初投稿です。
誤字脱字や知識不足、読みづらさが目立つこと等もあるかと思います。
その都度改善していきたいと思いますので、ご指摘いただけたら幸いです。
・個体値は原則として、理想個体を想定しています。
・本論では下記の通り、略称を使用します。
こうげき252振りこうげき↑の性格→A特化
HP及ぼうぎょ252振りぼうぎょ↑の性格→B特化、等
・ダメージ計算はポケマス様の物を運用しています。
初めに
改めまして、皆さん初めまして。たじまと申します。
新シーズンが始まりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
エースバーン、ゴリランダー、ドラパルト、ミミッキュ、ギャラドス等々、今まで環境トップに立っていたポケモン達が一気に消えて、代わりに台頭してくるポケモン達もそろそろ分かりつつある頃かと思います。
今回はその一角と言っても間違いないであろうパッチラゴン対策として物理受け特化のキレイハナをご紹介します。
今シーズンのマスボ級まで私の事を連れて行ってくれたので、一定の仕事はしてくれるかと思います。
採用理由と役割
・A特化はりきりパッチラゴンのダイジェット(つばめがえし)を確定で耐えられる
これ知っている人あまりいないのではないでしょうか?
一先ずダイジェット(つばめがえし)だけダメージ計算すると下記の通りになります。
なお、キレイハナの努力値はB特化を前提としています。
A特化はりきりパッチラゴン
ダイジェット(つばめがえし) (71.4 ~ 84.6%) 確定2発
流石にこれに加えていのちのたまを持っているとなると、(92.8 ~ 109.8%) 乱数1発(62.5%)となってしまいますが、いのちのたまは他のアタッカーに譲り、パッチラゴンはじゃくてんほけん又はこだわりスカーフを持っている型も多いかと思います。
他にいのちのたまを持っていることが予想できるポケモンがいる場合は、強気に選出しても良いでしょう。
なお、唯一確定1発を取られてしまう可能性があるのは球持ちA特化はりきりダイバーン(ほのおのきば)(100 ~ 118.6%)ですが、初手からこれを打つ可能性は低い為、さほど考慮しなくてもいいかと思います。どうしても気になる場合は事前に雨を降らすことで防ぐことが可能です。
・意表をつくことができる
パッチラゴン対策と言う意味ではバンバドロ、サニーゴ(ガラル)等、他にも適したポケモンは多くいるかと思います。
ですが、キレイハナがいるからパッチラゴン出すのはやめておこう…って考える方、いらっしゃいますか?ランクマに潜って約3ヶ月ほどですが私はそんな人をまず見かけたことがありません。
ほとんどの方はさほど驚異には考えない、なんなら打ち取れるポケモンの1人としてカウントするかと思います。つまり、誘い出しにも適したポケモンでもあります。
・可愛いから
性格・努力値と調整
性格はずぶとい(A↓B↑)で確定とします。
努力値は
H→252
B→252
C→余り(DでもSでもお好きな物で構いません)
とします。
CやSなどの微調整も考えましたが、
・Cについてはじゃくてんほけんを発動する以上いじる意味があまり感じられなかったこと
・Sも調整してまで抜きたいポケモンが明確にはいないこと
・被ダメージ乱数による変化
等からHB全振りが最も安定するのではないかと判断しました。
【調整案】
H→252(確定。これだけでC特化ドラパルトのダイバーンを確定で耐えます。)
B→164(A特化パッチラゴンダイバーン(ほのおのきば)確定耐え)
CorD→余り(お好みで。そのままBに振っても大丈夫です。)
S→12(ようりょくそ発動+ちょうのまい1積で最速ドラパルト抜き)
S調整についてはアグノム好き様よりご提案頂きました。
ドラパルトが環境に帰ってくることを考えるとこちらも面白いかと思います。
対ドラパルトでは、ちょうのまい→ちからをすいとる→ちからをすいとるが安定択かと思われます。
また、Bについてはパッチラゴン球持ちを度外視するのであれば、Bに164振れば確定でどの攻撃も耐えることができます。(球持ちの場合はダイジェットでも確定1発です。)
最もC、Dに振っても、与ダメ被ダメ共に大きく変わる場面がほぼなかったので、余り分もBに振るのが無難かと思います。
もし、どなたか有用なC、D調整案見つけた方、知っている方がいらっしゃれば教えていただけると助かります。
持ち物
・じゃくてんほけん
本論ではこれを確定とします。
2段階上昇でH4パッチラゴンをムーンフォースで確定1発取れます。
・アッキの実
じゃくてんほけんを他に使いたいポケモンがいるのならこちらもオススメです。役割とのシナジー効果もあるかと思います。
採用する際は、ちょうのまいが必須です。
・からぶりほけん
ねむりごなに重きを置くのなら面白いかもしれません。
ここではあくまで提案だけに留めておきます。
特性
強いて言うならようりょくその方が刺さる場面はあるかと思います。
ようりょくそにしましょう。
前述の通り、調整次第ではちょうのまい1積みで最速ドラパルトを抜くこともできますし、無ぶりでもそれに準ずる速さを手にします。
素早さでアドバンテージを取れる意味はやはり大きいです。
技構成
確定欄
・ちからをすいとる
確定技です。これがないとパッチラゴンを見ることはできません。
・ムーンフォース
パッチラゴンを打ち取るための技です。また、ギガドレイン等よりも技の通りはいいです。
以下、選択
・ちょうのまい
