初めまして、Aceと申します。
この度、初めての育成論を出させて頂きました。
今回は、テブリムテブリムと言うポケモンの育成論を述べていきます。かなり多く書いたので、目次を付けさせて頂きます。
分からないところや不備などがございましたら、遠慮無くご指摘の方を宜しくお願い致します。
//追記のお知らせ(2020/4/19更新)//
※太文字が新しく更新した内容です
- 4.ブリムオンとの差別化の耐久力に関する点で、オボンの実持ちブリムオンで輝石テブリムより長く生き残る点を追記致しました。
- 4.ブリムオンとの差別化の素早さに関する点で、確実に抜けるポケモンと調整次第で抜けるポケモンに分けました。
- 確定◯発乱数◯発の記載情報の修正を行いました。
- パッチラゴンパッチラゴンに関する情報をダメージ計算や苦手なポケモンの情報に記載致しました。
- ジュナイパーガオガエンアシレーヌシーズン3以降で新たに使えるようになったポケモンに関する詳細を記載致しました。
- 不利なポケモンを追加致しました。
- 10.立ち回りに関する詳細を追記致しました。
目次
1.はじめに
2.テブリムとは?
3.テブリムを採用する理由
4.ブリムオンとの差別化
5.持ち物について
6.特性について
7.努力値と性格について
8.個体値について
9.技構成
10.立ち回り
11.オススメのポケモン
12.苦手なポケモン
13.ダメージ計算
14.終わりに
はじめに
- 「種族値」、「個体値」、「努力値」等と言った非公式言語を使わせて頂きます。
- HはHP、Aは攻撃、Bは防御、Cは特攻、Dは特防、Sは素早さとして表記します。
- 個体値の指定が無い場合は全て31(V)とします。
- 確定数はHP満タンの状態で何回攻撃を受けたら倒れるかと言うことを示します。
- しんかのきせきを輝石と表記します。
- ダメージ計算はKensuke Hoshikawa様のダメージ計算SS for ポケモンソード&シールドを基に記載致します。
ダメージ計算SS for ポケモン Sword Shield
https://itunes.apple.com/jp/app/itunes-u/id1462021727
- ダメージ計算の際、特に指定が無ければHB252振りD4振りとして考えます。
テブリムテブリムとは?
テブリムテブリムとは、ブリムオンブリムオンの進化前のポケモンであり、素早さはテブリムテブリムの方が速いです。
以下の通り、2匹のステータスをまとめてみました。
ご覧の通り、テブリムテブリムは素早さ以外ブリムオンブリムオンの劣化となっています。しかし、しんかのきせきと言うアイテムを持たせれば、ブリムオンブリムオン以上の耐久力を手に入ることが出来ます。この耐久力を生かして、相手パーティの妨害や味方パーティのサポートを行うことがこのポケモンの戦闘スタイルとなっております。
テブリムテブリムを採用する理由
ずばり、可愛いからです!
テブリムテブリムを採用する理由は、ブリムオンブリムオン以上の耐久力を生かして、後続のサポートや相手パーティの妨害をする為です。耐久力に関しては下記で記載されていますので、そちらを参考に。
また、素早さも若干ではありますがそれなりに速い為、ほっぺすりすりによって麻痺を貰った相手がある程度遅いと、後攻バトンタッチだけでなく、先制バトンタッチも決めることが出来ます。相手のポケモンとテブリムテブリムの状況を見極めて、瞑想バトンタッチをすることが勝利のキーポイントとなっています。
ブリムオンブリムオンとの差別化
ブリムオンブリムオンとの差別化が出来る所は、やはり耐久力です。恐らく、これが一番のポイントだと思います。
上記でも記した通り、輝石を持ったテブリムテブリムはHPと防御、もしくはHPと特防に努力値を最大に振れば、同じく努力値を振ったブリムオンブリムオンを上回ることが出来ます。以下の通り、まとめてみました。
※この2体は性格図太いでHPと防御に努力値を最大に振り、かつ余りを特防に振った時の実数値とします。
ご覧の通り、表記上はブリムオンブリムオンの方が高いですが、テブリムテブリムに輝石を持たせた時の実数値を表すと…
なんと、防御だけでなく特防も上回ることが出来ます!
