D4鋼テラスタル 悪の波動 55.2%〜65.6%
D4鋼テラスタル アクジェ 16.5%〜20.2%
H252光の壁 悪テラスタル悪の波動 69.2%〜82.0%
素直に突っ込んできてくれるなら勝てますがテラスタイプ次第です。
キョジオーンキョジオーン
H252D4 水の波動 84.0%〜99.5%
H252D4 ハイドロポンプ 102.4%〜121.7%
H252D4 悪テラスタル悪の波動 55.5%〜65.7%(食べ残し込み確定2発)
HD特化 水の波動 58.9%〜70.5%
HD特化 ハイドロポンプ 73.4%〜86.9%
HD特化 悪テラスタル悪の波動 39.6%〜46.8%
H252D4霊テラスタル 水の波動 42.0〜49.7%
H252D4霊テラスタル ハイドロポンプ 51.2%〜60.8%(食べ残し込みだと91.4%の乱数2発)
H252D4霊テラスタル 悪テラスタル悪の波動 111.1%〜131.4%
HD特化霊テラスタル 悪テラスタル悪の波動 79.2%〜93.7%
ハイドロポンプならH252D4振り程度なら倒せますが水の波動を耐えやがるのでハイドロポンプを搭載していない場合は悪テラスタルして悪の波動を撃ちましょう。ハイドロポンプを搭載していても結局裏に引くかテラスタルで弱点をずらしに来るのでハイドロポンプが素直に通ることは少ないですし、悪テラスタル悪の波動ならH252D4振り程度であれば食べ残し込みで確定2発です。更に言えば弱点ずらしで霊テラスタルしてきて勝手に木端微塵になる可能性も充分にあります。HD特化でテラスタルせずに居座ってきた場合でも悪テラスタル悪の波動+水の波動で98.8%の乱数。食べ残しを持っていた場合は72.2%の乱数となります。(悪テラスタル悪の波動+ハイドロポンプなら食べ残し込みでも確定)
お手上げなのはたまにいる水・草テラスタルがHD特化だった場合でハイドロポンプでも水の波動でも悪テラスタル悪の波動でも受けきられて厳しいです。ですが先述したようにH252D4振り程度なら悪テラスタル悪の波動で押し切れるので悪テラスタル悪の波動でキョジオーンのHPバーが黄色になったら食べ残しで緑に戻ろうが突っ張る。緑のままでテラスタルしてこないなら水の波動で突っ張る。緑のままで食べ残しで回復したり草や水テラスタルしてきたなら自己再生してくるので引く。といった動きになります。この動きは相手のテラスタルや努力値調整を確認できる上にしおづけのダメージを抑えることができる非常に有用な動きになります。キョジオーン対面での基本プランです。
以上の点からハイドロポンプがあれば確実に勝てるということはありません。むしろ命中安定の水の波動の方が安定する場面も多々あります。それでもキョジオーンに対する殺意が抑えられない方はその殺意の程度でハイドロポンプと水の波動は選択してください。
キラフロルキラフロル
D4 水の波動 118.9%〜141.7%
D4 悪テラスタル悪の波動 79.7%〜93.6%
D4 アクジェ 30.3%〜35.4%
D4草テラスタル 水の波動 30.3%〜36.0%
タスキの場合はアクジェを撃たなければならないのでどくびしをまかれることは覚悟しましょう。
草テラスタルした場合は打ち勝てはしますが割と致命傷を受けますしメガネをしてた場合には負けます。
ヘイラッシャヘイラッシャ
H252D4 悪テラスタル悪の波動 58.3%〜68.8%
HD特化 悪テラスタル悪の波動 38.9%〜45.9%
特防特化食べ残し込みで確認3発です。
ねむねごじわれで運ゲーされる可能性はありますがねごとでじわれを引き更に当てる確率は15%であり悪の波動で怯む確率も考慮すれば12%にまで下がります。確率上非常に有利になります。
カバルドンカバルドン
H252D4 水の波動 95.8%〜114.4%(81.2%乱数1発)
H252D4 ハイドロポンプ 118.1%〜139.5%
H252D4 悪テラスタル悪の波動 64.1%〜75.8%
HD特化 水の波動 66.9%〜79.0%(オボン込確定2発)
