はじめに
リオルリオルが好きな皆さまこんにちは!
今回は有名&人気ポケモンルカリオルカリオの進化前、リオルについて書いていきます。
先に申しておきますが、正直言って安定して勝てる型とは言えません。
あくまでロマン砲、一発芸、奇襲の型として見てください!
ですが決まった時の爽快感は保証します!
(勝ったり負けたりを繰り返しながら一応マスターボール級まではいけました)
ぜひ最後までご覧ください!
役割
特定のサポートを受けてから、本来覚えられないからをやぶるを自分で使用し、ガンガン攻撃するアタッカーです。
詳しくは後述します↓↓↓
持ち物
- きあいのタスキ
確定です。進化前ゆえに耐久面の種族値が低いので持ち物で補います。
特性
- いたずらごころ
こちらも確定です。ルカリオとの最大の差別化点にもなります。
技構成
- 確定技
・まねっこ
味方相手関係なく、最後に放たれた技を自分で放つ技です。
リオルでからをやぶるをする為に必須の技です。
きしかいせいを先制技で放つ㊙技にもなります。
変化技のためいたずらごころにより先制で放つことが出来ます。
・きしかいせい
この型のリオルのメインウェポンです。
残りHP/最大HPが2/48未満のとき威力200となり、さらにタイプ一致で300まで上昇します。
- 選択技
・かみくだく
きしかいせいが効かないゴーストタイプへのサブウェポンです。
技の補完的にも入れておきたい技です。
・れいとうパンチ
ランドロス(霊獣)が気になる場合は採用の価値あり。
・いわなだれ
ホウオウが気になる場合に。
その他、じしんやシャドークローなども覚えるため、パーティ補完を考えながらカスタマイズしてあげてください。
性格・努力値と調整
- 性格
さみしがり(A↑,B↓)orやんちゃ(A↑,D↓)
いじっぱり(A↑,C↓)でも問題ありませんが、きあいのタスキを持たせる+元から耐久面は期待できないため、まねっこにより相手が最後に撃った特殊技をリオルで放つ場合も考えさみしがりかやんちゃを採用します。
ポリゴン2などのダウンロード対策もしたい方はさみしがりの方がより良いです。
- 個体値、努力値、実数値
まず個体値ですが、理想は6Vとなります。
ただ、実際特殊技を放つケースは中々ないので、厳選が面倒な場合はCが抜けていても構いません。
また、HBDも妥協してもあまり問題はありません。
努力値は6Vの場合、A252,S252,C4 で良いでしょう。
この場合、性格さみしがり 上記理想個体(オール31)と仮定して実数値は
H115 A134 B54 C56 D60 S112 となります。
進化前ということで実数値を見ると大したことないように見えますが、
後述の方法でからをやぶるを発動させた場合、A268 C112 S224となります。
この準速112を2倍したS224という数値が実に絶妙で、最速フェローチェ(S223)や最速バドレックス(こくば)(S222)をわずかに上回ることが出来ます。
これにより性格補正をSではなくAにかけることが出来ます。
相性の良い味方・構築例
- ツボツボツボツボ
※がんじょうとからをやぶるを両立出来るポケモンなら代用可能。イワパレスアバゴーラなど
※要だっしゅつパック
⇒何かしらの能力がダウンすると後続のポケモンと入れ替わる道具
リオルの相方として欠かせません。
仕事はシンプルに、「からをやぶるを放ってだっしゅつパックでリオルにつなぐ」です。
余裕があればステルスロックで相手のきあいのタスキをケアしましょう。
詳しい立ち回りは次項で紹介します。
ツボツボの特性について ※追記1
・上記にてがんじょうでの運用と記載しましたが、あまのじゃくについてコメントを頂いたので追記いたします。
・あまのじゃく⇒ランドロス(霊獣)など、特性いかくのポケモンに強く出れる
※だっしゅつパックはいかくで攻撃力を下げられても発動してしまうので、あまのじゃくにすることでその暴発を防ぐことが出来ます。
・がんじょう⇒ザシアン(王)のきょじゅうざんやカイオーガのしおふきを喰らってもからをやぶる+だっしゅつパックを決められる
※ツボツボは耐久型のポケモンですがこれらの攻撃をがんじょう無しで耐えるのは難しいです。
一長一短ですがどちらの特性も採用の余地があります。
立ち回り例
・相方ポケモンはツボツボと仮定。
1.ツボツボでからをやぶるをします。(先にステルスロックを撃てるとベスト)
2.だっしゅつパックで交代、リオルを場に出します。
ツボツボであれば、ほぼ確実に後攻でからをやぶる+だっしゅつパックを発動できます。
3.次ターン、リオルでまねっこします。
いたずらごころにより先制でからをやぶる(まねっこからやぶ)が発動します。
4.相手からの攻撃をきあいのタスキで耐えます。
耐久面が低いので、ほとんどの場合HP1までいきます。
5.AとSが2段階上がった状態で威力200(タイプ一致300)のきしかいせいを連打します。
与ダメージ計算
※A+2 きしかいせい威力200 を想定
- H4振りザシアン(王)ザシアン
きしかいせい 133.5~158% 確定1発
- H252振りザシアン(王)ザシアン
