はじめましてドングリングと申します。
今回初めての育成論投稿となります。是非温かい目で見ていただけると幸いです。
今回は私の大好きなポケモンである『キュワワー』の育成論を書いていきます。
キュワワーキュワワーについて
キュワワーは『ヒーリングシフト』という独自の特性を持っています。
この特性を簡単に説明すると、回復系の技を優先度+3の先制技として打つことができる特性です。
具体的に『こうごうせい』や『ギガドレイン』『ドレインキッス』『フラワーヒール』『ねむる』といった技が先制技として打てます。
この優先度+3というのが非常に強力で、優先度+1の『アクアジェット』『ふいうち』『バレットパンチ』などの先制技や『いたずらごころ』はもちろん、優先度+2の『しんそく』や『であいがしら』などの先制技よりも先手で動くことができます。
今回はこの優先度+3という絶対的な先制技から繰り出される「ひかえめCぶっぱフェアリーテラス眼鏡ドレインキッス」にロマンを感じたので、育成論を投稿させていただきました。
役割
役割は「優先度+3から繰り出される超高火力なドレインキッスで、相手のパーティーをぐちゃぐちゃにする!」と言いたいところですが、キュワワーの特攻種族値は82で、かつ『ドレインキッス』の技の威力が50であることから、ぶっちゃけ超高火力といえるほどの火力はでません。育成論破綻!?
しかし、キュワワーは防御種族値90・特防種族値110と耐久が高いので、相手を一撃で倒せなかったとしても、相手の攻撃を耐え、先制ドレインキッスで回復しながら打ち合い、倒すことが可能です。
また、他の先制技よりも早く動けることが本当に優秀で、HPが1さえ残ってさえいれば、確実に動けて、ある程度働くことができます。
他にも眼鏡キュワワーの優秀な役割として、「こだわりトリック」を使うことができます。
相手の受けポケモンに対して「こだわりトリック」を仕掛け、『めいそう』で火力と耐久を積み、全抜きを目指すなどといった動きも可能です。
持ち物
コンセプトのため『こだわりメガネ』で確定させていただきます。
今回の育成論とは関係ない余談になりますが、火力アップアイテムとして『いのちのたま』も強いと思います。『こだわりメガネ』と違って、相手によって技を変えることができ、『トリック』をせずに『めいそう』を積むことも可能、また、『ドレインキッス』は回復技なので『いのちのたま』の被ダメージも回復することができると考えると、ノーリスクで火力をあげることができます。
しかし、やはり火力が少し下がってしまうことと、「こだわりトリック」ができないため、相手の受けポケモンなどに起点にされてしまう恐れがあるというデメリットもあります。
他にも持たせると強いアイテムはたくさんあると思いますが、ひとまず、この育成論では、持ち物を『こだわりメガネ』として書いていきます。
特性
コンセプトのため『ヒーリングシフト』で確定させていただきます。
性格・努力値と調整
ひかえめ B172-C252-D84
コンセプトのため、性格「ひかえめ」とC252は確定。
Hは、『ドレインキッス』で回復する割合を最大限にあげるために無振り
BDは、
いじっぱりAぶっぱカイリューのノマテラ鉢巻『しんそく』確定耐え
Cぶっぱガチグマ(アカツキ)の『ブラッドムーン』確定耐え
などの調整。詳しくは被ダメージ計算にのせています。
技構成
〜確定枠〜
- 『ドレインキッス』
コンセプトのため確定させていただきます。
- 『トリック』
この技がない場合、「こだわりトリック」が行えず、『こだわりメガネ』を持たせる利点が生かしきれないため、『トリック』も確定させていただきます。
〜選択枠〜
- 『ギガドレイン』
水・地面・岩タイプに対する優秀なサブウェポンです。
この技も『ヒーリングシフト』の効果を受けるため、優先度+3の先制技として使うことができます。
個人的には、ほぼ確定にして良いくらい優秀な技です。
- 『めいそう』
『トリック』で相手に『こだわりメガネ』を押し付けた後に使える積み技です。
キュワワーは『こだわりメガネ』を失ってしまうと、火力がかなり低くなってしまうため、その火力不足を補うことができます。
個人的に、かなりおすすめの技です。
キュワワーが相手の選出に刺さらなかった場合に、何かしら役に立つであろう補助技たちです。