HD特化 ハイドロポンプ 80.9%〜95.8%
HD特化 悪テラスタル悪の波動 43.7%〜52.0%(15.2%乱数2発)
カバルドンというポケモンは昔から環境の変化に伴いB振りかD振りかの調整を無限にしているポケモンであり、テラスタルもある現環境では更にその調整頻度が多くなるかと思われます。特防特化されればハイドロポンプでも落とせません。確率で考えるならば特防特化カバルドンはハイドロポンプ+悪テラスタル悪の波動をオボン込みでちょうどぴったり100%で落とせますがハイドロポンプの命中を加味すれば80%の確率だと言えます。それならば水の波動を2回打った方がより安定です。H252D4カバルドンであってもハイドロポンプで確定1発なのでハイドロポンプの方がよさそうに見えますが水の波動で落とせる確率は81.2%(混乱付与の確率も加味すれば約83%)でありダメージ計算だけでは分かりづらいですがハイドロポンプの命中80%よりも確率自体は高いためカバルドンがH252D4だろうが特防特化だろうが結局は水の波動の方がパフォーマンスはいいのかなと思います。
ウォッシュロトムウォッシュロトム
D4 悪テラスタル悪の波動 81.6%〜96.0%
D4 アクジェ 5.6%〜6.4%
H252D4 悪テラスタル悪の波動 64.9%〜76.4%
D4妖テラスタル 悪テラスタル悪の波動 40.0%〜47.2%
D4妖テラスタル アクジェ 12.8%〜15.2%
ボルトチェンジで逃げられることは多々ありますしトリックされることもあります。ちなみにスカーフトリックされると準速80族(カイリューフワライドサーナイトヌメルゴンエルレイド等)を抜ける様になります。準速ギャラドスと同速ですね。頭の片隅に入れておくとたまに役立ちます。
ヒートロトムヒートロトム
D4 悪テラスタル悪の波動 81.6%〜96.0%
D4 水の波動 121.6%〜144.0%
D4 アクジェ 25.6%〜30.4%
H252D4 悪テラスタル悪の波動 64.9%〜76.4%
H252D4 水の波動 96.8%〜114.6%(75%乱数1発)
D4妖テラスタル 悪テラスタル悪の波動 40.0%〜47.2%
D4妖テラスタル アクジェ 12.8%〜15.2%
水の波動で確定1発とれるので言わずもがなウォッシュロトムより倒しやすいですが、基本ボルトチェンジで逃げられます。
ジバコイルジバコイル
H252D4 波動弾 87.0%〜102.8%(18.7%乱数1発)
H252D4 アクジェ 8.5%〜10.2%
特防特化 波動弾 62.1%〜73.4%
特防特化チョッキ 波動弾 41.8%〜49.7%
ジバコイルH252D4に対して波動弾+アクジェが75.8%の乱数です。Sで上をとられた場合には75.8%の賭けに出る必要が発生しますがジバコイルが努力値をSに割いた場合には耐久を削ることの方が多いと思うので実際には乱数はもう少し高くなるかなと思います。具体的にはS4振りアーマーガア抜き調整でSに68振っているジバコイルを想定するとCにぶっぱした場合Hには188程度しか振れません。その場合は波動弾+アクジェが101.2%〜119.6%で確定で落とせます。(ちなみに波動弾単体の乱数も50%まで上昇します。)
特防特化チョッキの場合は波動弾が確定3発ですがCに振っていない10万ボルトはほぼ3発耐えます。特防特化チョッキ飛テラスタルは波動弾を半減にされた後からでも悪テラスタル悪の波動連打で打ち勝てます。
ただウォッシュロトムヒートロトム同様ボルトチェンジで逃げられる事は多いです。
アーマーガアアーマーガア
H252d4 水の波動 44.3%〜52.6%(19.9%乱数2発)
H252d4 悪テラスタル悪の波動 59.2%〜70.2%
たまになめて受けに出てきますがS4振りなら上を取って何もさせずにお陀仏にできます。対面の場合は挑発か蜻蛉帰りを撃たれるので蜻蛉帰り警戒でテラスタルせずに水の波動を撃つのが安定択です。居座ってきても水の波動+悪テラスタル悪の波動で持っていけます(食べ残し込みだと96.5%)