この点がテブリムテブリムの最大の強みとなっています。一見すると、そこまで大差が無い様に見えますが、この耐久差によって確定数が変わっていきます。
以下の通り、代表的なポケモン3匹の技のダメージ計算を挙げてみました。
どちらもHBを最大に努力値を振ったものとして、テブリムは輝石を持っているものとします。
ご覧の通り、本来ブリムオンブリムオンが耐えることの出来ない攻撃を、テブリムテブリムは耐えることが出来ます!攻撃を耐えることによって、確実に行動を保証することが出来るのがテブリムこの娘の強みとなっています。
※追記(2019/12/26)
コメントでも記載されていた通り、オボンの実を持ったブリムオンブリムオンなら最大HP半分程度のダメージを喰らうと、本来確定2発で耐えるところをオボンの実によってHP25%回復し、もう一度耐えることが可能になります。ですので、きのみの回復量を考えた上での耐久力を考えるとブリムオンブリムオンの方が確かに強いです。
しかし、上記でも記した通り、ブリムオンブリムオンで1発耐えることが難しいダメージを輝石テブリムテブリムは2発で抑えることが出来る可能性を秘めております。その点が輝石テブリムの強みとなっています。
次に差別化出来るポイントは攻撃の種族値です。
この点は正直そこまで重要ではないですが、イカサマの威力を下げることが出来ると言うメリットはあります。進化前のテブリムテブリムはフェアリータイプが付いていない為、悪タイプの攻撃を2倍で受けてしまいますが、それでも元々の攻撃種族値が40しかない為、受けるダメージは控えめです。以下の通り、ダメージ計算をまとめてみました。
こちらも、同じように2匹ともHB全振りでテブリムは輝石を持っているものかつ、攻撃の個体値は0かつ努力値は振っていないものとします。
なんと、弱点であるにも関わらず、ブリムオンより受けるダメージが少ないです。なぜ進化前にフェアリータイプが付かないんだ…
最後は素早さとの差別化です。テブリムテブリムは素早さ種族値が49とブリムオン一族の中で一番速い部類であります(それでも十分に遅いですが…)
ほっぺすりすりの命中で麻痺させ、素早さが1/2になることによって抜けるポケモンを下記にまとめてみました(テブリムのSの個体値を31、努力値は振っていないものとし、実数値69として考えます)
ただし、電気や地面タイプ、柔軟持ち等と言った麻痺にすることが出来ないポケモンは挙げていません。筆者がメジャーだと思うポケモンしか挙げていないのでその点ご了承願います(挙げるポケモン全て、特性やアイテム等の素早さアップはないものとして考えます)
以下の説明を読んで、ご参照の方を宜しくお願いします。
- 確実に抜けるポケモン、準速最速なら抜けるポケモン、努力値調整で抜けるポケモンと言ったリストにお分け致しました。
- 相手のポケモンの最速時の元の素早さ実数値と麻痺時の素早さ実数値を記載しました。
(例:120→60の場合、元の素早さ実数値は120だが、麻痺の時の素早さ実数値は60と言う意味を示す)
ただし、努力値調整次第で抜けるポケモンのところは割愛させて頂きます。
※以降追記(2020.4.19更新)
確実に抜けるポケモン
アーマーガアアーマーガア:130→65
バンギラスバンギラス:124→62
ニンフィアニンフィア :123→61
オーロンゲオーロンゲ:123→61
ブラッキーブラッキー:128→64
ギルガルド(シールド)ギルガルド:123→61
キリキザンキリキザン:134→67
ポットデスポットデス:134→67
カラマネロカラマネロ:137→68
ガオガエンガオガエン:123→61
アシレーヌアシレーヌ:123→61
準速最速なら抜けるポケモン
トゲキッストゲキッス:132→66
ジュラルドンジュラルドン:137→68
ゴリランダーゴリランダー:137→68
ミロカロスミロカロス:133→66
オニゴーリオニゴーリ:132→66
努力値の調整次第で抜けるポケモン
(※環境に以下のような調整された型はあまり見ないので、お読みにならなくても構いません)
ミミッキュミミッキュ:意地っ張りS164振り、陽気S68振りまで
サザンドラサザンドラ:控えめS148振り、臆病S52振りまで
ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ:意地っ張りS172、陽気S76振りまで
アイアントアイアント:意地っ張りS60振りまで
ウインディウインディ:意地っ張りS172振り、陽気S76振りまで