『こだわりメガネ』との相性は悪いですが、『めいそう』と同じように「こだわりトリック」をきめた後に使用する分には全然ありだと思います。
このような優秀な補助技も覚えるので、パーティーに相談して採用するのも良いかと思います。
- 『はかいこうせん』
キュワワーの覚える特殊技の中で、最高威力の技です。
文字通りすべてを破壊します。
しかし、この技は『ヒーリングシフト』の効果を受けないため、先制で打つことができません、また、反動で次のターンうごけなくなるところもいたいです。
ただ、『ドレインキッス』『ギガドレイン』が通らない毒・炎タイプに対する打点になるので、使えないというわけではないと思います。
- 『こうごうせい』
『ヒーリングシフト』の効果を受ける回復技です。
「こだわりトリック」をした後の体力管理などで使えます。
しかし、『ドレインキッス』や『ギガドレイン』で攻撃しながら回復することができるので、わざわざ採用するメリットは薄いかと思います。
ただ、『ドレインキッス』や『ギガドレイン』が通らない、鋼・毒・炎タイプに対して粘ることができ、完全に使えないことはないと思います。
テラスタル
コンセプトのためフェアリーテラスに確定させていただきます。
余談ですが、テラスタルの仕様で、テラスタイプと同じタイプで技威力が60以下の技はテラスタルをしたときに威力が60にまで上昇します。(先制技・連続技・技の効果や特性で威力60を超える技は対象外)
この仕様により、技威力が50の『ドレインキッス』はテラスタルをすることで、技威力が60にまで上昇し、かなり火力が上がります。(『ヒーリングシフト』で先制技になる場合はこの仕様の対象外にならない)
つまり、フェアリーテラスタルをするしないで『ドレインキッス』の火力にかなりの差が生じるため、キュワワーのテラスタイプはフェアリーのすることを強くおすすめします。
立ち回り
基本的にフェアリーテラスタルを切って『ドレインキッス』連打です。
相手にとって『ギガドレイン』にするのもありですが、その場合、テラスタルは切る必要はありません。
また、このキュワワーは後投げがとてもしやすいです。
『ドレインキッス』を必ず先制で打てるので、後投げしたときに受けたダメージを『ドレインキッス』で回復することが容易にでき、ほぼ無償で後投げをすることができます。
相手が受けポケモンの場合は、前述した通り「こだわりトリック」をしかけて、『めいそう』などの起点にしましょう。
与ダメージ計算
※この与ダメージ計算はすべて『こだわりメガネ』を持っている状態のものになります。
フェアリーテラスドレインキッス
H4ハバタクカミ 66 ~ 78 (50.4 ~ 59.6%) 確定2発
HD252マルスケカイリュー 68 ~ 80 (34.4 ~ 40.5%) 確定3発(一回目マルスケ、二回目マルスケなしだと確定2発)
H252ウーラオス(れんげき) 248 ~ 296 (119.9 ~ 143.0%) 確定1発
H252パオジアン 236 ~ 280 (126.3 ~ 149.8%) 確定1発
H252ガチグマ(アカツキ) 118 ~ 140 (53.7 ~ 63.7%) 確定2発
H252ブリジュラス 118 ~ 140 (59.9 ~ 71.1%) 確定2発
H4イーユイ 72 ~ 86 (55.0 ~ 65.7%) 確定2発
HD252ディンルー 116 ~ 140 (44.3 ~ 53.5%) 乱数2発 : 23.43%
H252ランドロス(霊獣) 102 ~ 120 (52.1 ~ 61.3%) 確定2発
H4テツノツツミ 124 ~ 148 (94.0 ~ 112.2%) 乱数1発 : 68.75%
H4イダイトウ♂ 106 ~ 126 (54.1 ~ 64.3%) 確定2発
HD252タケルライコ 144 ~ 172 (62.1 ~ 74.2%) 確定2発
HD252ラティオス 124 ~ 148 (66.4 ~ 79.2%) 確定2発
HD252ラティアス 112 ~ 132 (59.9 ~ 70.6%) 確定2発
H252アシレーヌ 74 ~ 88 (39.6 ~ 47.1%) 確定3発
ギガドレイン
H4ウーラオス(れんげき) 156 ~ 184 (88.7 ~ 104.6%) 乱数1発 : 31.25%
H252ガチグマ(アカツキ) 146 ~ 174 (66.4 ~ 79.1%) 確定2発