ドドゲザンドドゲザン
H252D4チョッキ 波動弾 104%〜123.6%
H252D4チョッキ アクジェ 7.2%〜8.6
H252D4チョッキ悪テラスタル 波動弾 53.1%〜62.8%
H252D4チョッキ霊テラスタル 悪の波動 78.2%〜92.7%
テラスタルされても悪か鋼なら弱点を突き続けられるのはブロスターの優秀な点です。悪テラスタルすればアイアンヘッド+不意打ちも安定して耐えるのでびっくりテラスタル以外なら大概勝てます。
バンギラスバンギラス
H252D4砂 波動弾 92.7%〜110.1%(56.2%乱数1発)
H252D4砂 悪の波動 17.3%〜20.2%
H252D4砂 アクジェ 15.4%〜18.3%
相変わらず砂下ではイかれた特殊耐久ですがテラスタルされなければ対面から負けることはありません。
ゲンガーゲンガー
D4 悪の波動 131.8%〜155.5%
最近環境に増えてきてますが余裕でブロスターのおやつです。悪の波動+アクジェで道連れをさせずに突破できます。テラスタルする事でシャドーボールを半減にできますがヘドロばくだんを撃たれることもあるので対面からテラスタルを切る必要はそこまでありません。
バンバドロバンバドロ
H252D4 水の波動 87.9%〜104.3%(18.7%)
H252D4格闘テラスタル 水の波動 44.0%〜52.1%(オボン込み確定3発)
H252D4 悪の波動 36.9%〜46.8%
H252D4 悪テラスタル悪の波動 59.4%〜70.0%
S1で高順位だった方のパーティーに入っておりその影響を受けて環境に増えてきています。もっぱらステロまき兼物理受けのためDはそこまで硬くないので、テラスタルされなければ対面からは打ち勝てます。しかし格闘テラスタルを想定すると対面からでも負ける可能性が高いです。わかりやすいように行動準に説明します。
対面時
【1】ブロスター水の波動→バンバドロ格闘テラスタル 44%ダメージ 持久力発動B1段階上昇
【2】バンバドロ鉄壁 持久力込みでB3段階上昇
【3】ブロスター水の波動→バンバドロ格闘テラスタル 44%ダメージ 【1】と合わせて合計88%ダメージだが、オボンで回復してバンバドロ残りHP37% 持久力発動合計B4段階上昇
【4】バンバドロ格闘テラスタルボディプレス→ブロスター 87.5%乱数1発
となり負ける可能性が高いです。水の波動で混乱や高乱数を引いたりオボンを持っていなかったり鉄壁がなかったらテラスタルされても勝てますが、安定はしません。筆者は対面したら水の波動を打ってテラスタルされない場合やテラスタルしても鉄壁以外なら突っ張り、テラスタルして鉄壁されたら裏の挑発ゴツメ飛行テラスタルアーマーガアを後出しする事で対応していますが、テラスタルを切らされるのがめちゃくちゃにきついです。
ブラッキーブラッキー
H252D4 波動弾 51.4%〜61.3%(食べ残し込み確定2発)
HD特化 波動弾 42.6%〜50.5%(食べ残し込み確定3発)
H252D4毒テラスタル 波動弾 12.9%〜15.4%
H252D4毒テラスタル 悪テラスタル悪の波動 38.7%〜46.1%(食べ残し込み確定3発)
H252D4霊テラスタル 悪テラスタル悪の波動 84.1%〜100.9%(6.2%乱数1発)
物理受けでDにあまり降っていない場合は食べ残し込みでも波動弾で確定2発取れますが特殊受けや毒テラスタルの場合はあくびで起点にされます。勝てる可能性も十分にありますが、正直あまり相手をしたいポケモンではありません。
被ダメージ計算
特に表記しない場合は悪テラスタル前提として計算しています。
テラスタルしていない場合のダメージ計算は【】内に記載しています。
サザンドラC特化 悪の波動 15.5%〜18.5%
サザンドラC特化 流星群 50.8%〜61.0%(C下降込で確定3発)
サザンドラC特化メガネ 悪の波動 23.9%〜28.7%(97.2%乱数4発)
