はじめに
皆様、初めまして!
歩いていたら偶然ニャースの色違いを捕まえた為、どうにか現環境で強く生かせないか考えたところ、『バドレックス(こくば)』の『アストラルビット』に合わせて後投げする型を思いつきました。
- 本論では、HP:H、攻撃:A、防御:B、特攻:C、特防:D、すばやさ:Sと表記します。
- 努力値は、攻守共に個体値がすべて31であることを前提に設定しています。
- ダメージ計算には全てKensuke Hoshikawa様のスマホアプリ「ダメージ計算 SV for ポケモン スカーレットバイオレット」を使用させていただいております。
- 初投稿につき、至らない点等多いかと存じます。本当に皆様申し訳ありません。どんな内容でもお気軽にコメントいただけたら嬉しいです。
コンセプトと役割
技を呼ぶような状況下で『ペルシアン』を投げることで、無償降臨しつつお仕事をしていくというコンセプトです。
テラス切っていない『バドレックス(こくば)』に対しては4倍弱点である技で、テラスを切っている『バドレックス(こくば)』は『がむしゃら』・『フェイント』で対処します。
持ち物
- 候補1
『きあいのタスキ』
コンセプトと最も相性が良いもちものがこれになります。
- 候補2
『あつぞこブーツ』
ステロで詰むのが嫌な方に。その場合、努力値はASぶっぱではなく後述する振り方になります。
特性
- 候補1
『テクニシャン』
少しでも『くさわけ』や『かみつく』などの低威力技の威力をあげるために基本こちらになります。
- 候補2
『じゅうなん』
麻痺でワンチャンを作られるのが絶対嫌な方に。
性格・努力値と調整
圧倒的に火力が足りない為、性格は『いじっぱり』で確定とします。
- 調整案1
努力値: H4 A252 S252
実数値: 141 134 80 - 85 167
『がむしゃら』を強く生かすために耐久を可能な限り削った型です。どんな相手に対しても基本的にこちらの方が出しやすいと思います。
- 調整案2
努力値: H116 A252 B4 D20 S116
実数値: 155 134 81 - 88 150
Sは+1で最速『バドレックス(こくば)』抜き。
耐久はそれぞれ最速CS『バドレックス(こくば)』の『サイコキネシス』確定耐え(81.2〜95.4%)及び『サイコショック』確定耐え(78.0〜92.9%)。
『あつぞこブーツ』を持たせるなら100%こちらの調整になります。
技構成
- 確定枠
- フェイント (レベル技)
- 優先度+2の優秀な先制技。これがないとお仕事の遂行能力が著しく低下します。確定です。
- くさわけ (わざマシン)
- 1回積むだけでスカーフではない『バドレックス(こくば)』の上を取れます。テラスを切らない襷『バドレックス(こくば)』に対しては、くさわけから入らないと勝てない為、確定とします。
- 準確定枠
- がむしゃら (わざマシン)
- 以外の相手には、襷で1発受けて、がむしゃら→フェイントで基本1体持っていくことが出来ます。アンコールで詰まない為に、がむしゃらの代わりとしてじたばた採用も選択肢にあがりますが、『ペルシアン』のA種族値は70と心もとない数値なので、がむしゃらを採用した方が仕事はしやすいと思います。
- 選択枠
- はたきおとす (わざマシン)
- CSぶっぱ『バドレックス(こくば)』へ確定1発(112.0〜132.5%) が取れること、また、万が一交代された際に裏のポケモンを止めやすい為、本論ではこちらを選択しました。
- かみつく (レベル技)
- CSぶっぱ『バドレックス(こくば)』に対して『テクニシャン』補正込みで確定1発(102.8〜123.4%)。怯ませてワンチャンが狙える為、威力は低いながら採用する候補としてはアリだと思います。
だってそのくらいしないと勝てないじゃん
- じごくづき (わざマシン)
- サイコノイズなどの音技使いがキツいなら。ただし、4倍弱点の『バドレックス(こくば)』でさえ倒せるか微妙なライン確定2発(91.4〜109.7%)、乱数1発(56.2%)です。
