あいさつ
初めましてのかたは初めまして。
どうもどうも~
毎度お馴染みの桟敷です。
今回はスカーフキノガッサの育成論を投稿したいと思います。
キノガッサについて
キノガッサについてはorcaさんが既にあげている育成論にわかりやすい説明があります(育成論ORAS・XY/397)
しかし丸投げするのも悪いのでこちらで簡単に説明をします
キノガッサとは第三世代にて登場した草格闘タイプのポケモンです
第四世代~第五世代中盤ではきのこのほうしの強力さと対策しづらさを生かしたポイヒ無限型が流行っていました
対策してなきゃ即詰むという分かりやすい強さで多くのトレーナーに使われていました
しかし、第五世代中盤にて夢特性テクニシャンが登場
タネマシンガンやマッパが凶悪な火力が出るようになりスカーフ、襷、ハチマキなどポイヒ無限型以外の型が生まれ、より強くなりました
今作でアロー、胞子の無効化により減ったもののテクニシャンによるアタッカーになり復活しました
ほとんどのキノガッサは襷を巻いています
襷型、スカーフ型
襷型の利点は先程のorcaさんの育成論に書いてあります
非常に分かりやすく書かれているので一部抜粋しますが、何か問題あったらおっしゃって下さい
1.タイマン性能
襷により行動回数を稼げ、連続技・先制技をタイプ一致でA130から扱えるため非常にタイマン性能が高いです。また、岩石封じにより自分より早い相手にも素早さを逆転して大きなダメージを狙えます。胞子により多少不利な相手を強引に突破できる芽があるのもポイント。
2.先制技
テクニシャン+タイプ一致により全ポケモンの中でもトップレベルの火力をもつ先制技を扱えます。特にある程度削れたメガガルーラを上から縛れるのはポイントです。
3.対無限
ポイヒグライオン、残飯ライコウ、残飯スイクンといった身代わりを駆使して相手を嵌めてくるタイプのポケモンに連続技により強くでれます。
以上が襷キノガッサの利点であります
さて、スカーフ型はどうなのでしょう
あなたは襷キノガッサを使ってて思ったことはありませんか?
格闘ポケモンなのにメガガルーラが倒せないと…
パーティーの格闘枠としてキノガッサを入れるのならばせめてメガガルーラを倒してほしい
しかし、実際は上からおやこあい恩返しで殴られて襷の意味なく倒されてしまいます
スカーフ型はメガガルーラを上からの馬鹿力で倒すことができます
また、本来キノガッサが倒せない連続技持ち(パルシェン、マンムー)などもスカーフ型では倒せるようになるのも大きな魅力です
また襷というアイテムは一見安定して行動回数を確保できる素晴らしいアイテムのように見えますがそうではありません
あられ、ステルスロック、すなで簡単に襷が潰れるという悪い点もあります
特に現環境にぶっ刺さっているステルスロックは搭載しているポケモンも多く襷キノガッサは辛いです
襷がつぶれてしまえば実質ノーアイテムで戦うことになりますので襷というアイテムがいかに安定しないかわかってくれましたでしょうか?
またこの型では不利対面においても相手を上からきのこのほうしで眠らせて引っ込めるということで若干のアドバンテージを得ることもできます(次のターン、キノガッサから別のポケモンに入れ換えたとき相手が動ける確率は結構低いです)
なにより、奇襲性能が高い点も評価できますね
ここまでスカーフ型のいいところしか述べてきませんでした
ここからはスカーフ型が襷型に劣ってる所しか書いていきます
襷によるタイマン性能の高さによってスカーフ型を含む他の型では勝てない多くのポケモンに勝てる
技が縛られない
この二点ではスカーフ型は襷型に大きくひけをとってます
技が縛られないというのはでかく、例えばこちらがタネマシンガンで一体倒しても次にハッサムを出されたらこちらは引かざるを得ません、そしてそのターンに剣舞されます(まあハッサムだったら襷にしろ引かざるおえないですけどね)
ファイアローに勝てないのも欠点じゃねという人もいるかもしれませんがそれは事項へ
採用理由
テクニシャンによる高火力による草弱点ポケモンに対する遂行力
130族相当のスピードから高火力な馬鹿力、エッジ
スカーフによる奇襲性能
などです
ファイアローについて
この前友人にスカーフ型を説明したところ、襷型ではファイアローに勝てるがスカーフ型では勝てないと言われました
襷型でファイアローに勝てる
そんなことはほとんどありません
確かに、襷キノガッサが普及してないXY環境の初期ではファイアローは何も考えずキノガッサにブレバをうっていました