サザンドラC特化メガネ 流星群 79.0%〜93.4%
サーフゴーC特化 シャドーボール 16.1%〜19.7%
サーフゴーC特化 ゴールドラッシュ 49.1%〜58.0%
サーフゴーC特化 マジカルシャイン 45.5%〜53.8%
サーフゴーC特化メガネ シャドーボール 25.1%〜29.9%
サーフゴーC特化メガネ ゴールドラッシュ 76.0%〜89.8%
サーフゴーC特化メガネ マジカルシャイン 67.0%〜79.0%
ラウドボーンC無振り フレアソング 21.5%〜25.7%(C上昇込で確定3発)
ラウドボーンC特化妖テラスタル テラバースト 58.6%〜69.4%
ドラパルトA252 ドラゴンアロー 53.8%〜64.6%
ドラパルトA252鉢巻 ドラゴンアロー 80.2%〜94.6%
ドラパルトA特化鉢巻 ドラゴンアロー 87.4〜104.1%(25%乱数1発)
キョジオーンB特化 ボディプレス 67.0%〜79.0%
キラフロルC特化 ヘドロウェーブ 38.3%〜45.5%
キラフロルC特化草テラスタル テラバースト 34.1%〜40.1%
ウォッシュロトムC特化 10万ボルト 31.1%〜37.7%(84.1%乱数3発)
ウォッシュロトムC特化メガネ 10万ボルト 46.7%〜55.6%(69.5%乱数2発)
ウォッシュロトムC特化妖テラスタル テラバースト 57.4%〜68.2%
ジバコイルC特化 10万ボルト 32.9%〜39.5%(99.8%乱数3発)
ジバコイルC特化メガネ 10万ボルト 50.2%〜59.2%
アーマーガアB特化 ボディプレス 67.1%〜79.4%
アーマーガア無振り 蜻蛉帰り 40.7%〜49.1%【20.3%〜24.5%】
ドドゲザンA特化 アイアンヘッド 46.7%〜55.6%
ドドゲザンA特化 不意打ち 20.3%〜24.5%
バンギラスA特化 ストーンエッジ 64.6%〜76.0%
ゲンガーC特化 ヘドロばくだん 34.1%〜40.1%
バンバドロB特化格闘テラスタル ボディプレス 55.0%〜65.8%【27.5%〜32.9%】
バンバドロB特化格闘テラスタル↑ ボディプレス 82.6%〜98.2%【41.3%〜49.1%】
バンバドロB特化格闘テラスタル↑↑ ボディプレス 110.1%〜130.5%【55.0%〜65.2%】
バンバドロB特化格闘テラスタル↑↑↑ ボディプレス 【68.8%〜81.4%】
バンバドロB特化格闘テラスタル↑↑↑↑ ボディプレス 【97.6%〜115.5%】(87.5%乱数1発)
終わりに
環境で暴れまわっているサーフゴーサザンドラ等に強く、よほどの耐久を持たない限り等倍での受けを許さない火力を有していることはブロスターの大きな魅力です。更に言えば育成論で語るべきではないかと思い敢えて語りませんでしたが今のところブロスターは初見殺し性能が非常に高いポケモンになっており、環境にとても通りが良いです。今までマイナーだったからなめられていますが仕様とのかみ合いにより思いもよらない火力がでるのは剣盾環境初期のアイアントに似ています。第九世代のアイアント枠にはブロスターが入ってくるのではないかと密かに期待しているポケモンです。
筆者はこのブロスターを主軸としたパーティーでマスボ3桁程度は達成できているので環境で充分戦えるポケモンだと確信しています。パーティ構築/3996でパーティーも紹介しているのでよろしければそちらもご覧ください。
また、サザンドラより優れている点、劣っている点を数多くお話ししましたがどちらが皆様のパーティーにあっているか、皆様のポケモンの使い方に適しているかは人によって変わってくるかと思います。それでもこのアホみたいに長い育成論をここまで読んでいただいた皆様には是非ともこの際にブロスターをご検討いただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。ご指摘、ご質問等ございましたらコメントをよろしくお願いします。