リザードンリザードン:控えめS132振り、臆病S36振りまで
ウオノラゴンウオノラゴン:陽気S236振りまで
ジュラルドンジュラルドン:臆病S156振りまで
ゴリランダーゴリランダー:陽気S156振りまで
オニゴーリオニゴーリ:陽気臆病S196振りまで
ミロカロスミロカロス:臆病S188振りまで
トゲキッストゲキッス:臆病S196振りまで
以上となります。まとめると、
最速S73族と準速S85族までは確実に抜くことが出来る
と言う要約となります。これらの相手を麻痺にするかどうかを選択して、瞑想してから先制バトンタッチ、相手の攻撃を受けてから後続を無傷に交代出来る後攻バトンタッチを決めるのがこのポケモンのキーポイントとなっています。
持ち物について
持ち物は「しんかのきせき」で確定です。
これがないと始まらないです。
特性について
特性は「マジックミラー」で確定です。挑発や吠えると言ったサポート系のポケモンの妨害を阻止することが出来る特性が無いと、安定して立ち回れることが出来ないです。型破り挑発が来たら諦めます。
努力値と性格について
基本的には図太いHBに全振りで余りはD振りで行きます。ただし、特殊方面を強くしたい場合は穏やかHD全振りにしても構いません。そのようにする場合は技構成の調整等が必要となっていきます。
個体値について
上記のブリムオンとの差別化のポイントでも同じように記載しましたが、イカサマの威力を下げる為にAの個体値は0にしましょう。物理技であるほっぺすりすりの威力が全く出なくなりますが、元々の威力が20と低すぎる為、その点は気にしなくても良いです。それ以外の個体値は31にするように。
技構成(確定技)
- ほっぺすりすり
威力20で命中100の電気タイプの物理技です。
強化版電磁波となっており、地味に相手の襷や頑丈を潰せる利点もあります。
ただし、トゲキッストゲキッスと言った、電気タイプが弱点である程度耐久力のあるポケモンにはむやみに打たない方が良いです。弱点保険が発動されてそのままダイジェットを打たれて終わる可能性があるので、慎重に行きましょう。
なお、ほっぺすりすりのダメージ計算は、威力があまりにも弱過ぎる為、割愛させて頂きます。
- めいそう
テブリムテブリムの特攻と特防を上げる技です。
この技が無いと、バトンタッチする意味を問われます。
- バトンタッチ
控えのポケモンに繋げる技です。
瞑想で上げた能力を控えのポケモンに引き継がせます。テブリムテブリムの素早さは元々速く無い為、後攻バトンタッチで後続のポケモンをノーダメージで引き継ぐことが決まりやすいのも良いところです。ただし、麻痺を撒いた場合は先制バトンタッチが決まりやすくなり、後続のポケモンがダメージを受けてやられると言うケースがあり得るので、その点も慎重に。
また、ゴーストタイプのポケモンから掛かった呪いはマジックミラーで跳ね返すことが出来ない上、バトンタッチでも引き継いでしまうと言う仕様がありますので、その点も考慮してバトンタッチをすることをオススメします。
技構成(選択技)
ここからは選択技です。テブリムテブリムは色々なバリエーションの技を覚えるので、どの技を覚えさせるかはパーティの状況次第でお願いします。
- ギガドレイン
威力75命中100の草タイプの特殊技。テブリムテブリムにとっては貴重な回復技でもある上、特性がそうしょく以外のポケモン全てに打点があるのはメリットでもあります。瞑想で上げた特攻を活かせるので、回復しながら相手ポケモンのHPを削るのも良いところです。優先度は選択技の中で一番高いです。
- いやしのねがい
後続のポケモンのHPと状態異常を回復させる変わりに自分がひんしになる変化技。
この技を採用する場合は、ポケモンの交代を兼ねたサイクル戦に使った方が一番の利点です。相手ポケモンの積みの起点にされないのも良い点です。HP満タンかつ状態異常無しのポケモンに交代しても、効果は発動せずに保持が可能ですので、特にやることがない場合は自主退場と言う意味で発動しても良いです。
- サイコキネシス
威力90命中100のエスパータイプの特殊技。タイプ一致で放てるので、サポートを兼ねつつアタッカーとして運用したい場合は採用しても構いません。ただし、テブリムテブリムの特攻はそこまで高くない為、大したダメージを与えることが出来ないので優先度は低いです。
- アシストパワー