C,D,Sを各一段階上げる優秀な補助技です。特にD,Sが上がる恩恵は大きいです。
パッチラゴンはじゃくてんほけんを持っている場合が多いため、キレイハナにじゃくてんほけんを持たせない場合は必須です。
・ヘドロばくだん
対妖打点。パッチラゴン撃破後、技範囲を少しでも広めたい場合はオススメです。これまた環境に多いマリルリ、アシレーヌ等を見れる他、リザードン等、一部の苦手なポケモンに交換されてもそこそこのダメージを与えられます。
・ギガドレイン
対水打点。回復できるのも嬉しいところ。こちらでもマリルリ、アシレーヌを見ることができます。耐久に優れたキレイハナとの相性も良いので、パーティ次第ではヘドロばくだんを抜いてこちらを入れてもいいでしょう。
・ねむりごな
優秀な妨害技。命中不安ですが、ちょうのまいを積む隙も作れますし、後続の起点作りとしても役立つでしょう。
・どくどく
ハピナス等を出された際は落としやすくなりますが、優先度はそこまで高くないかと。
立ち回り例
※パッチラゴンがA特化はりきり弱保持ちであること前提で解説します。
パッチラゴンと対面したら、ちからをすいとるが安定択です。
多くの場合、まずは殴ってきてくれるはずです。
ダイマックス消費済みだとわかっているのであれば、裏のボケモン次第ではいきなりムーンフォースを打つのもありです。
パッチラゴンがダイマックスを切らない又は既に消費済の場合
はりきりの場合、ほとんどの場合必中技のつばめがえしを打ってくることが予想できます。
ちからをすいとるで1段階下げた状態で、(26.3 ~ 31.8%) 確定4発となります。
そのまま、ムーンフォースを打ってもいいですし、ちょうのまいを積みたければここで安定して積むことができます。
仮に裏にひかえめC252眼鏡リザードン等が居たとしても、1積みしていれば1発は耐えてくれるのでヘドロばくだんを投げつけるかねむりごなに賭けることもできます。
パッチラゴンがダイマックスを切った場合
まさにおいしい展開だと言えます。
とにかくちからをすいとるを行い続け、枯らせましょう。
1回ちからをすいとると確定2発から(47.2 ~ 56%) 乱数2発(76.5%)、2回行なったら66 ~ 78(36.2 ~ 42.8%) 確定3発に変わります。
2回吸った時点で交換読みでねむりごなやちょうのまい、ヘドロばくだんを打っても構いません。
ダイマックスを切っている場合はC無振りキレイハナの場合だと、Cを6段階あげないと確定1発は取れないので、下手に刺激してパッチラゴンのじゃくてんほけんを発動させることだけは避けましょう。
こうげきが1段階上昇しただけで、(105.4 ~ 125.2%) 確定1発となってしまいます。
相性の悪い相手
1.リザードンウルガモス等の火特殊アタッカーモスノウ等の氷特殊アタッカー+ヒヒダルマヒヒダルマ(ガラル)
タイプ一致弱点を突かれる特殊アタッカー型は基本的に厳しいです。仮に耐えたとしても居座ることはできません。
ヒヒダルマヒヒダルマ(ガラル)は物理型ですが、火力が規格外なのでキレイハナでは沈められてしまいます。
2.ドヒドイデナットレイアーマーガアエアームド等の所謂陰キャ受けポケモン+ギルガルド(シールド)
こちらからできることがほぼありません。
3.ゲンガーストリンダー(ハイ)等の毒特殊アタッカー
1と2の両方の特徴を持つ最悪の敵です。
相性の良い味方
上記のポケモンに対応できる味方が総じて相性いいと言えると思います。
以下、一例としていくつか書き出します。
ウーラオス(れんげき)ウーラオス(いちげき)
ダイマエースとして運用すれば1,2,3どれにも柔軟に対応することができます。
また、ヘドロばくだんをキレイハナが覚えていると、彼らの苦手な妖タイプのポケモンを見ることができます。
ヒートロトム(大魔王麻痺バグ怯み様より)
1,2,3全ての敵を見ることができますし、相性補完の面でも非常に優秀です。特に3のポケモンで有名なゲンガーに強く出れるのは偉いところです。
ヒートロトムを採用する場合はギガドレインの優先して入れてもいいでしょう。
ペリッパーニョロトノ等の雨パ
又キングドラ等のダイストリーム持ちエース
雨を降らすことで唯一の驚異であるダイバーンを防ぐことができます。
また1の相手にも強く出れる他、パッチラゴンを誘い出ししやすいです。
ドサイドン
主に1と3に対して強く出れます。
ドサイドンを入れると弱保の取り合いとなってしまいますが、そこはパーティ次第でお好みで。
仮に弱保をドサイドンに持たせなくても彼の相方的存在であるブリムオンが2に強いです。ただこの並びだと元来の目的の1つである誘い出しはしづらいかも…。
チラチーノ
個人的にはこの子オススメです。可愛いし。
素の素早さで言えば1のポケモン全てを上回っており、かつロックブラストで尽く屠ってくれます。
2に対しては同じく為す術がないので、使用する際はそこを埋めてあげれるといいでしょう。
また種族値で勝るとは言え、スカーフ持ちヒヒダルマ(ガラル)も警戒は必要です。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
パッチラゴンに特化して今回書かせていただきましたが、ウオノラゴン、ウーラオス(いちげき)等今後環境入りが予想される他のポケモン相手にも戦えるポテンシャルは大いにあるポケモンだと思っております。
キレイハナに興味を持って頂けたら幸いです。
長くなってしまい申し訳ありませんでした。ここまでご高覧頂けたこと感謝いたします。