はじめに
6つ目の育成論投稿となります。至らぬ点も多々あると思いますが、改善点等ご指摘いただければ幸いです。
またわけのわからない育成論を思いついたので紹介させていただきます。今回はしんかのきせきに焦点を当てて考えてみました。しんかのきせきは進化前のポケモンの防御と特防を1.5倍にするという過去作ではポリゴン2が猛威を振るったアイテムです。
今作ではリングマラッキーキリキザンに持たせている育成論を見かけた覚えがありますが、今回私が本育成論で紹介するのはドンメルとなります。かわいいですよね他の誰にもマネできないドンメルだけの魅力を伝えられたらと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
- HABCDS、など非公式の略語、単語等を用います。
- 論中に登場するポケモンの個体値は特に指定がなければ理想個体とします。
- ダメージ計算にはポケソル様のダメージ計算ツールSV(https://sv.pokesol.com/calc)を使用させていただきました。
採用理由と役割
本育成論では物理受け型となっていますが、採用する技と努力値の振り方を変えることで特殊受けや両受けにも対応できると思います。
まずこのドンメルには現環境では進化後であるバクーダでさえ持たない専用特性があります。それはズバリたんじゅんです。特性たんじゅんは能力ランクの変化が2倍になるという効果を持っており、積技を豊富に覚えるドンメルとの相性は抜群です。(詳しくは技構成の欄で説明します。)
今流行りのてんねんポケモンには無力ですが、その他のポケモンには進化前とは思えない硬さを見せてくれます。
持ち物
しんかのきせき
最終進化前のポケモンに持たせると、『ぼうぎょ』『とくぼう』がそれぞれ1.5倍になる。進化しないポケモンには効果がない。
本育成論の軸となる持ち物です。
このアイテムがないと進化前であるドンメルでは環境ポケモンたちに到底太刀打ちできません。
特性
たんじゅん
能力ランクの変化が2倍になる。
現状ドンメルだけの専用特性です。コンセプトのため確定となります。
コメントの指摘より追記
たんじゅんは自身に対する能力変化しか2倍にしないようです。
性格・努力値と調整
ずぶとい(B↑A↓)H252 A0 B252 C0 D4 S0
今回は物理受けを意識しているのでHBブッパにしています。先述した通り技構成で特殊受けや両受けにもできるのでその場合は耐久調整が必要になります。
技構成
追記
特性たんじゅんの仕様を勘違いしていたため一部訂正いたします。
- 確定技
ボディプレス
今作からの追加技です。この技のために今回は物理特化にしています。
両受けなら採用しても良いと思いますが、特殊専門とするなら抜きましょう。
たくわえる
特性の効果によりBとDが2段階ずつ上がります。カチカチです。
てっぺきを覚えれば完ぺきだったのですが、この技のおかげでDに振っていなくても半端な特殊アタッカーを通しません。
- 選択技
優秀な技が多く目移りしてしまいます。贅沢な悩みですね
あくび
受けポケモン御用達の流し技です。今回の採用枠です。
ステルスロック
タスキ潰しやサイクル戦でのダメージ源等々とても優秀な設置技です。あくびとの相性も良いので今回の採用枠です。
のみこむ
数少ない回復技ですが、たくわえるによって上がった能力は全リセットされるので使いどころが難しいです。
ドわすれ
たった1回でDが4段階も上がります。特殊受けにするならこれです。
おにび
相手物理アタッカーの機能停止を狙えます。後続へのダメージも減らしたいときは積技よりこちら
マッドショットorじならし
タイプ一致で相手のSを2段階1段階下降させます。
たんじゅんの適用外ですが、後続が動きやすくなるので枠があれば採用したい技です。
どろかけ
タイプ一致で相手の命中率を2段階1段階下降させます。運ゲーを仕掛けたい方にはこれ
たんじゅんの適用外なので採用価値は低くなったと思います。
のろい
AとBを2段階上昇させます。ボディプレスではなく普通に物理技で殴っていくならこちらが良いと思います。ゴーストテラスタルにすることで巷で話題の鈍い呪い型にすることも可能です。
せいちょう
AとCを2段階上昇させます。防御方面が上がらないので採用価値はあまり高くないように思います。
あまえる相手のAを4段階下降させます。さすがに過剰では…?
