はじめに
こんにちは。2回目の投稿となります。
冠の雪原が解禁し、準伝説やUBが猛威を奮っている中、環境トップのポケモンをどう対策するか考えました。結果、ボーマンダボーマンダで対策すればいいのでは、と至った次第です。
注意事項
本育成論では略称を利用します。
HP→H
攻撃→A
防御→B
特攻→C
特防→D
素早→S
ダメージ計算は「ダメージ計算SS」を利用しています。
なぜ特殊型?
ボーマンダボーマンダは高いA種族値を活かした物理アタッカーとして採用されることが多いと思います。ですが、ランドロスランドロス(霊獣)などのいかく持ちや、テッカグヤテッカグヤで止まりがちです。
特殊型ならいかくの効果を受けないし、環境に多いと思われる物理型だと思わせて特殊技で意表を突いて無償突破することもできます。
そして8世代から新たに特殊飛行技(ぼうふう・エアスラッシュ)を習得したことで7世代の特殊ボーマンダメガボーマンダに比べてかなり強化されたと思います。
さらに飛行技をダイジェットとして使用できるため、3タテすることも可能です。
持ち物
ダイマックスアタッカーとして採用するため、ダイマックス中でも火力を上げることができる命の珠を採用しています。
いかくを入れれるため、大抵の物理ポケモンの攻撃はダイマックスして1発は耐えれるので弱点保険で採用するのもありかもしれません。
性格・努力値
- 性格 ひかえめ
- 努力値 C252 S252 D4
性格はおくびょうにすると火力が低くなってしまい、せっかく無償突破できる場面が突破できなくなってしまうのでひかえめC特化にしています。
SはSを落とす意味が無いので準速です。
D4はポリゴン2やZのダウンロード対策です。
今の環境はダウンロードよりトレースの方が多いと思いますがダウンロードの型が居ないという訳では無いと思うので一応振ってます。
技構成
技構成は、ひこう技+ドラゴン技+ハイドロポンプ+だいもんじで確定です。
ひこう技とドラゴン技は2つ候補を挙げたのでお好みでどうぞ。
【ひこう技】
- ぼうふう
新規習得技。ボーマンダボーマンダにとってはかなり大きな強化です。
命中率が低いですが、当たれば絶大なダメージを与えることができます。
(A特化珠そらをとぶ < C珠特化ぼうふう)
ダイストリームと相性が良いですがダイバーンとは相性が悪いです。
- エアスラッシュ
こちらも新規習得技の1つ。
火力は低めですが命中(ほぼ)安定、3割怯みもついています。ダイマックス時の火力はぼうふう殆ど変わらないので好みでどうぞ。
- 【ドラゴン技】
- りゅうせいぐん
(⌒,_ゝ⌒)「マンダの流星群は強い!」
言わずと知れた強技です。C2段階ダウンが惜しいですがダイマックスすることでそのデメリットも消え、ダイマックスが切れても火力がそこまで落ちないのが魅力的です。
- りゅうのはどう
りゅうせいぐんのCダウンが気になる方に。
ダイマックス時の威力はそこまで変わりませんがダイマックスが切れた後の威力はかなり低いです。
- ハイドロポンプ
この育成論においてハイドロポンプはコンセプト上とても重要な技です。
ランドロスランドロス(霊獣)対面で本来、物理型ならランドロスランドロス(霊獣)にいかくを入れられ、突破が困難になるはずですが、ハイドロポンプなら楽にランドロスランドロス(霊獣)を突破することができます。
- だいもんじ
上記の通りコンセプト上欠かせない技です。
物理型ならテッカグヤテッカグヤに有効打はほぼ無く(ほのおのキバを搭載してるボーマンダボーマンダはほとんどいないと思う)、交代しなければならない相手ですが、だいもんじを入れることでHDテッカグヤテッカグヤでも確定2発を取れます。
立ち回り
初手に選出するのがおすすめです。相手を見てダイマックスを切るか切らないかを決めましょう。
ランドロスランドロス(霊獣)・テッカグヤテッカグヤにはあまりダイマックスを切らない方がいいかも…。