能力ランクが上がる程、威力が上がる命中100のエスパータイプの特殊技。能力ランクが1段階上昇につき威力が20上がるので、1回瞑想を積めば威力40も上がります。瞑想で特殊方面が強くなれるテブリムテブリムとは相性が非常に良いです。ただし、積んでいる最中は相手ポケモンからダメージを受ける可能性が高い為、無理に積んでから攻撃をしようとすると何も出来ずにやられてしまう可能性があるります。ですので、採用する場合はリフレクターや光の壁のサポート等を加えてから瞑想を積んで攻撃した方が良いです。少なくとも、サイコキネシスよりは優先度が高いです。
- マジカルフレイム
威力75命中100の炎タイプの特殊技。苦手な鋼タイプを対策出来る上に、相手の特攻を必ず1段階下げることが出来ます。瞑想で上げた特攻と特防を活かせることが出来るのはこの技の良いところです。
- ドレインキッス
威力50命中100のフェアリータイプの特殊技。ギガドレインと違って与えたダメージ量の3/4を回復することができ、半減されるタイプが3つと少ないかつ全てのポケモンに打つことが出来るのが良いところです。ただし、元の威力が低い為、瞑想を積んでも致命傷を与え辛いところがデメリットです。
- あまえる
相手のポケモンの攻撃を2段階下げる変化技。物理アタッカーの妨害用に。
- ねむる
テブリムテブリムのHPを全回復する技。ただし、2ターンの間、眠りによって動けなくなるのはかなり痛いので、優先度は低めです。
- ひかりのかべ
5ターンの間、特殊攻撃を半減出来る壁を作り出す変化技。これを使って安全に瞑想を積むのも良いです。
立ち回り
基本的に先発に出し、相手が高速アタッカーの場合はほっぺすりすりで麻痺にさせ、耐久アタッカーの場合は瞑想を積みましょう。どうしたら良いか分からない場合は、取り敢えずほっぺすりすりをして麻痺にさせましょう。
ある程度瞑想を積んだら、やられる前にバトンタッチをして主に特殊アタッカーに繋げましょう。HPに受かる余裕があれば、ギガドレインで体力回復しつつ相手のポケモンにダメージを与えたり、マジカルフレイムや甘える等で相手のポケモンの妨害をするのも良いです。
※以降追記(2020/4/19更新)
上記の通り、基本的に先発に出すと記載しましたが、相手のパーティにテブリムの苦手なポケモン(詳しくは下記参照)が多い、もしくはサポートや耐久型のポケモンがいた場合は、敢えて先発には置かず、後続に回すのも吉です。先発で出てきたサポート系のポケモンが変化技を打ってくると読んでテブリムに交代すれば、強制的に妨害仕返すことが可能です。
例:
パッチラゴンvsカバルドン
この対面は、パッチラゴンパッチラゴンが明らかに不利な為、カバルドンカバルドンも地震以外の技を打てる余裕があるので、交代する局面
↓テブリムテブリムに交代!
テブリムvsカバルドン
「相手のカバルドンカバルドンのステルスロック!」
「テブリムテブリムはステルスロックを跳ね返した!」
このような起用法も可能ですので、敢えて先発に置かないのも作戦の一つのうちです。
オススメのポケモン
当たり前ですが、バトンタッチをする前提で紹介します。以下の通り、まとめてみました。
トゲキッストゲキッス:
テブリムテブリムの苦手な虫、悪タイプを半減することができ、元々高い特攻と特防が更に磨きをかけることが出来ます。麻痺や眠り等と言った状態異常が怖い場合はラムの実を持たせた方が良いでしょう。
サザンドラサザンドラ:
テブリムテブリムの苦手な悪、ゴーストタイプを半減にすることができ、高い特攻に更に磨きをかけることが出来ます。ただし、相手のポケモンがフェアリータイプの場合、特殊技ならともかく、物理技で4倍弱点を狙ってくる可能性があるので、油断は禁物です。
ジュラルドンジュラルドン:
ジュラルドンジュラルドンの特防は元々低いですが、瞑想によって上がった特防で補うことが出来ます。特攻も高い為、瞑想との相性が良いポケモンでもあります。
以上です。オススメのポケモンを3匹、上記通りに記載しましたが、結局はそのポケモン以外でも特殊アタッカーであれば、正直誰でも良いです。
苦手なポケモン
当然ですが、テブリムこの娘にも苦手なポケモンはいます。以下の通り、まとめてみました。
ドラパルトドラパルト:
素早さが速すぎる上、麻痺にさせても抜けることが出来ないです。それだけならまだ良いですが、ドラパルトこいつのゴーストダイブで確定2発を取られてしまい、行動出来る回数が限られてしまいます。しかも、命の珠ダイホロウを喰らってしまうと図太いHB振りでも1発でやられます。
もし対面した場合は、大人しく麻痺を撒いて退場するか、ドラパルトそいつに強いポケモンに交代しましょう。
