はじめに
- あいさつ
ポケ徹を ご覧のみなさま おげんきですか……?
どうも、ザングースザングース推しのKENEMARUです。
XYのフリーバトルで、使いやすいと感じたザングースザングースの型を紹介します。
初投稿で拙いところがあると思いますが、よろしくお願いします。
- 注意事項
HABCDSなどの略称を使います。
トレーナー天国様の『ダメージ計算機XY for ポケモン X/Y/オメガルビー/アルファサファイア (XY & ORAS)』を使用しています。
役割
1.対面からの高速特殊アタッカーの処理
2.サポートを前提としたエース
- 1.対面からの高速アタッカーの処理
耐久に努力値を振って高速アタッカーの攻撃を耐え、後手の攻撃で処理します。
ザングースザングースのS種族値はあまり高くないのに、アタッカーとしてAS極振りで使う、という型が散見されます。
AS極振りだとミュウツーゲッコウガボルトロス(化身)自分より速い高速アタッカーと対面したとき、Sに振った努力値が無駄になりますし、為す術もなく倒されてしまいます。
Sにあまり努力値を割かず、耐久を上げてこのポケモンで対応できる範囲を広げよう、という発想です。
- 2.サポートを前提としたエース
ファイアローエルフーンフワライドサポート要員のおいかぜで、Sをサポートして全抜きします。
ザングースザングースは高いですが、Sが微妙で、全抜きエースとして使うにはガブリアスミュウツーゲッコウガストッパーが多すぎます。
しかし、おいかぜをすれば、無振りでもS実数値が220と十分な速さになります。
努力値を振っても抜けない場面は多いですが、サポートすれば、全抜きエースとして役割を遂行できます。
育成方針
- 性格
エースとしても使う都合上、火力が高いほうがいいのでいじっぱりがオススメです。
いじっぱり
A↑C↓
しんちょう
D↑C↓
- 努力値配分
A252 D252 H4
素の耐久が足りないので、中途半端に調整すると使いにくいです。
物理技は高威力命中安定の技に恵まれている上に、かくとうタイプの技も多く、耐えられない場面が頻繁にあります。
一方、特殊技は物理技と比べて高火力命中安定の技に恵まれず、かくとうタイプの技も少ないので、耐えられる場面が多いです。
この理由から、D振りをして、特殊アタッカーのみに役割を絞る結果となりました。
役割対象は狭まりましたが、相手が火力アイテムを持っていたとしても耐えられる耐久はあるので、役割を遂行できる可能性は高いです。
余りの4はできるだけ耐久がほしいのでHに振りました。
- 技構成
1.対面からの高速アタッカーの処理
2.サポートを前提としたエース
このどちらの役割を重視するかによって技構成は変わってきます。
対面からの高速アタッカーの処理を重視するなら、からげんき、まもる、つじぎり、インファイトorフェイント、になると思います。
ノーマル等倍に対してはからげんきで攻撃し、ノーマル無効のゴーストタイプに対してはつじぎりで弱点を突きます。
インファイトはノーマル半減のジバコイルいわ、はがねの特殊アタッカーが少なく、優先順位が低いのでフェイントと選択してください。
サポートを前提としたエースを重視するなら、からげんき、まもるorみがわり、インファイト、つじぎり
、になります。
等倍からげんき、抜群インファイト、つじぎりで相手のポケモンを上から叩きます。
みがわりは相手が変化技を使ってきたり、技を外したりするのを期待して、まもるの代わりに入れてもいいと思います。
ただ、つじぎりが無振りシャンデラに対して乱1になることもあり、ゴーストタイプへの役割がイマイチなので、私はゴーストタイプの処理はサザンドラキリキザンブラッキー他のポケモンに任せています。
からげんき わざマシン
威力実質140のノーマルタイプ。
圧倒的な等倍火力が魅力。
まもる わざマシン
どくどくだまの発動のため。
インファイト レベル
威力120のかくとうタイプ。
からげんきが効きづらい、いわ、はがねタイプ対策。
シャドークロー わざマシン
威力70のゴーストタイプ。
からげんきが効かないゴーストタイプ対策。