ニトロチャージorくさわけ
攻撃しつつ自身のSを2段階上昇させます。早くなったところで何かできるわけでもないので意味はないかもしれません。バトンタッチがあれば…
ねむる
数少ない回復技です。カゴのみは持てないので素眠り、またはねごととの両採用になります
ねごと
ねむるを採用した際は持っておきたいですが、技スペースがかなり厳しくなります。
げんしのちから
10%の確率でABCDSが2段階上がります。まず発動しませんが気持ちよくなりたい人には採用価値があるかもしれません
みがわり
十分に積んだ後であれば1発では破壊出来ないみがわりを作り出すことも可能になる。また受け崩しの鉄板であるトリックの対策にもなるため採用の価値はあると思います。
テラスタル
くさ
4倍弱点である水や地面等を半減で受けられるようになります。また、副次効果としてきのこのほうしが効きません。
ゴースト
のろいを採用する場合はこちらもありです。
与ダメージ計算
- 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。
- 今回の型ではゴーストに打点がないのでゴーストタイプは割愛します。
- 現在多いポケモン等を教えていただければ追記します。
ボディプレス
キョジオーン(HB↑252)
- 32 ~ 38 (15.5 ~ 18.4%) 乱数6発 : 36.74%
- (B+2)62 ~ 74 (30.0 ~ 35.8%) 乱数3発 : 24.02%
- (B+4)136 ~ 162 (65.8 ~ 78.3%) 確定2発
セグレイブ(H252)
- 82 ~ 98 (37.0 ~ 44.2%) 確定3発
- (B+2)164 ~ 194 (73.9 ~ 87.4%) 確定2発
- (B+4)244 ~ 288 (110.0 ~ 129.8%) 確定1発
ウォッシュロトム(H252)
- 36 ~ 43 (23.0 ~ 27.4%) 乱数4発 : 54.34%
- (B+2)72 ~ 85 (45.9 ~ 54.2%) 乱数2発 : 49.21%
- (B+4)92 ~ 110 (44.5 ~ 53.2%) 乱数2発 : 24.21%
- 56 ~ 68 (33.5 ~ 40.8%) 確定3発
- (B+2)112 ~ 132 (67.1 ~ 79.1%) 確定2発
- (B+4)166 ~ 196 (99.5 ~ 117.4%) 乱数1発 : 93.75%
ドドゲザン(H252)
- 88 ~ 108 (42.6 ~ 52.2%) 乱数2発 : 9.37%
- (B+2)176 ~ 208 (85.1 ~ 100.5%) 乱数1発 : 6.25%
- (B+4)264 ~ 312 (127.6 ~ 150.8%) 確定1発
被ダメージ計算
- 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。
- 【 】内は自分がテラスタルした時のダメージとします。
- 今回の型ではゴーストに打点がないのでゴーストタイプは割愛します。
- 現在多いポケモン等を教えていただければ追記します。
ドオー
じしん
- 72 ~ 86 (43.2 ~ 51.5%) 乱数2発 : 6.25%
- (B+2)36 ~ 44 (21.5 ~ 26.4%) 乱数4発 : 4.48%
- 半減【18 ~ 21 (10.7 ~ 12.5%) 乱数8発 : 0.01%】
カバルドン
じしん
- 102 ~ 120 (61.1 ~ 71.9%) 確定2発
- (B+2)50 ~ 62 (30.0 ~ 37.2%) 乱数3発 : 63.59%
- 半減【25 ~ 30 (15.0 ~ 18.0%) 乱数6発 : 14.78%】
セグレイブ(A↑252)
じしん
- 108 ~ 128 (64.7 ~ 76.7%) 確定2発
- (B+2)56 ~ 66 (33.5 ~ 39.6%) 確定3発
- 半減【27 ~ 32 (16.2 ~ 19.2%) 乱数6発 : 99.08%】
ウォッシュロトム(C↑252)
ハイドロポンプ
- 436 ~ 516 (261.1 ~ 309.0%) 確定1発
- 半減【54 ~ 64 (32.4 ~ 38.4%) 乱数3発 : 97.07%】
- 半減(D+2)【27 ~ 33 (16.2 ~ 19.7%) 乱数6発 : 99.89%】
サザンドラ(C↑252)
りゅうせいぐん
- 144 ~ 171 (86.3 ~ 102.4%) 乱数1発 : 12.5%
- (D+2)73 ~ 87 (43.8 ~ 52.1%) 乱数2発 : 10.15%
苦手なポケモン
ゴースト全般、てんねんへの対抗策
コメント欄より抜粋
今回の型では攻撃技がボディプレスだけであるためゴーストタイプへの打点がありません。これらをこのドンメルで見るのであればD方面を諦めてたくわえる→のろいとし、AとBを上げてじならし等で押していくことになると思います。
てんねん持ちに対してはBまたはDダウンの技を持っていれば一番だったのですがドンメルはどちらも覚えないので裏のポケモンに任せるか、ゴーストテラスタルの呪いで削るくらいしかないかもしれません。
相性の良い味方・構築例
水地面をうけられるウォッシュロトムの相性が良いと思います。
コメント欄より抜粋
ドンメルを後投げで出すのであればオーロンゲドラパルト等の壁を貼りつつ自身も攻撃ができるポケモンが好ましいと思います。
ドンメル自身を起点役と考えるならブラッキーママンボウ等のねがいごとで回復のサポートができるポケモンが望ましいと思います。
いずれにせよ攻撃力にかけるので最後の1体は全抜きの狙えるアタッカーにすると良いと思われます。
さいごに
ここまで本育成論を見ていただきありがとうございます。
今回はおそらく誰も投稿したことのない型だと思うのでここから改良を加えていけたらと思います。かわいいドンメルを活躍させてあげたい方はぜひ育ててみてください。