ミミッキュミミッキュ:
ドラパルトこいつと同じゴーストタイプ持ちのポケモン。ただ、ドラパルトドラパルトと比較して、攻撃種族値が高くない為、陽気かつ命の珠持ち威力120のダイホロウは確定で耐えます。(意地っ張りで威力130ダイホロウは耐えることは出来ないですが…)
こちらも同じ様に麻痺を撒いて退場か、ミミッキュミミッキュに強いポケモンに交代した方が吉です。
バンギラスバンギラス:
タイマンで勝つことがまず難しいポケモン。噛み砕くは命の珠持ちでも1発だけ耐えることは出来ますが、威力130のダイアークは流石に耐えることは出来ないです。
ただし、麻痺さえ撒いておけば、拘りスカーフ等の素早さを上げる補助が無い限り、確実に抜くことが出来ます。2連続麻痺を願って瞑想バトンタッチを決めましょう。
トゲキッストゲキッス:
ご存知白い悪魔。勿論、同じポケモンにも言えることではありますが、トゲキッスこいつの天の恵みエアスラッシュの怯む確率が6割と破格なものであります。テブリムテブリムがダイマックスをすれば怯む心配は無いですが、残念ながらダイマックス向けのポケモンではない為、結局運ゲーとなってしまいます。ほっぺすりすりで麻痺を撒こうとすると、弱点保険を発動してしまう危険性がある上、臆病最速の場合だと抜かれてしまい、エアスラッシュ怯みを狙ってくる可能性があります。
怯みで動けないのは致命傷ですので、大人しく後攻バトンタッチを決めて後続のポケモンを無傷で交代する方が吉でしょう。
ウオノラゴンウオノラゴン:
エラがみのやべぇやつです。A252振りで頑丈顎かつ先制エラがみを喰らうと、確定2発と受かる余裕がない上、命の珠の場合は乱数1発、拘り鉢巻の場合は確定1発でやられてしまいます。
ウオノラゴンこいつと対面した場合は、麻痺を撒いてから退場した方が吉でしょう。
オーロンゲウォッシュロトムヒートロトムトリックorすりかえ持ちのポケモン達:
輝石持ちポケモンにとって一番の難敵でもあります。
テブリムテブリムの耐久力が下がる為、非常に厄介です。ただ、オーロンゲオーロンゲの場合はこうこうのシッポと言う素早さ関係なく必ず後攻になってしまうアイテムを持たせることが多いですが、テブリムテブリムは元々の素早さが高く無い為、そこまで気にしなくても良いでしょう。
問題はこだわりスカーフ等と言った拘り系のアイテムを押し付けられることです。このアイテムを持たせてしまうと、変化技で攻めるテブリムの役割が全く機能しなくなり、実質ひんし状態となります。
もし、拘り系のアイテムを手に入れてしまった場合は、大人しく癒しの願いをするか別のポケモンに交代をしましょう。
サニーゴ(ガラル)ドヒドイデトリトドンくろいきりorクリアスモッグ持ちのポケモン達:この技も何故マジックミラーで無効化されないのか…
難敵その2です。瞑想で上げた特攻と特防が元に戻ってしまうのは本当に痛いです。
もし、使ってきた場合は積んでいてもキリがないので、麻痺を撒いてから大人しく他のポケモンに交代しましょう。
ドリュウズルチャブル特性かたやぶり持ちのポケモン達:
難敵その3です。特に、ルチャブルこいつは変化技を出せなくするちょうはつ、ドリュウズこいつは襷を潰せるステルスロックを覚えており、テブリムテブリムの取り柄であるマジックミラーの効果を無視してきます。その点も注意して戦わないといけないので、予め攻撃技を備えるか等の対策が必要となっていきます。
ゴリランダーシザリガーはたきおとす持ちのポケモン達:
難敵その4です。悪タイプの技の為、効果抜群が取られる上に、テブリムこの娘の生命線であるしんかのきせきが使えなくなってしまいます。これにより、物理と特殊の耐久力が大幅に下がるので、十分に気を付けなければいけません。
パッチラゴンパッチラゴン:
電撃くちばしのやべぇやつです。実はウオノラゴンウオノラゴンよりかなり厄介な存在でもあります。コメントで教えて下さったので、苦手なポケモンとダメージ計算(被ダメージ)に記載致しました。
まず、こいつは電気タイプを持っている為、ほっぺすりすりによる麻痺が効きません。それだけでなく、こいつの特性張り切り発動の先制電撃くちばしの威力が破格であり、命の珠持ちだと乱数1発、拘り鉢巻だと陽気A252振りでも確定1発で落とされます。(意地っ張りかつ命の珠や拘り鉢巻持ちで攻撃を喰らった場合でも同じように確定1発で倒れます)
もし、対面した場合は大人しく癒しの願いをするか、最悪電撃くちばしを外すことを願って後攻バトンタッチをするしか無いです。運ゲー最高!