テラスタル
- もちものがきあいのタスキの場合
タスキで何が来ても基本1撃守られる分、元々低い火力を少しでも補うため、もしくはの採用が望ましいと思います。尚、本論ではじたばたではなくがむしゃらを採用したため、テラスもテラスを採用しました。ただ、上振れ狙いのもありだとは思います。
- もちものがあつぞこブーツの場合
立ち回り例
与ダメージ計算
フェイント | バドレックス(こくば)B4 等倍テラス | 19.4%〜24.0% 乱数5発(99.9%) |
コライドンH190 | 12.5%〜15.5% 乱数7発 | |
カイオーガB4 | 17.7%〜21.1% 乱数5発(11.2%) | |
オーガポン(かまど)H156 B140 | 16.0%〜19.4% 乱数6発 | |
カバルドン HB特化 | 8.8%〜11.1% 乱数10発 | |
ランドロス(霊獣)威嚇込 H252 | 11.2%〜13.7% 乱数8発 | |
フェイント (テラス込) | バドレックス(こくば)B4 等倍テラス | 26.2%〜32.0% 確定4発 |
コライドンH190 | 17.0%〜21.1% 乱数5発(1.8%) | |
カイオーガB4 | 24.0%〜28.5% 乱数4発(92.7%) | |
オーガポン(かまど)H156 B140 | 21.7%〜26.2% 乱数4発(2.9%) | |
カバルドン HB特化 | 12.0%〜14.8% 乱数7発 | |
ランドロス(霊獣)威嚇込 H252 | 15.3%〜18.3% 乱数6発 | |
くさわけ | バドレックス(こくば)B4 | 21.7%〜25.7% 乱数4発(1.0%) |
ランドロス(霊獣)威嚇込 H252 | 11.7%〜14.2% 乱数8発 | |
ママンボウB補正 H4 B252 | 22.4%〜26.5% 乱数4発(11.7%) | |
ウーラオス(いちげき) (水)H252 B252 | 25.1%〜29.9% 確定4発 | |
カイオーガB4 | 38.8%〜46.8% 確定3発 | |
ハバタクカミ H4 B124 | 32.0%〜38.1% 乱数3発(96.8%) | |
カバルドンHB特化 | 19.5%〜23.2% 乱数5発(99.2%) | |
はたきおとす (1回目) | ||
バドレックス(こくば)B4 | 112.0%〜132.5% 確定1発 | |
ハバタクカミH4 B124 | 50.7%〜60.0% 確定2発 | |
サーフゴーH4 B212 | 42.9%〜51.5% 乱数2発(5.0%) | |
はたきおとす (1回目 テラス込) | ||
ハバタクカミH4 B124 | 61.8%〜73.2% 確定2発 | |
サーフゴーH4 B212 | 63.8%〜77.3% 確定2発 | |
はたきおとす (2回目〜) | ||
ハバタクカミH4 B124 | 28.2〜33.5% 乱数3発(0.1%) | |
サーフゴーH4 B212 | 28.2〜34.3% 乱数3発(1.1%) | |
はたきおとす (2回目〜 テラス込) | ||
ハバタクカミH4 B124 | 41.9〜50.3% 乱数2発(0.3%) | |
サーフゴーH4 B212 | 41.7〜51.5% 乱数2発(2.7%) | |
じたばた(残HP1) | バドレックス(こくば)B4 等倍テラス | 86.2%〜101.7% 乱数1発(12.5%) |
カイオーガB4 | 77.7%〜92.5% 確定2発 | |
コライドンH190 | 56.2〜66.8% 確定2発 | |
カバルドンHB特化 | 38.1〜45.1% 確定3発 | |
オーガポン(かまど)H156 B140 | 70.8〜84.0% 確定2発 | |
ランドロス(霊獣)威嚇込 H252 | 47.4〜55.6% 乱数2発(75.7%) | |
