はじめに
はじめて育成論を投稿します故、至らぬ点、不適切な点等は優しく御指摘いただけると幸いです。
このイッカネズミのおかげでマスターボールランクまで上がったといっても過言ではありません。この型を皆様にも使っていただきたくポケ徹アカウントを作成しました。
ぜひこの育成論を読んでイッカネズミを使っていただきたいです。
採用理由と役割
- 高いすばやさを活かし、上から相手の変化技をアンコールし、ステロなどをかたずけながらおかたづけからねずみざんによる全抜きを狙いつつ、不利対面ではアンコールで起点回避しながら裏のエースへとバトンタッチする積みアタッカーとバトンサポートのハイブリッド型の先発要員です。
- また、ねずみざんは素でとんでもない火力を誇るため、バトン後裏のポケモンたちによってノーマルの一貫が出来たら積まずとも相手のパーティの残党をおかたづけしてくれます。
持ち物
他の連続技を採用しないので、ねずみざんの威力を安定させるためこうかくレンズ一択です。
特性
ねずみざんの威力を上げるためテクニシャンで確定です。
性格・努力値と調整
ガブリアスガブリアスより速い抜きたい相手がいないため、ガブリアスガブリアス抜きまで素早さを削り、攻撃もねずみざんでH4カイリューカイリュー確定1発まで削ることで耐久を確保しています。パラドックスポケモンが解禁されると、テツノドクガを抜きたいので最速にしておいたほうがいいと思います。
HP:8n-1かつ6n-1
8n-1にすることでHPマックスなら攻撃1段上昇イッカネズミのねずみざんでASガブリアスガブリアスをさめはだで倒されるまえに倒せます。
6n-1にすることでゴツゴツメット持ちにねずみざんを7発(実質威力210)当てて退場することができます。
ようきテクニシャンキノガッサキノガッサのマッハパンチ確定耐え
おくびょうサーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュ確定耐え
特化ロトムヒートロトムウォッシュロトムのオーバーヒート、ハイドロポンプ確定耐え
ようきカイリューの鉢巻ノーマルテラスタルしんそく確定耐え
ようきボーマンダのげきりん確定耐え
調整案2
ようき H140 A116 B60 C0 D4 S188
実数値 H167 A110 B98 c× D96 S170
いじっぱりカイリューカイリューの鉢巻ノーマルテラスタルしんそく確定耐え
いじっぱりテクニシャンキノガッサキノガッサのマッハパンチ確定耐え
さらに攻撃を削ることでキノガッサキノガッサとカイリューカイリューがいじっぱりでも耐えられるようになります。
技構成
ねずみざん
テクニシャンタイプ一致10発命中で実質威力20*1.5*1.5*10=450。
相手に選出の時点から大きなプレッシャーをかけるトンデモ高火力技。
おかたづけ
ステルスロック、みがわりなどを排除しながら龍舞するというトンデモ技
すばやさを上げることで後述のアンコールも使いやすくなります。
アンコール
相手のステロ、みがわり、積み技を繰り返させ、その間におかたづけでそれらをかたづけながら積むことができます。
積んだ後はねずみざんでその相手すらかたづけてしまいましょう。
バトンタッチ
イッカネズミがかたづけられない相手と対面してしまった際、能力上昇を無駄にせずに、釣り交換される心配もなく対面不利から脱却できます。
※タマゴ技で、技マシンからは覚えられません。
- ねずみざんは、実質威力450のとんでもない高火力技で、10回攻撃であるため、一回当たりの威力は一致補正込みで45と低い威力です。このゲームでは端数切捨てでダメージ計算を行っているため、もともと攻撃種族値が低いイッカネズミでは、攻撃努力値による確定数の変化が少ないという特性があります。
- 相手がイッカネズミイッカネズミに有利なポケモンを選出しないわけがない(しなければ負ける)ため、イッカネズミが呼びやすいサーフゴーサーフゴーやミミッキュミミッキュに対して対策を講じる必要がありますが、攻撃に努力値を振り切ってもテラスタルを使わなければイッカネズミのかみつくやタネマシンガンではそれらを確定で倒せないため、ゴーストポケモンは割り切ってバトンタッチを使って裏のポケモンで対応することとしました。
- そこで攻撃技をねずみざんだけにすることで、あまり攻撃に努力値を割かずに、耐久に回すことができます。ようきテクニシャンキノガッサキノガッサのマッハパンチを確定で耐え、そこからねずみざんによりタスキを無視して倒すことができます。