※以降追記(2020.4.19更新)
パルシェンカビゴントゲキッスドリュウズジャラランガ積み技持ちのポケモン:
能力を上げる技を使ってくるこいつらが動き出したら、要注意。テブリムテブリムは、元々パワーが無い為、積み技持ちのポケモンにとっては絶好の積みの起点と化されてしまいます。もし、最悪積まれてしまった場合は、麻痺を撒いて妨害するか、気合いの襷持ちのアタッカーに託しましょう。ただし、パルシェンパルシェンに関しては、殻を破られていても、テブリムのギガドレインで勝てるかつ、急所に当たらない限り絶対耐えることが出来るので、奇襲をかけることも可能です。
以上となります。まとめると、
テブリムの弱点である虫、悪、ゴーストタイプのポケモンかつ、高火力アタッカーのポケモンには弱い
トリックや黒い霧、型破り挑発と怯みによる行動不可能、はたき落とすには要注意
積み技を使ってくるポケモンには要注意
と言う要約となります。ブリムオンブリムオン以上の耐久力があるとは言え、過信し過ぎるのは禁物ですし、マジックミラーでは防げない変化技もありますので、その点を注意して戦わないといけません。
ダメージ計算(被ダメージ)
以下の通り、まとめてみました。
パルシェンA2段階上昇意地っ張りA252振りパルシェンのつららばり:
125~150(確定2発)
ドラパルト陽気A252振りドラパルトのダイホロウ(威力130):
134~158(確定2発)
ミミッキュ命の珠持ち陽気A252振りミミッキュのダイホロウ(威力120):
133~159(確定2発)
ミミッキュ命の珠持ち陽気A252振りミミッキュのダイホロウ(威力130):
143~172(31.2%で乱数1発)
バンギラス命の珠持ち意地っ張りA252振りバンギラスの噛み砕く:
127~151(確定2発)
バンギラス意地っ張りA252振りバンギラスのダイアーク(威力130):
156~186(75.0%で乱数1発)
ヒヒダルマ(ガラル)拘り鉢巻持ち意地っ張りA252振り五里霧中ヒヒダルマの氷柱落とし:
118~141(確定2発)
アイアント命の珠持ち陽気A252振り張り切りアイアントのシザークロス:
151~179(乱数1発)
ウオノラゴン命の珠持ち陽気A252振り頑丈顎ウオノラゴンの先制エラ噛み:
138~164(6.2%で乱数1発)
ギルガルド(ブレード)命の珠持ち勇敢A252振りギルガルドのシャドークロー:
112~135(確定2発)
ギルガルド(ブレード)冷静C252振りギルガルドのシャドーボール:
134~162(確定2発)
サザンドラ命の珠持ち臆病C252振りサザンドラの悪の波動:
151~179(56.2%で乱数1発)
トゲキッス控えめC252振りトゲキッスのエアスラッシュ:
58~69(確定3発)
ヒートロトム拘りメガネ持ち控えめC252ヒートロトムのオーバーヒート:
135~159(確定2発)
ドリュウズ陽気A252振りドリュウズのアイアンヘッド:
45~54(確定4発)
ドリュウズ命の珠持ち陽気A252振りドリュウズの地震:
72~86(13.6%で乱数2発)
パッチラゴン命の珠持ち陽気A252振り張り切りパッチラゴンの先制電撃くちばし:
148~176(43.7%で乱数1発)
※以降追記(2020/4/19更新)
ガオガエン意地っ張りA252振りガオガエンのダイアーク(威力130):
140~168(12.5%で乱数1発)
アシレーヌ拘り眼鏡持ち控えめC252振りアシレーヌのハイドロポンプ:
129~153(確定2発)
以上となります。特防がほぼ無振りでも1発耐えてくれるのは中々強いですね。可愛い。
ダメージ計算(与ダメージ)
以下の通り、まとめてみました。特攻の努力値は無振りで瞑想を積んでいない状態と2回積んだ状態と分けています。
ギガドレイン
パルシェン無振りパルシェン:
テブリム通常時→92~110(確定2発)