つじぎり タマゴ
威力70のあくタイプ。
からげんきが効かないゴーストタイプ対策。
シャドークローと比較してて無効タイプがない。
なげつける わざマシン
この型の場合、威力30のあくタイプでもうどく状態にする。
純粋な火力で突破しにくい物理受け対策。
フェイント タマゴ
威力30のノーマルタイプで優先度+2。
一度の攻撃で突破できないタスキ対策。
みがわり わざマシン
どくどくだま発動のため。
差別化
ザングースザングースは先制技を覚えるのに対し、リングマリングマは覚えません。
リングマリングマの耐久は少し高い程度ですし、状態異常のスリップダメージも相まって相手の攻撃を2耐えすることは難しいので、タスキを持った高速アタッカーに対してはザングースザングースの方が役割を遂行できる可能性は高いです。
先制技を切ると、リングマリングマとの差別化が難しくなります。
無理矢理利点をひねり出すのなら、リングマリングマよりザングースザングースのほうがマイナーなので、何をしてくるか相手が読めないことだと思います。
参考
AS極振りH4ようきリングマリングマのステータス実数値
166-182-95-x-95-117
AD極振りH4いじっぱりザングースザングースのステータス実数値
149-183-80-x-112-110
物理耐久はリングマリングマの方が高いですが、特殊耐久はザングースザングースの辛勝です。
Aはザングースのほうが1だけ高いですが、ほとんど火力に差は出ないです。
立ち回り
受け出しはできないので、初手対面か死に出しします。
1ターン目はとりあえずまもるをして、どくどくだまを発動します。
2ターン目は特殊相手なら攻撃を受けて、圧倒的な火力で返り討ちにします。
物理相手なら、控えのグライオンエアームドボーマンダ物理に強いポケモンやエルフーンファイアローフワライドおいかぜ要員に交換します。
その後はおいかぜでサポートして切り返したり、クッション要員として使いましょう。
- 理想の動き
ゲッコウガゲッコウガ対面
ザングースザングースのまもる!
↓
攻撃を防いでどくどくだま発動
↓
次ターン、ゲッコウガゲッコウガのハイドロポンプ!
↓
耐えてワンパンorタスキで耐えられるがフェイントでトドメ
↓
相手の控えのポケモンがでてくる
↓
エルフーンファイアローフワライドおいかぜ要員を受け出し
↓
おいかぜをして倒れる
↓
ザングースザングースを死に出し
↓
高速高火力のエースが誕生し、全抜き
このように2つの役割を遂行できるような立ち回りが理想です。
もちろん、途中でおいかぜ要員と一緒に選出しなくても、高速特殊アタッカーを一体処理し、次に相手が出したポケモンのタスキをフェイントでケアするくらいの働きはできます。
ダメージ計算
XYのフリーバトルでよく出会うと感じたポケモンについてまとめました。
被ダメージは、攻撃側は無補正C252を前提として計算しています。
与ダメージは、もうどく状態になっている前提で計算しています。
また、いじっぱりH4 A252 D252のザングースザングースをa、しんちょうH4 A252 D252のザングースザングースをbとします。
- 被ダメージ
メガミュウツーYメガミュウツーYのはどうだんをa→89.9〜106% 乱1(37.5%)
メガミュウツーYメガミュウツーYのはどうだんをb→81.8〜96.6% 確2
珠ゲッコウガゲッコウガのハイドロポンプをa→73.8〜89.2% 確2
珠ゲッコウガゲッコウガのハイドロポンプをb→67.7〜81.2% 確2
ボルトロス(化身)ボルトロス(化身)の10まんボルトをa→54.3〜64.4% 確2
ボルトロス(化身)ボルトロス(化身)の10まんボルトをb→48.9〜58.3% 乱2(96.9%)
ボルトロス(霊獣)ボルトロス(霊獣)のきあいだまをa→106〜126.1% 確1
ボルトロス(霊獣)ボルトロス(霊獣)のきあいだまをb→97.9%〜115.4% 乱1(81.3%)
珠サザンドラサザンドラのりゅうせいぐんをa→102〜120.1% 確1
珠サザンドラサザンドラのりゅうせいぐんをb→92.6〜110% 乱1(56.3%)