HD252ディンルー 72 ~ 86 (27.5 ~ 32.9%) 確定4発
H4テツノツツミ 156 ~ 184 (118.2 ~ 139.4%) 確定1発
H4イダイトウ♂ 132 ~ 156 (67.4 ~ 79.6%) 確定2発
H252アシレーヌ 92 ~ 110 (49.2 ~ 58.9%) 乱数2発 : 98.04%
はかいこうせん
H4オーガポン(かまど) 107 ~ 127 (68.6 ~ 81.5%) 確定2発
H252ガチグマ(アカツキ) 146 ~ 172 (66.4 ~ 78.2%) 確定2発
被ダメージ計算
C252ハバタクカミ『ムーンフォース』 72 ~ 85 (57.2 ~ 67.5%) 確定2発
A252+カイリュー鉢巻ノマテラ『しんそく』 105 ~ 124 (83.4 ~ 98.5%) 確定2発
A252カイリュー『アイアンヘッド』 86 ~ 102 (68.3 ~ 81.0%) 確定2発
A252オーガポン(かまど)『ツタこんぼう』 88 ~ 105 (69.9 ~ 83.4%) 確定2発
A252ウーラオス(れんげき)パンチグローブ『すいりゅうれんだ』 99 ~ 120 (78.6 ~ 95.3%) 確定2発
A252パオジアン『つららおとし』 84 ~ 99 (66.7 ~ 78.6%) 確定2発
C252ガチグマ(アカツキ)『ブラッドムーン』 105 ~ 124 (83.4 ~ 98.5%) 確定2発
C252ブリジュラス『アイアンヘッド』 116 ~ 138 (92.1 ~ 109.6%) 乱数1発 : 56.25%
C252サーフゴー『ゴールドラッシュ』 180 ~ 212 (142.9 ~ 168.3%) 確定1発
A252ランドロス(霊獣)『じしん』 84 ~ 100 (66.7 ~ 79.4%) 確定2発
A252+ハッサム『バレットパンチ』 104 ~ 126 (82.6 ~ 100.0%) 乱数1発 : 6.25%
C252イーユイ『オーバーヒート』 129 ~ 153 (102.4 ~ 121.5%) 確定1発
C252+アシレーヌ『ムーンフォース』 75 ~ 88 (59.6 ~ 69.9%) 確定2発
A252ディンルー『じしん』 70 ~ 84 (55.6 ~ 66.7%) 確定2発
C252テツノツツミ『ハイドロポンプ』 104 ~ 124 (82.6 ~ 98.5%) 確定2発
A252+イダイトウ♂ゴーストテラス『おはかまいり』(威力100) 104 ~ 124 (82.6 ~ 98.5%) 確定2発
C252タケルライコ『じんらい』 54 ~ 64 (42.9 ~ 50.8%) 乱数2発 : 3.51%
苦手なポケモン
〜鋼・毒・炎タイプのポケモン〜
『ドレインキッス』『ギガドレイン』で打点がないため、何をすることもできません。
『はかいこうせん』を採用してる場合は、抗うことはできますが、勝ち目は薄く、そもそも鋼タイプには抗うことができません。
また、鋼タイプや毒タイプによる効果抜群の技を受けてしまうと一撃で倒されてしまう可能性が高いです。
具体的な例として、サーフゴー,ハッサム,オーガポン(かまど),鋼カイリュー,毒ガチグマ(アカツキ),,,など
こうして並べると多いですが、鋼・毒・炎タイプ以外のポケモンになら十分にはたらいてくれます。
相性の良い味方・構築例
苦手な鋼・毒・炎タイプに一貫して強い地面タイプが相性抜群です。
例えば、ディンルー
ステロふきとばしによって、相手パーティーのポケモンたちをある程度削って、キュワワーの先制ドレインキッスで仕留めきることができます。
また、強力な地面技によって、キュワワー苦手な鋼・毒・炎タイプに強く出れます。
他には、ノマテラ型のカイリュー
キュワワーの火力不足で倒しきれなかった相手をしんそくで縛れていたり、マルスケの高耐久でキュワワーから安心して後投げ交換をすることができます。
最後に
育成論の閲覧ありがとうございました。
最後にカミングアウトをするのですが、自分は最近ポケモン対戦をはじめた初心者です!
なので、苦手なポケモンの例や相性の良い味方の例があまりピンと来ず、個人的な推測で書いてしまっているので、誤ってないかすごく不安です(笑)
他にもダメージ計算すべきポケモンなどにも困りました。。。
是非、コメントでアドバイスいただけると嬉しいです。