きしかいせい 112~132.6% 確定1発
- B4振りカイオーガカイオーガ
きしかいせい 154.8~183.4% 確定1発
- H252振りカイオーガカイオーガ
きしかいせい 132.3~156.5% 確定1発
- B4振りバドレックス(こくば)黒馬バドレックス
かみくだく 185.1~219.4% 確定1発
- H252振りネクロズマ(日食)日食ネクロズマ
きしかいせい 100.4%~119.1% 確定1発
- H4振りランドロス(霊獣)ランドロス (いかくにより、A+2-1想定)
れいとうパンチ 126~150.3% 確定1発
- HB特化ランドロス(霊獣)ランドロス (いかくにより、A+2-1想定)
れいとうパンチ 75.5~89.7% 確定2発
- B4振りサンダーサンダー
きしかいせい 86~101.8% 乱数1発(12.5%)
れいとうパンチ 87.2~103% 乱数1発(18.8%)
- HB特化サンダーサンダー
きしかいせい 51.2%~60.4% 確定2発
れいとうパンチ 51.7%~60.9% 確定2発
※サンダーに対してのきしかいせいとれいとうパンチは計算上同威力のはず(200×1.5×0.5=150 , 75×2=150)なんですが、普段から使ってるダメージ計算ツールでは何故か微妙に数値がズレて計算されてしまいました💦
ダメージ計算に詳しい方がいらっしゃいましたら理由を教えてくださるとうれしいです(^▽^;)
被ダメージ計算
きあいのタスキ発動までいくことがほとんどなので省略します。手抜きでごめんなさい(m´・ω・`)m ゴメン…
ルカリオとの差別化点
しんかのきせきを持たせるわけでもなく(そもそも持たせたところで強くない)、
種族値6項目全てで進化後のルカリオに劣るリオルですが、
特性いたずらごころにより差別化することが出来ます。
※夢特性リオルを進化させてもいたずらごころではなくせいぎのこころルカリオになってしまう。
・いたずらごころにより先制でからをやぶる(まねっこ)を放つ。
・まねっこで先制タイプ一致きしかいせいを撃てる。
この2点はルカリオでは不確定要素が強くなってしまう、リオルにしか出来ない戦い方です。
「からやぶバトン」「タスキからやぶ」との差別化点
今回の戦術について、ポットデスの戦法で有名なからをやぶる⇒バトンタッチの通称からやぶバトンや、ポットデスパルシェンに多いきあいのタスキとからをやぶるを1体で完結させるタスキからやぶの方法の方が強いのでは?
と思う方々もいらっしゃると思います。
事実、安定感という面では上記の戦略の方が上回っています。
しかし「からやぶバトン」もみがわりなどで工夫しないと上手く決まらないこともあり、また先行でバトンしてしまうことが多いためバトン先のポケモンに攻撃が飛んでくるリスクが生じます。
そして「タスキからやぶ」については、強い戦法であることは間違いありませんが、それ故認知度も高くランクマッチでは相手に読まれてしまうケースが多々あります。
これに対し、リオルは当然に使用率150位圏外であり、相手に違和感こそ与えますが戦法を読まれるリスクは少ないです。(これは投稿者の経験上からも言えます。)
懸念点
始めにも記述した通り、ハマると止められない強さは秘めていますが、
ロマン砲の域を出ず簡単に戦術を崩されてしまうケースもあります。
・リオル着地前にステルスロックなどを撃たれきあいのタスキが潰される。
・リオルに対して連続技を撃たれる。
・まねっこでからをやぶるをしようとするターンにダイウォールや先制技で妨害される。(リオルのからをやぶるが出来なくなる。)
・ツボツボ枠の持っているだっしゅつパックが暴発する。(相手のいかくなど)
・ダイマックスできしかいせいを無理やり耐えられる。
※この場合は相手に不本意なダイマックスを切らせるという見方も出来ます。
・ツボツボ枠+リオルで2枠使わないといけない
・いたずらごころによる先制となるので、悪タイプ相手にはまねっこきしかいせいが当たらない。
・その他 ゴツゴツメットに触れてしまうなど
見ての通り障壁は多くあり、安定して勝利したい方にはオススメ出来ません(^▽^;)
強み
禁止伝説の中でも特に使用率の高いザシアン(王)ザシアンとバドレックス(こくば)黒馬バドレックスには強く出れます。
特にザシアンはダイマックスしてこないためきしかいせい1発でKOすることが出来ます。
先にまねっこからやぶをしていれば、きしかいせいではなくまねっこきしかいせいをすることで相手のザシアンのでんこうせっかより先にリオルの攻撃を撃ち込めます。
黒馬バドレックスに対してはかみくだくを採用していれば4倍弱点でダイマックスされても大ダメージを与えることが可能です。
最後に
まずはここまでご覧いただきありがとうございます!
今回はおそらく全ポケモンでリオルリオルにしか出来ない戦法をご紹介しました。
禁止伝説や準伝説その他の強ポケたちに小さい背中で立ち向かうリオルはとても健気です!
何か変わったポケモンや戦術を使いたい気分の方はぜひこのからやぶ先制きしかいせいリオルをご検討してみてください!