ゴーストポケモンのほかにゴツゴツメット持ちの物理受けポケモンも呼びやすいですが、その場合はアンコールで縛ってからバトンタッチすることで裏のポケモンで対応しやすくなります。
テラスタル
そもそもこのポケモンにテラスタルを使うことを想定していませんが、削れてしまった時など不慮の事態でも、カイリュー、キノガッサに確実に勝つためにマッハパンチやしんそくを透かせるゴーストテラスタルが良いと思います。
立ち回り例
対キノガッサ
- ねずみざんを選択
- キノガッサのマッハパンチを耐え、ねずみざんで倒し、後続に負担をかける。
対ミミッキュ
- おかたづけを選択
- ミミッキュがじゃれつくを選択した場合、耐えてバトンタッチ
剣舞、みがわりを選択した場合、それをアンコールし、バトンタッチ
対カバルドン
- おかたづけを選択(カバのゴツメ警戒)
- カバルドンがステロを選択した場合、それをアンコールし、おかたづけする。
あくびだった場合バトンで交代し、能力上昇を引き継いだ後続のポケモンで処理
対ボーマンダ
- おかたづけを選択
- ボーマンダが龍舞を選択した場合、それをアンコールし、起点にする。
げきりんを選択した場合、ねずみざんで倒す。
アンコールをうまく使うことで不利対面や引き先がいない場合でも起点にされることを防げます。
本来なら起点にされるコノヨザルコノヨザルとの対面でもビルドアップをアンコールすることでこちらが有利になります。
与ダメージ計算
ねずみざん
半減でなければ、積んでいなくてもたいていのポケモンはねずみざんで倒せます。
※計算はタイプノーマル威力20の物理技で代用
補正無しH252B4カバルドンカバルドン
6.9~8.3% 確定15発
補正ありHBカバルドンカバルドン
5.5~6.9% 確定19発
H4カイリューカイリュー
10.7~13.1%
(マルチスケイル時)
5.3~6.5% 合わせて確定10発
H4ボーマンダボーマンダ
12.3~14.7 確定9発
H4ボーマンダボーマンダ威嚇込み
8.8~10.5% 確定12発
H252マリルリマリルリ
10.1~12.0% 確定10発
H4セグレイブセグレイブ
9.4~11.5% 確定11発
補正ありHBヘイラッシャヘイラッシャ
6.2~8.1% 確定17発(たべのこし込み18発)
H252バンギラスバンギラス
3.8~4.3% 確定27発
補正ありHBキョジオーンキョジオーン
3.8~4.3% 確定27発
補正ありHBアーマーガアアーマーガア
4.3~5.3%確定24発
A1↑イッカネズミの場合
B4ガブリアスガブリアス
13.6~16.9% 確定8発
被ダメージ計算
ようきキノガッサキノガッサA252 マッハパンチ
80.2~94.6%確定2発
いじっぱりキノガッサキノガッサA252 マッハパンチ
87.4~104.1%乱数1発(25%)
いじっぱりたまミミッキュミミッキュ
65.2~77.8%確定2発
おくびょうサーフゴーサーフゴーC252 ゴールドラッシュ
77.8~92.2%確定2発
ひかえめサーフゴーサーフゴーC252 ゴールドラッシュ
86.2~101.1%乱数1発(6.2%)
ようき鉢巻ノーマルテラスカイリューカイリューA252 しんそく
80.8~95.2%確定2発
いじっぱり鉢巻ノーマルテラスカイリューカイリューA252 しんそく88.0~104.1%乱数1発(25%)
ようきガブリアスガブリアスA252 げきりん
79.0~93.4%確定2発
いじっぱりガブリアスガブリアスA252 げきりん
86.2~102.3%乱数1発(12.5%)
苦手なポケモン
ゴーストポケモン全般(特にアンコールが通じないサーフゴーサーフゴー)
サーフゴー以外にはアンコールなどで起点を回避しながら後続にバトンしましょう。
相性の良い味方・構築例
ミミッキュ・サーフゴーは必ずと言っていいほど選出されるので、バトンタッチ先として両者に打点があり、ミミッキュで止まらないいかさまダイスセグレイブセグレイブ、鋼に打点があり、バトンすればスカーフサーフゴーの上を取り対面操作もできるヒートロトムヒートロトムと組ませ、ゴーストを倒したら、イッカネズミによるおかたづけの準備が整います。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます。発売当初に注目されてから、対策され、飽きられ、手放されてしまったこの子ですが、調整によりまだまだやれることを皆様に知ってほしいです。ぜひ対戦環境で活躍させてあげてください。
ダメージ計算を見てもわかる通り、攻撃努力値の調整がなんとも難しすぎるので、皆様の調整案もぜひ教えていただけたらと思います。