じたばた (残りHP1 テラス込) | バドレックス(こくば)B4 等倍テラス | 114.2%〜134.8% 確定1発 |
カイオーガB4 | 104.0%〜123.4% 確定1発 | |
コライドンH190 | 75.3〜89.4% 確定2発 | |
カバルドンHB特化 | 51.1〜60.4% 確定2発 | |
オーガポン(かまど)H156 B140 | 94.8〜112.0% 乱数1発(68.7%) | |
ランドロス(霊獣)威嚇込 H252 | 63.2〜74.4% 確定2発 |
被ダメージ計算
- 調整案1
バドレックス(こくば) 臆病CS | サイコキネシス | 92.1%〜109.2% 乱数1発(56.2%) |
サイコショック | 85.8%〜102.1% 乱数1発(18.7%) | |
ドレインキッス バドレックス(こくば)のテラス込 | 51.7%〜61.7% 確定2発 | |
ギガドレイン | 51.7%〜60.9% 確定2発 | |
アストラルビット ペルシアンのテラス込 | 60.9%〜72.3% 確定2発 | |
ハバタクカミ C252 | ムーンフォース | 83.6%〜98.5% 確定2発 |
オーガポン(かまど) A特化 | ツタこんぼう | 112.7%〜132.6% 確定1発 |
- 調整案2
バドレックス(こくば) 臆病CS | サイコキネシス | 81.2%〜95.4% 確定2発 |
サイコショック | 78.0%〜92.9% 確定2発 | |
ドレインキッス バドレックス(こくば)のテラス込 | 45.1%〜54.1% 乱数2発(40.6%) | |
ギガドレイン | 45.1%〜53.5% 乱数2発(37.8%) | |
アストラルビット ペルシアンのテラス込 | 54.1%〜63.8% 確定2発 | |
ハバタクカミ C252 | ムーンフォース | 73.5%〜87.0% 確定2発 |
オーガポン(かまど) A特化 | ツタこんぼう | 102.5%〜120.6% 確定1発 |
苦手なポケモン
- 『バドレックス(こくば)』以外の
がむしゃらが効かないのがシンプルにきついです。その中でも特に、耐久振りの『ハバタクカミ』や『サーフゴー』、『ミミッキュ』等は倒すことが難しいです。
- 『ステルスロック』持ちの相手
元々耐久がペラペラな上に、今の伝説環境のせいでタスキ潰れると普通にワンパンされます。
- 状態異常技持ちの相手
『キノコのほうし』などの眠り技を覚えるポケモンには、がむしゃらを打つ余裕が無い場合が多いです。また、火傷・毒でHP1の状態から落ちてしまったり、タスキが削れてしまったりするのも気をつけたいところです。
相性の良い味方・構築例
- 『ステルスロック』持ちのポケモン
『バドレックス(こくば)』はタスキの採用率が高い印象があるので、特に『ブリジュラス』や『ユクシー』などの『アストラルビット』を呼びつつ、ステロも撒けるようなポケモンがいると頼もしいです。
『ミミッキュ』や『ハバタクカミ』、『イーユイ』などの非タスキ枠且つ相手のゴーストタイプに対して、対面で強いポケモンがいると『ペルシアン』を通しやすいのではないかと思います。
- 比較的状態異常に強いポケモン
『エーフィ』や『ブリムオン』などのマジックミラーもちのポケモンや、『キノガッサ』や『モロバレル』などの毒・眠り技に強いポケモンがいると安心できますね。
終わりに
ここまでダラダラと書きましたが、皆様ここまで本当に読んでいただいてありがとうございます。
本論を書いたはいいものの、現環境でマイナーポケモンは本当に逆風がすぎるかと思いますし、本論の『ペルシアン』もお相手に読み勝たないと通せないような割と限界理論です( ; ; )
未熟者ですので、もっとニャンコを強く使う方法等皆様とお話させていただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想お待ちしております。