テブリムC2段階上昇時→184~218(確定1発)
パルシェンD1段階下降無振りパルシェン:
テブリム通常時→140~166(確定1発)
テブリムC2段階上昇時→278~328(確定1発)
ウォッシュロトムH252振りウォッシュロトム:
テブリム通常時→48~58(56.4%で乱数3発)
テブリムC2段階上昇時→96~114(確定2発)
トリトドンH252振りトリトドン:
テブリム通常時→120~144(確定2発)
テブリムC2段階上昇時→236~280(確定1発)
ヌオーH252振り天然ヌオー:
テブリム通常時→144~172(確定2発)
ミロカロスH252振りミロカロス:
テブリム通常時→44~52(0.6%で乱数4発)
テブリムC2段階上昇時→84~100(確定3発)
ドリュウズ無振りドリュウズ:
テブリム通常時→36~43(99.5%で乱数5発)
テブリムC2段階上昇時→71~84(確定3発)
バンギラス砂嵐状態時のH252振りのバンギラス:
テブリム通常時→34~42(超低乱数で5発)
テブリムC2段階上昇時→68~80(98.0%で乱数3発)
インテレオン無振りインテレオン:
テブリム通常時→72~86(98.4%で乱数2発)
テブリムC2段階上昇時→142~168(81.7%で乱数1発)
※以降追記(2020/4/19更新)
カバルドンHD252振りカバルドン:
テブリム通常時→44~54(超低乱数5発)
テブリムC2段階上昇時→90~106(確定3発)
アシレーヌH252振りのアシレーヌ:
テブリム通常時→44~54(95.6%で乱数4発)
テブリムC2段階上昇時→90~106(84.3%で乱数2発)
アシストパワー
※アシストパワーのみ、CD2段階上昇時のみのダメージ計算を評価致します
ドラパルト無振りドラパルト:
テブリム→127~150(確定2発)
ミミッキュ化けの皮が剥がれた無振りミミッキュ:
テブリム→112~130(6.2%で乱数1発)
トゲキッス無振りトゲキッス:
テブリム→90~106(確定2発)
ヌオーH252振り天然ヌオー:
テブリム→70~84(確定3発)
マジカルフレイム
ドリュウズ無振りドリュウズ:
テブリム通常時→72~86(確定3発)
テブリムC2段階上昇時→142~168(確定2発)
アイアント突撃チョッキ持ちHD252振り慎重アイアント:
テブリム通常時→76~92(52.7%で乱数2発)
テブリムC2段階上昇時→148~176(31.2%で乱数1発)
ゴリランダー突撃チョッキ持ちH252振りゴリランダー:
テブリム通常時→44~54(1.7%で乱数4発)
テブリムC2段階上昇時→90~106(3.1%で乱数2発)
アーマーガアH252振りアーマーガア:
テブリム通常時→58~70(0.6%で乱数3発)
テブリムC2段階上昇時→114~136(確定2発)
ヒヒダルマ(ガラル)無振りヒヒダルマ:
テブリム通常時→80~96(33.2%で乱数2発)
テブリムC2段階上昇時→160~190(37.5%で乱数1発)
ナットレイHD252振り慎重ナットレイ:
テブリム通常時→68~84(確定3発)
テブリムC2段階上昇時→136~160(確定2発)
ドレインキッス
サザンドラH252振りサザンドラ:
テブリム通常時→76~92(確定3発)
テブリムC2段階上昇時→148~176(確定2発)
以上です。ブリムオンブリムオンの進化前と言うだけあって、無振りでも特攻が上がれば良いダメージを与えることが出来ます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
私なりにテブリムテブリムの魅力をお伝えしたので、皆さんに分かってもらえたら幸いです。初めに記載しましたが、もし不備や分からないことがありましたら、是非コメントの方を宜しくお願いします!
ここまで、お読み頂き有難う御座いました!