(ダイストリームを打つとダイバーンの火力が落ち、ダイバーンを打つとダイストリームの火力が落ちる)
与ダメージ計算
★ダメージ計算は全て理想個体とします。
- 【ボーマンダハイドロポンプ】
※下・・・ダイストリーム
- H4ランドロスランドロス(霊獣)
116.3〜138.7% 確定1発
- H252ランドロスランドロス(霊獣)
97.9〜116.8% 乱数2発(87.5%)
124.4〜147.4% 確定1発
- H4チョッキランドロスランドロス(霊獣)
78.7〜92.7% 確定2発
99.3〜118.1% 乱数1発(93.7%)
- HD特化ランドロスランドロス(霊獣)
67.8〜81.1% 確定2発
86.2〜102.0% 乱数1発(12.5%)
- 【ボーマンダだいもんじ】
※下・・・ダイバーン
- H252テッカグヤテッカグヤ
78.9〜93.1% 確定2発
99.5〜117.1% 乱数1発(93.7%)
- HD特化テッカグヤ(テッカグヤ)
57.3〜67.6% 確定2発
71.5〜85.2% 確定2発
- 【ボーマンダりゅうせいぐん】
※下・・・ダイドラグーン
- H4マルチスケイルカイリューカイリュー
85.0〜100.5% 乱数1発(6.2%)
91.6〜108.3% 乱数1発(50.0%)
- H4エースバーンエースバーン(等倍)
114.7〜135.8% 確定1発
- 【ボーマンダぼうふう】
※下・・・ダイジェット
- H252D4輝石ポリゴン2ポリゴン2
43.2〜51.5% 乱数2発(7.8%)
55.7〜65.6% 確定2発
- H4ランドロスランドロス(霊獣)
87.2〜104.2% 乱数1発(25.0%)
110.9〜130.9% 確定1発
被ダメージ計算
★物理技はいかく込みでダメージ計算しています。
- 無補正A252ガブリアスガブリアスげきりん
96.4〜114.1% 乱数1発(81.2%)
- 無振ポリゴン2ポリゴン2れいとうビーム
101.1〜120.0% 確定1発
- 無補正C252カプ・テテフカプ・テテフムーンフォース
114.1〜135.2% 確定1発
- A特化ランドロスランドロス(霊獣)がんせきふうじ
40.0〜47.0% 確定3発
- A特化ランドロスランドロス(霊獣)げきりん
77.6〜91.7% 確定2発
- 無補正C252テッカグヤテッカグヤラスターカノン
42.3〜50.0% 乱数2発(0.3%)
- 無振りテッカグヤテッカグヤラスターカノン
34.1〜40.5% 確定3発
- 無振りテッカグヤテッカグヤベビーボンバー
32.3〜38.8% 乱数3発(98.0%)
このポケモンの対策
- ポリゴン2ポリゴン2
一致技を全て確定耐えすることができ、じこさいせいでダイマックスを枯らすこともできます。
最高火力のりゅうせいぐんは打つ度に火力が下がり、ぼうふうは外す確率もあるのでじこさいせいで安定して受けることができます。
- カプ・テテフカプ・テテフ(最速orスカーフ)
ドラゴン技に後出しすることができ、上からムーンフォースでボーマンダボーマンダを倒すことができます。仮に他の技を打たれた場合でも特殊耐久はそこそこあるので受けて反撃、といった動きができます。
さいごに
ボーマンダボーマンダというポケモンは7世代の頃はメガボーマンダメガボーマンダが主流で、型も様々(物理型・特殊型・毒羽型など)でしたが、今作のボーマンダはメガシンカが廃止され、7世代のような動きができなくなりました。
ただ今作から新たに特殊飛行技のぼうふう・エアスラッシュを習得し、特殊型のボーマンダボーマンダとしては大きな強化を受けたのでは、と思います。
是非皆さんも特殊型ボーマンダボーマンダをつかって見てください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!