しかし、今ではガッサの襷は誰が見ても気付きます
その結果、アローは素直にブレバをうたず、とんぼ返りするようになりました
そして、岩半減のポケモンに交代されて何も出来なくなります
しかし、スカーフ型なら相手がとんぼ返りをするよりもはやく相手をエッジで仕留められます
つまり、スカーフ型はファイアローを倒せます
以下のことがなければですが
1 アイテムがバレてしまっている→素直に引きましょう
2 ラス一対面
3 ダメージを食らっている→相手は襷が潰れたと思いブレバしてきます
上の条件を満たしてなくとも相手はブレバを撃ってくる可能性は十分あります
となると、アローに居座るのはギャンブル性が高いという意見も最もです
この型はアローを倒すだけが利点ではなく、むしろアローを倒せるのは利点のほんの一部です
アローから逃げる選択肢も十分ありです
また上の条件を満たしてしまったときブレバが飛んでくるのでアローを受けられるポケモンを入れるとよいです
また最近 鬼火羽休めブレバ挑発という型もありますが鬼火を打てば岩石封じなど簡単に受けきれるとの考えからか鬼火をうってくる場合が非常に多いです
性格 努力値
ファイアローを抜くためにもようきで確定
またSですがすぐ下に準速一舞メガギャラドスがいますし、またSを削って耐久に回しても耐えられるようになる攻撃も特にないので252振りましょう
ようきなので火力不足になりがちなのでA252しておきます
残りですがHに振ると定数ダメージが増えるのでBかDに振っておきます(BDの種族値の関係で特性ダウンロード対策のD振りはいらない)
技考察
確定
タネマシンガン
メインウエポンでテクニシャン補正により高威力
ストーンエッジor岩石封じ
ストーンエッジの命中の関係で岩石封じを推奨します
しかし、急所率や威力などストーンエッジも魅力はあります
技スペースが余れば両方搭載してもいいかなと思います
馬鹿力
今回の主役とも言える技
うち逃げのスカーフとあっています
はっけいという技について
はっけいは威力60(テクニ補正で90)、追加効果に麻痺になることもあるという優秀な技です
まさにテクニガッサ向けと言えるこの技ですが、メガガルーラを落とせなくなるので候補外です
性格が意地っ張りであるなら候補に入るでしょうね
候補技
きのこのほうし
苦手な相手と出会ったら眠らせてから引っ込めることができます
しかし、こちらが交代したターンに相手が目覚める可能性もありリスキー
マッハパンチ
終盤のお掃除に
火力は控えめですが削れたアロー、ガルには有用なことも多いです
また、この型では厳しいスカーフドリュ、スカーフサザンにも相手がある程度削れてれば倒せます
被ダメージ計算
ようきメガガルーラのねこだま+ふいうち
確定耐え
意地っ張りでは乱数です
しかし、メガガルーラの方が速いと思ってるのかねこだま~ふいうちと技を選択してくるのは少ないです
ようきガブリアスのげきりん
50%の乱数
珠ゲッコウガのハイドロポンプ
70%程体力が削れる
一舞特化カイリューの神速
最高で80%体力が削れる
キノガッサは紙耐久ですが半減なら一発は耐えます
与ダメージ計算
馬鹿力
H252メガガルーラ
87%の乱数一発
H4振りなら確定一発
HBバンギラス
確定一発
H252ナットレイ
43%の乱数
一応ガッサが意地っ張りでも乱数なのでここは諦めましょう
H4メガルカリオ
確定一発
岩技
H252ファイアロー
ともに確定一発
H4リザY
ともに確定一発
H4リザX
確定二発
よってこの型では倒せません
H252シャンデラ
ともに確定二発
H4カイリュー
マルスケなしで64~76%
エッジなら71~85%
一舞神速は耐えるので対面で舞ってくれたら勝てるかなというレベルです
H4オンバーン
確定一発
タネマシンガン
H252マリルリ
確定三発
H4マンムー
確定三発
H4ゲッコウガ
確定二発
H252カバルドン
確定四発
最後に
スカーフキノガッサはマンムー、ファイアロー、ゲッコウガ、メガガルーラ、先制技持ちメガルカリオなど本来は辛い相手を倒せたり、腐ることはないという利点はあります
しかし、リザX、シャンデラなど襷なら勝てるというポケモンも多く存在します
結局どっちにするかはパーティーと相談でしょう
なお乱数○○発が意外に多いのでステロサポートが役に立つと思います
以上スカーフキノガッサの考察を終わりにします
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