メガサーナイトメガサーナイトのきあいだまをa→118.1〜139.5% 確1
メガサーナイトメガサーナイトのきあいだまをb→107.3〜127.5% 確1
珠ウルガモスウルガモスのだいもんじをa→89.9〜107.3% 乱1(43.8%)
珠ウルガモスウルガモスのだいもんじをb→81.8〜97.9% 確2
サンダーサンダーの10まんボルトをa→54.3〜64.4%
サンダーサンダーの10まんボルトをb→48.9〜58.3% 乱2(96.6%)
メガゲンガーメガゲンガーのきあいだまをa→120.8〜142.2% 確1
メガゲンガーメガゲンガーのきあいだまをb→110〜130.2% 確1
ダークライダークライのきあいだまをa→102〜120.8% 確1
ダークライダークライのきあいだまをa→92.6〜110% 乱1(56.3%)
1ターン目のもうどくダメージは6.25%です。
やはり弱点を突かれたり、相手が高数値×高威力×火力アイテムだとキツいです。
逆を言えば、等倍で受けられたり、高数値、高威力、火力アイテ厶のうち、どれかが欠けていたら受けられる場面が多いです。
- 与ダメージ
無振りガブリアスガブリアスにaのからげんき→103.2〜121.8% 確1
無振りガブリアスガブリアスにbのからげんき→93.9〜111.4% 乱1(68.8%)
H極振りギルガルド(シールド)ギルガルド(シールド)にaのつじぎり→51.4〜61% 確2
H極振りギルガルド(シールド)ギルガルド(シールド)にbのつじぎり→46.7〜56.2% 乱2(76.2%)
H振りバンギラスバンギラスにaのインファイト→185.5〜218.3% 確1
H振りバンギラスバンギラスにbのインファイト→168.1〜199% 確1
無振りメガミュウツーYメガミュウツーYにaのからげんき→132.5〜156.3% 確1
無振りメガミュウツーYメガミュウツーYにbのからげんき→121.5〜143% 確1
補正有HB極振りクレセリアクレセリアにaのからげんき→50.6〜59.9% 確2
補正有HB極振りクレセリアクレセリアにbのからげんき→46.2〜54.6% 乱2(58.2%)
H振りマルスケカイリューカイリューにaのからげんき→47.4〜56.5% 乱2(87.1%)
H振りマルスケカイリューカイリューにbのからげんき→43.9〜52% 乱2(14.5%)
無振りゲッコウガゲッコウガにaのからげんき→169.3〜200% 確1
無振りゲッコウガゲッコウガにbのからげんき→155.1〜182.3% 確1
無振りボルトロス(化身)ボルトロス(霊獣)ボルトロスにaのからげんき→155.8〜183.7% 確1
無振りボルトロス(化身)ボルトロス(霊獣)ボルトロスにbのからげんき→142.8〜168.1% 確1
無振りサザンドラサザンドラにaのインファイト→135.3〜159.2% 確1
無振りサザンドラサザンドラにbのインファイト→123.3〜146.1% 確1
無振りメガサーナイトメガサーナイトにaのからげんき→178.3〜209.7% 確1
無振りメガサーナイトメガサーナイトにbのからげんき→162.2〜191.6% 確1
無振りウルガモスウルガモスにaのからげんき→159.3〜187.5% 確1
無振りウルガモスウルガモスにaのからげんき→145〜171.2% 確1
無振りサンダーサンダーにaのからげんき→125.4〜147.8% 確1
無振りサンダーサンダーにbのからげんき→113.3〜134.5% 確1
無振りメガゲンガーメガゲンガーにaのつじぎり→108.1〜127.4% 確1
無振りメガゲンガーメガゲンガーにbのつじぎり→99.2〜117% 乱1(87.5%)
無振りダークライダークライにaのインファイト→155.8〜183.4% 確1
無振りダークライダークライにbのインファイト→142〜168.2% 確1
おわりに
ご精読ありがとうございます。
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