はじめに
- この育成論では、HABCDSの省略を使わせていただきます。
- 理想個体であることを前提としています。
- ダメージ計算はトレーナー天国さんの力をお借りしました。
- 初投稿につき、読みづらさもあるかも知れませんが、どんどんご指摘お願いします。
紹介
アローラライチュウ
タイプ でんき・エスパー
特性 サーフテール…場の状態がエレキフィールドのとき素早さが2倍になる。
種族値
60ー85ー50ー95ー85ー110 合計485
採用理由
相手の行動を縛って積みアタッカーを降臨させるための起点作りをできるポケモンを作ろうと思い、このポケモンに至ったから。
性格
おくびょうorようき
採用技に合わせて選択
特性
サーフテール一択(しかない)
努力値
A252 B4 S252 主にタスキ想定
実際、Sぶっぱしておけば、この型のコンセプトには合う。一応、すこしでもダメージをあげるためのAぶっぱ。
どうせタスキあるので、耐久に振る必要性は薄いかと。
H60 B252 S196主にだっしゅつボタン想定
耐久はいじっぱりA252ミミッキュのシャドークロー高乱数耐えぶっぱ(81.2%)。素早さは最速ガブリアス抜き調整。主にS調整がメイン。ミミッキュが火力アップアイテムを持つとアウト。ただ、きあいのタスキ持ちミミッキュが多めにいるのでこれがいいかと。
持ち物
きあいのタスキ
HP満タンのときに瀕死になる攻撃を受けてもHPが1残る。
確実にアンコールを発動させるためのアイテム。需要はかなり高め。
だっしゅつボタン
相手から技を受けるとひっこんで味方のポケモンと入れ替わる。
ライチュウを残しておきたいならこちらが有効。
技採用
確定技
アンコール
威力ー 命中率100
3ターンの間、相手は最後に使用した技しか出せなくなる。(タマゴ技)
積み起点のために非常に重要な技。
ほっぺすりすり
威力20 命中率100
100%の確率で相手をマヒ状態にする。(ピカチュウのみ覚えられる)
タスキ潰しと麻痺撒きを同時に行える非常に優秀な技。ただし、じめんタイプには効果がなく、でんきタイプには麻痺撒きは出来ない。
候補技
ねこだまし おすすめ度☆☆☆
威力40 命中率100
必ず先制でき(優先度+3)、100%の確率で相手をひるませる。
確実にタスキ潰しをしたいならこの技も採用。ゴーストタイプには効かない。じめんタイプに対するタスキ潰しに有効。
まもる おすすめ度☆☆☆
威力ー 命中率ー
必ず先制でき(優先度+4)、そのターンの間、相手の技を受けない。連続で使うと失敗しやすくなる。ただし、Z技は貫通し、1/4のダメージを受ける。
相手の技を見てからアンコールを打つことが出来る。
10まんボルト おすすめ度☆☆
威力90 命中率100
10%の確率で相手をマヒ状態にする。
攻撃技の1つとして採用する技。主にだっしゅつボタンのときに需要あり。エレキフィールドの状態で威力が上がるので特性と相性がいい。
サイコキネシス おすすめ度☆☆
威力90 命中率100
10%の確率で相手の特防を1段階下げる。
同じく攻撃の1つとして採用する技。ほっぺすりすりを無効にするじめんタイプにも通るのでなかなかいい。
差別化
同じような型を使えるポケモンとして、トゲデマルとエモンガが挙げられる。
トゲデマル…特性がんじょうにより、タスキを持たずして攻撃を耐えられる。その分もちものの自由がある。
しかし、トゲデマルのS種族値は96。これは、ミミッキュと同速であり、ガブリアスののSに勝てていない。これを大きいと感じ、不採用。
エモンガ…特性せいでんきの場合は、じめんタイプの物理アタッカーにマヒを入れられる可能性が出てくる。
S種族値103でガブリアスのS種族値を1上回っている。この子でも代用はできるであろう。
では、なぜライチュウを採用したのか。
Sの差を挙げることも出来るが、ほっぺすりすりによるマヒで素早さは下がるのでガブリアスさえ抜いていれば問題は無い。
1つはねこだましが使える点。ねこだましにより、ガブリアスにも安定したタスキ潰しが可能になる。
もう一つは、アローラライチュウはじめん、ゴースト技を誘いやすいということ。じめんはひこうタイプが無効、ゴーストはノーマルタイプが無効に出来るため、アンコールが決まれば相手は間違いなく引きます。そこで、無傷で積むことが出来る。とくにじめんはギャラドス・ボーマンダ・カイリューなど強ポケが積む起点を作ることが出来る。
この2点を重視し、エモンガではなくアローラライチュウを採用した。
しかし、めちゃくちゃ差がある訳では無いので、積むポケモンによって決めると良い。
例えばルカリオなど。
立ち回り
ねこだまし/まもる搭載含み(持たれないのであれば、その順序を省くのみ。)
- ねこだましを打つ(ゴースト相手ならほっぺすりすり)
- 続いてほっぺすりすりを打つ
- タスキで耐えるor変化技を打ってくる
- アンコールで縛る(このタイミングで倒されるのはOK)or変化技を打ってきた場合はアンコールで縛れば引くのでほっぺすりすりからもう1度繰り返す。
具体例
ガブリアス対面
- ねこだましを打つ。ここで自分のタスキも潰れるが問題ない。
- まもるを打つ。ここで、相手の行動は、つるぎのまいorじしんがほぼ全て。
- アンコールを打つ。じしんなら落ちて、積みポケモン降臨。つるぎのまいなら相手交代→ここでほっぺすりすり→まもるで技を見る→アンコールの順
※スカーフだった場合はアンコールを打つ前に落とされる。しかし、ライチュウより早い=スカーフなので、実質アンコールの要領で積みポケモンを出せばいい。
ミミッキュ対面
今いるアタッカーミミッキュは剣舞/シャドークロー/かげうち/じゃれつくで確定して大丈夫だろう。
ここは、択になるが、ミミッキュは剣舞かげうちでアローラライチュウを確1で持っていける。また、シャドークロー1発でも確1(両方耐久無振りの場合)。素早さで負けている以上どうせ皮が剥がれるなら剣舞すると読むかシャドークローを読むかで立ち回りは変わる。
対戦した統計から言うと、剣舞してくるのが7割くらい。相手は、後ろに引かれることも考慮しているのだろう。
安定行動は、タスキであれば
- まもるを打つ。シャドークローでも剣舞でも大丈夫。
- アンコールを打つ。
ミミッキュ対面だとだっしゅつボタンでは対応しにくい。
相性の良い味方
ギャラドス/カイリュー/ボーマンダ
地面技に縛ってから安心して積める。
ギャラドスの場合は悪技に縛ってもメガになることによって安心して積める。
ポリゴンZ
ゴースト技に縛った時に、Zテクスチャーから3タテも可能。
カプ・コケコ
偽装コケコライチュウ。選出の時点で、ライチュウをアタッカーに偽装できる。カプ・コケコ自身は、高い素早さから残りの掃除ができる。また、ライチュウがだっしゅつボタン持ちの場合は、サーフテールを生かせる。
イーブイ
Zバトンで3匹目につなげる。ゴースト技で縛れば、確実に発動可能。
おわりに
どうだったでしょうか?
完全サポート想定につき、ダメージ計算は載せませんでしたが、載せるべきでしょうか?そこについては意見をお願いします。