このポケモンかわいいんで一緒に空旅行でも楽しみたいですが、1.2mって意外と小さいですね。
はじめに
こんにちは。ゆっきーと申します。この論で5回目の投稿となります。
- 諸注意
- この育成論ではH,A,B,C,D,Sなど、非公式の略称を使っています。
- 理想個体はA05Vとさせていただきます。
- ダメージ計算はダメージ計算SSの計算機を使用しています。
- ダメージ計算で「性格補正+252」を「特化」と表記しています。
- 後述するつもりですが、ドラパルトなどの劣化になることを念頭に置いといてください。
- 気になる点などあればコメント欄にて指摘をくださるとありがたいです。
このポケモンについて
種族値
150-80-44-90-54-80 (合計498)
タイプ
ゴースト 飛行
特性
ゆうばく かるわざ (夢)ねつぼうそう
Hに無振りでも実数値225という高いH種族値を持っていますが、BDの種族値が極端に低いため並程度の耐久になっています。
多くの場合バトンのしやすさや抜き性能の高さによりかるわざでの採用が多いですが、今回は火傷状態の時だけ特殊技が1.5倍になるねつぼうそうでの採用です。
- 差別化、採用理由について
まず差別化する相手というのがドラパルトやシャンデラ、ズガドーンなどのフワライドよりも高いすばやさ、火力を持ったゴーストタイプ(命の珠前提)です。
最初に言っておくと、汎用性ではこいつらより劣ります。なので採用理由は愛、そしてそれを前提とした差別化を書かせていただきます。
・火炎玉トリック
フワライドが覚える技、トリックで火炎玉を押し付けるというモノです。例えばナットレイなどに押し付ければ残飯の回収+相手は火傷の恩恵を受けず、自分は火力アップして火傷以外の状態異常にならない...といったことができます。
型概要
- 調整
余り耐久-C252-S調整
ひかえめorおくびょう
おくびょうの場合ダイマックス前提になりますが、ダイジェットで積めば最速ドラパを抜くことができます。
- 特性
ねつぼうそう
- 持ち物
かえんだま
- 仮想敵
・B振り...ナットレイメタグロス等
物理面を意識し、「耐えて返す」を目標としています。火炎玉トリックで相手の持ち物没収+火傷付与などの妨害などもできます。ダイマしてこなければ霊獣ランドにも勝てます。
・D振り...カプ・レヒレドヒドイデ等の耐久ポケモン
B振りをD振りに変えただけです。レヒレやドヒドなど、水タイプの中高耐久を持つポケモンが仮想敵です。
- すばやさ調整ライン
4振り...実数値101。アタッカーを意識。
52振り...実数値107。4振り85族(ゴリランダーカプ・レヒレなど)抜き。
〜耐久面が怪しくなってくるのでここからダイマ前提です〜
108振り...実数値114。準速カグヤ抜きの調整になりますが、確定1発を取れず、現環境で多く運用されているハーブメテオビームの返しでやられます。(ダイマックスすれば確定1発は取れる。)
252振り...実数値132。CSぶっぱになります。
- 強み
・高火力の奇襲
夢特性のねつぼうそうはフワライドがやけど状態の時限定で特殊技の威力が1.5倍に上がり、実質こだわりメガネを持たせていることになります。
・タイプ無効による受け出し
ゴースト飛行という複合タイプにより、地面、ノーマル、格闘の3タイプの攻撃が無効化できます。相手の動きを読むことが必要になってきますが...
・あくびなど状態異常技の対策
この論のコンセプトであるねつぼうそうですが、火傷状態でしか発動しないのであくびやどくどくなどの状態異常技の対策になります。
- 弱み
・火傷による耐久の低下
前述しましたが、BDの種族値が低いため並程度の耐久になり、せっかくのH種族値が無駄になってしまっています。この型では火傷状態での火力アップがコンセプトなので、紙耐久になってしまいます。
・受け出しの後『長所』と『短所』は表裏一体...ままならぬものよ...
前述した通り「タイプ無効による受け出し」という強みがあります。ですが受け出しした後、このポケモンで勝てるか怪しい相手もいます。それに加え読みも必要なので、少し複雑なポケモンです。
技構成
調整案により選択の部分は変わります。
例:
B振り シャドーボール/まもる/トリック/こごえる風
D振り シャドーボール/まもる/10万ボルト(雷)/トリック
ダイマ前提 シャドーボール/風起こし/10万ボルト/まもるor力を吸い取る
- 確定枠
シャドーボール
タイプ一致メインウエポン。命中安定かつ広い範囲に安定した火力を出せたり、20%と低い確率ではありますが相手のDを一段階下げることもできます。
まもる
かえんだまを発動させるため確定。1ターン目でやられては意味がありません。
- 選択枠
10万ボルト(かみなり)
サブウエポン。火力の高い雷でもいいのですが、かみなりでもラプラスやテッカグヤは落とせないので命中不安なかみなりよりは10万ボルトの方が安定してます。
また、中高耐久のポケモンには電気の通りがいいのもあります。
トリック
使えなくなったかえんだまを押し付けるための技です。輝石あっての高耐久を持つサニーゴ(ガラル)ポリゴン2などの妨害に。
こごえるかぜ
ほぼピンメタになりますが、ランドロス(霊獣)カイリューなどの氷4倍弱点勢に。
力を吸い取る
相手のAを1段階下げ、相手のA実数値ぶんだけ自分のHPを回復するという技。物理アタッカーに強く出れます。
ダイマックス運用でのダイウォール枠、火傷で多く体力が削られるので、その回復用です。
風起こし
ダイジェットでの運用前提。
威力は抜群風起こし=等倍シャドボと低めではありますが、ダイマックス前提の方でならSの調整ができたりと入れてみる価値はあると思います。
立ち回り例
大体は先発です。
初手は様子見を兼ねてまもるのが安定だと思います。ただ、相手が変化技を打ってきそうであれば殴るなど、少し立ち回りの難易度が高いです。
コメントもいただきましたが先発で出てくるドラパルトミミッキュとはすばやさが足りず、ダメージを与える前にやられる...ということもあるので受けやすいポケモンにすぐ引くなど、臨機応変な対応も必要になってきます。
とりあえずこのポケモンで全抜きはほぼ不可能なので相手にどれだけ負担を与えられるかが大事になってきます。
与ダメージ計算
全てねつぼうそう発動時の計算になります。
- シャドーボール
H252 D4メタグロス
102.6~121.9% 確定1発
H4ドラパルト
135.3~160.9% 確定1発
H252 D4クレセリア
61.6~74.0% 確定2発
H252 D4ユクシー
76.9~92.3% 確定2発
H252ヤドラン(ガラル)
116.0~137.6% 確定1発
H4ウォッシュロトム
66.6~78.5% 確定2発
H252ヤドキング(ガラル)
81.1~96.0% 確定2発
H4ラティオス
105.1~124.3% 確定1発
H252 D4ラグラージ
46.3~55.0% 確定3発 乱数2発(62.5%)
- 10万ボルト
H252カプ・レヒレ
59.8~71.1% 確定2発
H4ギャラドス
156.7~184.7% 確定1発
H252ラプラス
58.2~69.1% 確定2発
H4ウーラオス(れんげき)
112.5~132.9% 確定1発
H252テッカグヤ
64.7~76.4% 確定2発
H252 D4ドヒドイデ
62.4~73.8% 確定2発
H4ファイヤー(ガラル)
66.2~78.3% 確定2発
- こごえるかぜ
H4ランドロス(霊獣)
118.7~140.6% 確定1発
H4ボーマンダ
114.6~135.6% 確定1発
H252 D4カバルドン
48.3~57.6 確定3発 乱数2発(92.5%)
H4ガブリアス
100.0~119.5% 確定1発
被ダメージ計算
調整案1での計算です。
A特化ランドロス(霊獣)
ストーンエッジ
75.5~89.7% 確定2発
空を飛ぶ
51.1~60.4% 確定2発
C特化ラティオス
りゅうせいぐん
88.0~104.0% 乱数1発(25.0%)
れいとうビーム
81.7~96.8% 確定2発
C特化サンダー
10万ボルト
118.2~139.5% 確定1発
暴風
72.0~85.3% 確定2発
C特化ドラパルト
シャドーボール
90.6~106.6% 乱数1発(37.5%)
A特化ゴリランダー
はたき落とす
65.7~78.2% 確定2発
A特化ギャラドス
たきのぼり
41.3~78.2% 確定3発
ストーンエッジ
67.5~80.0%
A特化ミミッキュ
シャドークロー
58.6~69.3% 確定2発
相性の良い味方
弱点が5つと多いので、パーティと相談したほうがいいと思います。
タイプ補完です。フワライドが無効化できる3タイプが弱点のポケモンと組むのがいいと思います。
終わりに
ここまで閲覧ありがとうございます。耐久も控えめ、中速と火力以外は少し微妙なポケモンではありますが、愛で採用していただくとこのポケモンも喜ぶと思います。
指摘等あればコメント欄にお願いします。
報告
2021/01/17
簡単な記載ミスを修正しました。
コメントを受け、細かな立ち回りや差別化を記載しました。
2021/01/21
コメントにありますが、差別化が不十分と判断し、差別化のところは削除させていただきました。
2021/01/22
採用理由は愛と、明確に記載いたしました。文中にありますが、また差別化を見つけられれば追記させていただきます。
2021/01/24
調整や仮想敵など、論全体を見直しました。また、技構成の欄に力を吸い取るを追記しました。
2021/01/28
Twitterの方で指摘があり、調整案を書き加えました。また、技構成についての修正を行いました。